不快な勧誘について。

質問

創価学会・公明党の人に親族は「神社にいくと地獄に落ちる」などと言われ、大変不快なんですが、なぜ地獄に落ちるのですか？どういう理由で？そしてそういう勧誘をするように言われるものなのですか？

回答No.10

denon122

私は、学会を擁護するわけでも非難するわけでもなく、公平な立場のつもりです。

創価学会(発足当時は創価教育学会)は、日蓮正宗の信仰をもつ牧口常三郎により1930年代に教育団体として創立されました。そのため日蓮正宗と創価学会は密接な関係が続きましたが、創価学会が急速に拡大するに伴い路線の対立が起こり、1991年に日蓮正宗が創価学会を破門するという形で両者は決別し、今に至ります。

仏法には、地獄界から仏界までの十界という概念があり、地獄界が一番下に位置づけられています。また、日蓮が著した開目抄に「善に付け悪に付け法華経を捨つるは地獄の業なるべし。」という一節があります。したがって、日蓮正宗の影響を大きく受けている創価学会の信者が「神社にいくと地獄に落ちる」と言うのも無理はありません。

状況にもよりますが、件の「創価学会・公明党の人」は好意のつもりで言っている可能性があります。学会は大きな組織なので、信者は学会内に閉じていても十分に人間関係が築けます。そのため一部の人においては、無自覚に一般の社会常識にはそぐわない行為・発言を行うことがあります。

学会員どうしはよく話し合いを行い、その中で仏教用語も日常的に使っていますので、「地獄」という言葉に対して一般社会よりも抵抗が少ないのかもしれません。