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墓は誰かが必ず継がなくてはならない(墓守?)もの?

私の祖父が先日なくなり、今のお墓に納骨されました。 私の父は長男で、私もその長男に当たります。 田舎である為か常識の範疇なのか、 長男が継いでいくのが当たり前のような雰囲気です。 例えば私がその土地を離れ、そのお墓に入る気もなく、 海外で暮らしてそこで骨を埋める気でいるとすると それは非常識なことなのでしょうか。 私がいなくなれば、 兄弟や親戚が必然的に継ぐことになるのでしょうが、 兄弟・親戚も嫁いだり遠方でその土地にいない場合、 永代供養?をお寺にお願いするのが 良い方法なのでしょうか。 ご先祖様を大切にする心は大切だと思いますが、 お墓があるからその土地にいないといけない、 最終的には戻ってきて当然、 そのようなしがらみは納得しかねます。 私自身はその土地で育ったわけでもなく 盆・正月に両親に連れられて行っていた程度ですので、 あまり馴染みも愛着もないのが正直なところです。 一度お墓を移動か合祀しようとした際、お寺さんが 言うには、ご先祖様が嫌がっているとのことで、 断念したことがあるそうです。ですから、私なり 親戚がいる場所へ移すというのは難しそうです。 このようなことに疎いもので、 お叱りを受けるような内容かもしれませんが、 どのようなものか、お考えをお聞かせ下さい。

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  • sgm
  • ベストアンサー率60% (375/618)
回答No.3

曹洞宗の僧侶です。 お墓というものは、極端に長い目でみれば永遠不滅のものではありません。たとえば、誰でも曽々々々々々々々々祖父さんが居たことは確実ですが、そのお墓がどこにあるのか、現在でも存在しているのか、知っている人はほとんどいないでしょう。しかし、曽々々々々々々々々祖父さん位であれば、その戒名なり法名なりが過去帖などの記録に残っていて、「●●家先祖代々精霊」というような形で、みんないっしょのご位牌としてお祀りされているケースは、それほど珍しくはありません。 つまり、ご先祖様を大切にするということは、自分が今存在するのは過去のご先祖様がおいでになったおかげであることを忘れず、きちんと祭祀を続けて行く事にあります。必ずしも、いつかは消滅してしまうであろう構造物であるお墓を護ることだけが先祖祭祀の正しい形ではありません。 もちろん、お墓を粗末にして良いというわけではありません。しかし、現在のように社会移動が大きい世の中で、何が何でもお墓のある土地に住み続けなければならないということはありません。ご自分に精一杯可能な方法で、ご先祖さまのお祀りを続け、自分のルーツがどこにあるのかということを忘れなければ良いのではないでしょうか。 蛇足ながら、お墓を移すことを先祖様が嫌がるということはあまり考えられません。むしろ転居や結婚をきっかけとして、ご先祖さまとの縁が切れてしまうことの方が問題があると思います。止むを得ない社会移動による改葬や合祀は当然、行なってもさしつかえありません。

sakocchi
質問者

お礼

すみません、ご先祖様が嫌がったわけではなく 同じ敷地にある無縁仏の方々のお墓を 家の墓に合祀しようとした際に 無縁仏の方々が嫌だと言われたそうです。 そうですよね、お墓はただの構造物なんですよ。 もちろんご先祖様には住み慣れた土地というのは あるかもしれませんが、 お墓や土地だけにこだわるのは本末転倒だと言えます。 ご先祖様に理解ある方が多いと良いのですけどね。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.4

墓は相続者がいないといけないことになっています。 相続ができない場合は、納骨堂で永代供養をするケースが増えています。通常の墓であれば、管理が大変なので。 骨壺だけを納骨堂に入れることになると思います。

sakocchi
質問者

お礼

相続者ですか。つまり維持管理する人ですね。 納骨堂に・・・というのも寂しい気もします。 お墓も納骨堂もどちらが良いというものでは ないですね。 一般的には前者が良いとされるのでしょうけど。 ありがとうございました。

  • ollicomes
  • ベストアンサー率29% (241/822)
回答No.2

都内の浄土真宗の寺の者です。 お墓を移すことへの対応はその寺によって違うと思いますし、そのお墓に入る気がないと非常識がどうかも、その土地や風習によって周囲の捉え方は様々ですよね。やってできないことでは、もちろんありません。 ただ、いずれお墓を継ぐ人(維持費・管理費等を負担する人)がいなくなったお墓は、法律によって撤収され、納められているお骨は総墓に納められ、事実上の無縁仏になります。自分の家族やご先祖が無縁様になるのが忍びないということであれば、足繁くお参りするのが不可能だとしても、維持費・管理費の納入だけは続ける必要があります。 そのあたり、ご自分もご親族の方も特に異論がないのであれば、お寺とよく話し合って、移設するなり総墓に納めるなりということをなさったらよいと思いますよ。

sakocchi
質問者

お礼

その土地や風習によって違うものなのですか。 郷に入れば郷に従えという言葉がありますが、 お墓参りも行事としてよりは 先祖を思う気持ちが大切なことだと思います。 その気持ちの表現がお墓参りだと言われると 返す言葉がありませんが、 個人的に風習等の本質を理解出来ていれば その形に捕らわれる必要がないような 気がしてなりません。難しいです。。 ありがとうございました。

回答No.1

我が家の先祖(親)の墓も遠方にありそこには住んだ事もない所で簡単には墓参も出来ませんでした!~親父の実家で子供の頃は遊び行ってました~ 親戚に理由を説明し近くに移設しました!費用は新規に造る以上に大変でしたが墓参りが出来ないより先祖の供養になると思ってます。 ~先祖の供養は生きている以上大切な行事です。どうか兄弟で上手く解決される事検討ください~

sakocchi
質問者

お礼

そうですね、 墓参りが出来ないよりは遥かに立派なことですよね。 ありがとうございました。

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