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イラク戦争後、世界のアメリカ離れが進んでいる?

イラク戦争終結後、世界のアメリカ離れが進んでると言われたりしますが、これはどの程度ホントなんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.3

世界のアメリカ離れは、かなり進んでいるようです。 一方、アメリカに従属する動きも進んでいます。 イスラム諸国のアメリカ離れは、アメリカの行動からして当然の事です。 先日も、超親米国歌だったサウジアラビアと中国との接近が新聞に載っていました。 イラン、シリア、リビア、スーダン、パキスタン、etc。 旧東欧諸国でもアメリカ離れがすすんでいます。 こちらは、EUに接近したり、ロシアに接近したりしています。 中国、韓国においても、アメリカ離れがすすんでいます。 中国の経済力の強化がその根底にあります。 アメリカにとって最も深刻なのが、中南米諸国のアメリカ離れでしょう。 アメリカの経済植民地であった中南米諸国のアメリカ離れは、アメリカの面子においても、経済界においても、大きな打撃となっています。 特に、ブラジル、ベネズエラとの関係悪化は、致命的でしょう。 一方、アメリカに従属する動きも加速しています。 日本、オーストラリア、太平洋諸国、アフリカサハラ以南の国々、などなど。 ペルーでは、親米派と反米派の大統領選挙戦が白熱しています。

bougainvillea
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 中南米は反米政権が続々と誕生してますね。これはイラク戦争以外にもアルゼンチンのデフォルトも効いてると思います。 全体としてみるとアメリカ一極から多極化世界へ向かっていますね。そして日本はアメリカに付くことを選択したと(他の選択肢もあまりない)いう感じですね。

その他の回答 (5)

  • nagarjuna
  • ベストアンサー率36% (36/100)
回答No.6

#5です。 この質問はアメリカ離れという言葉の定義が先になくてはなりません。アメリカ離れというのは感情論ではなくて、政治的・経済的にアメリカから依存度を低下させ、自国の裁量を増やしていけるかという現実の問題です。反米感情とは別問題です。 例えば韓国は現在反米感情が高いですが、政治的にも経済的にも米国に依存していることは明らかです。韓国の一般庶民が米国よりも北朝鮮に一時的な親近感を持ったところで自由韓国を維持するためには、米国と離れる訳には参りません。その点については韓国の一般市民よりも韓国軍部の方が熟知しています。 そして中国ですが、ご存知の通り反日感情が最高潮に達していますが、その反面中国人民のアメリカに対する憧れは非常に強いものがあります。中国はその気になれば毛沢東主義に立ち返って自力でやって行くことが出来るのですが、人民は親米というよりも憧米という感じです。中国をアメリカのような国にしたくて改革開放政策をやっているようなものです。 そういう意味で政治的・経済的にアメリカに依存しないで自己裁量でやっていける国は地球上でもほんのわずかだというのが私の回答です。

bougainvillea
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 No3さんやNo4さんの回答にもありますが、政治経済的にアメリカ離れが進んでいることを問題としています。感情論は正直どうでもいいです。

  • nagarjuna
  • ベストアンサー率36% (36/100)
回答No.5

アメリカ離れということは、アメリカが嫌いだという感情論とは意味が違います。アメリカ離れというのは、アメリカなしに自力でやっていけるという意味でです。反米感情とは別問題です。 アメリカに依存している国ほど反米感情が多いものです。しかしそういう国に限ってアメリカから離れて自力でやっていくことはできないものです。 イラク戦争以来、アメリカは国連を弱体させました。これによって、アメリカ以外の各国は分断されている状況です。 そして中国、ロシア、インド、EUなどが唯一アメリカに対抗できる勢力だと思いますが、これとてアメリカと離れてやっていくことはできません。 中東でのいがみ合いも続いていますが、さらにアメリカはこの地域での影響力増大を図るでしょう。 日本、韓国、南米、豪州、アセアン、アフリカ諸国などは、説明さえ必要としません。 アメリカ離れなど地球上のほとんどの地域で存在せず、超大国の一極集中は、全世界的にさらに進んでいます。 敢えてアメリカ離れが進んでいる国を挙げるとすれば、北朝鮮とイランでしょう。両国はアメリカに悪の枢軸と名指しされ、あらゆる圧力を掛けられながらも何とか自力でやっています…。

bougainvillea
質問者

お礼

>アメリカ離れというのは、アメリカなしに自力でやっていけるという意味でです。 ちょっとおっしゃる意味がよくわかりません。 長文の回答わざわざありがとうございます。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.4

