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裁判員制度の対象事件について
今年法学部に入学した者ですが、高校の卒業論文で裁判員制度について取り上げました。 そこで色々と疑問に思うことが出てきたのですが、 作成時間がなく、卒論では納得のいくような結論が出せませんでした。 今後、法学の勉強を進めると同時に、 裁判員制度についても研究していきたいと思っております。 そこで、私の疑問に皆さんのお考えをお聞かせ下さいませんか・・・? 裁判員制度における対象事件は、殺人事件などの重大な事件ですよね? なぜ、そんな重大な事件に民意を反映させようとするのでしょうか? 卒論を書くにあたって、地元の地方裁判所にお伺いしたところ、 『国民の関心のある事件であるから』といった回答を頂きました。 はたしてそうでしょうか? 関心のある事件でないと国民は裁判に協力しない、 ととも取れるような回答だと思うのですが; 私の考えとしましては、刑事事件より民事事件のほうが妥当なのではないでしょうか。 一般市民にとって、一番関心があるのは自分の身近な事件(=民事)ではないかと・・・。 それに、殺人事件となると、その現場の写真や被害者の写真も見せられますよね? 一般市民にとっては、かなりショックを受けるのではないのでしょうか・・・。 これはあくまで私の意見なのですが、皆さんはどのようなお考えでしょうか? また、法学については学び始めたばかりで、間違っている箇所もあるかと思います。 もしありましたら教えて下さると有難いです! どうぞご意見をお聞かせ下さい。
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質問者が選んだベストアンサー
法学部に入学されたなら、これから法律の勉強をされ、本当の意味での公平・公正を実現するために、先達たちがどのように苦労したのか、訴求されると良いと思います。 しかし現実はいまだに、公正な社会は実現せず、いろいろな意味での歪が出てきています。 刑事事件、特に国民の関心を呼ぶ重大な事件はその歪が端的に現れるという側面も持っています。 このような重大事件の場合、罪を犯した人間にすべての責任を負わせ、社会から抹殺することで生活に与えた衝撃を元に戻そうと考えるのが普通の考えです。 しかし、法学を学べば犯罪が起こるまでの過程には様々な問題があり、社会(つまり私たち一人一人が)が責任を負わなければ、よりより社会が実現できないことに気づかれるでしょう。 また刑法や刑訴法を研究すれば、人が人を裁くことの罪深さにも気づかれるはずです。 このような問題を、等しく社会で共有するにはどうしたらいいのか?という問いに対して最善の答えが裁判員制度だと思います。 より公正な社会を実現するために、社会の構成員から選ばれた人々が、法的な処罰に関与し社会全体でその責任を甘受する。 これが裁判員制度の趣旨だと思います。
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- otaniemi
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受刑者の恨みはそう簡単には消えません。 裁判官は恐怖と背中合わせです。 裁判員と言う形で、恨みを買う人を増やしたいのです。
お礼
その話は聞いたことがありますが・・・。ひどい話ですよね。国民に責任転嫁とか、考えられません。これからも調べていきたいと思います! お返事有難うございました!!
お礼
刑法については、まだ習わないので自分で調べていこうと思います。先生や先輩にも聞いて見ますね! お返事有難うございました!!