国と国の関係も人と人の関係に似たところがあって、共通の目標とか敵がないとまとまりにく側面はあります。 そういう意味で、アメリカと利害を共有していない国のアメリカ離れは進んでいると見てよいでしょう。 ヨーロッパではフランスは以前からアメリカ離れしていましたが、ドイツでは政権が交代して新米傾向が強まりそうです。低迷するドイツ経済を立て直すには、アメリカとの関係改善が最優先ですので。 イタリアは逆に、政権が交代したことでアメリカ離れしそうです。 ロシアは対テロ戦争という共通の利害をもっている間は、良好な関係でした。しかし対テロ戦争が一段落し、その後アメリカがイラク戦争を起こすと、イラクをめぐる利権で対立すると、関係は悪化していきます。 また民主主義の普及を半ば国是とするアメリカと、統治力強化のため大統領への権限を強化しているロシアでは、理念の問題からもすれ違いが生じているのが実情です。 中東はまあ、相変わらず難しいですね。 しかし、イラク戦争後に中東の民主化が進んでいますから、長期的にはアメリカとの関係は、あまり悪化しないのではないかと思われます。 イランは下手すると戦争、よくても大統領が変わるまでは対米関係の改善は望めないと思われます。 インドはつい先ほどのブッシュ大統領の訪問に見られるように、アメリカ寄りの姿勢が強くなっています。理由はやはり経済でしょう。また、南アジアの大国であるインドを味方にしたことは、何よりも中国に対する牽制になっていますし、また中東や東南アジアにおけるアメリカの影響力拡大にも役立ってるはずです。 東アジアは、日本は関係を深めています。もっとも現在の日米関係は小泉・ブッシュの個人的信頼関係に依存する面が強く、小泉首相退陣後、先行きの不透明さを拭いきれません。 事務局レベルでの交流を進める、もしくは次期首相が小泉首相に準ずるくらいのブッシュ大統領との信頼関係を持つ必要があります。次期首相の手腕に期待したいところです。 中国は表面上は良好な関係に見えても、将来のライバルとして警戒心をアメリカはもっていますから、今以上に緊密な関係になることは難しそうです。もっとも、次の大統領にヒラリー・クリントンがなって、日本を外して中国に擦り寄るという外交方針の大転換を行えば話は別ですが。 韓国は、日本との関係もそうですが、政権が変わらない限り関係改善は無理でしょう。韓国は中国に擦り寄る気配もないですし、いったいこれからどうしていくつもりなのか、他国のことながら心配してしまいます。 まとめますと、世界情勢の変化により、アメリカとの関係改善がよくなった国もあれば、悪くなった国もあります。 数でいえば、前者より後者の方が多いかと思われます。

bougainvillea
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 No3さんの回答と合わせて、だいぶ見取り図がわかりました。 >国と国の関係も人と人の関係に似たところがあって、 >共通の目標とか敵がないとまとまりにく側面はあります。 まさに同感です。国の場合は個人と違って関係悪化にゆっくりと慣性がついて2~3年くらいかかりますね。大型タンカーと小型ボートの舵取りの違いみたいなもんでしょうか。 イラク戦争時に「多極か一極か(マルチラテラリズムかユニラテラリズムか)」の議論が盛んでしたが、今になって結果が出てるように思います。

  • lvmhyamzn
  • ベストアンサー率8% (50/617)
回答No.2

こんな質問が未だに出る程度にアメリカ離れが進んでいます。質問の中に答えはありました。 顕微鏡で見ないとミジンコが確認できないように、アメリカ離れが進んでいるかどうかをネットで質問しないとわからないくらいアメリカ離れが進んでいるんですよ。

bougainvillea
質問者

お礼

わからないなら無理して回答する必要はないんですよ。 lvmhyamznさんの時間を大切にお使いください。

  • 60sFlower
  • ベストアンサー率18% (11/61)
回答No.1

イラク戦争になる直前に既に、他の大国が牽制してイラク侵攻に加担しなかったのに、イギリスとアメリカがイラク侵攻したことで、アメリカへの見詰め方が直前から変わってました。 イラクや湾岸の治安を牛耳れば産油国の安泰も油送の問題も我が物に出来るのはどこの国家も理解してましたが、長年独裁国家になっていたイラクを侵略後に立て直すことを懸念して、どこの国もアメリカの侵攻作戦に賛成しませんでした、イギリスだけです。また、IAEAのイラクが大量破壊兵器を製造してるという疑いも、証拠を出さないままアメリカがテロの枢軸だと思い込んでたので、証拠も無いのに侵略に賛同することは、よろしくないと他の国も思ってました。なのに、強硬にアメリカがNATO勢力の指揮官的立場で一番多い兵隊のドイツ兵士の兵力も派兵したし、フランスの傭兵も参加させ、それらの軍備の負担をそれぞれの国に負担させていたし、『大義名分』の大儀自体にどこの国も疑問視してました。 イラク侵攻後も結局はIAEAの監査も何も証拠も掴めないままでしたし、アメリカのシナリオを今となっては、アメリカ離れの行動で表明してる程度です。イギリスでも国内でテロもあり、アメリカの今回の作戦に加担、賛同する=自国内での被害も起こり得る可能性もある。ので、ブッシュ政権に対して冷ややかなわけです。

bougainvillea
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そういえばイラク開戦直前に国連決議でだいぶ揉めてましたね。そのつけが今になって回ってきたという感じもします。

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