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おもしろい歴史の読み物を教えてください。
ヨーロッパ史が大好きです。 なるべく歴史に忠実に、裏話などを含めた本を探しています。歴史モノはたくさん出ていますが、どれを選んでいいのかがわからず、オススメの本を教えてもらいたいと思っています。 例えていうなら、シュテファン・ツワイクの「マリー・アントワネット」のような、中世から19世紀くらいまでの歴史上有名な人物の生涯を書いたものや、貴族や庶民の文化を書いたものなどで、いい本があればぜひ教えてください。
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小説をお探しなのかな? これは小説ではないのですが、 『十八世紀パリ生活誌(上・下)』岩波文庫 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003345517/qid=1143118170/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/503-5829876-6121565 メルシエという人が、当時のパリのくらしの様子を詳細に描いていて、非常に面白いです。当時を描いたさし絵もたくさん載ってます。 また、歴史ものというくくりかどうかちょっと判断しかねるのですが、先日読んだこの本も面白かったです。 『ペストの文化誌』蔵持不三也(朝日選書) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022596333/qid=1143118399/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/503-5829876-6121565 ペストの流行を通して、ヨーロッパの人々の死生観がどう変わったのか、衛生観念がどう発達していったのか、そんなことが詳細な調査に基づいて書かれている本です。 ご参考になれば。
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- ganchan10
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日本史になりますが、忍者使いや謀略の将といわれた『真田幸村』を読んで、興味を持ちその父、とおじいさんまで読みました。真田家なかなか奥が深いです。
お礼
ありがとうございます☆ 忍者もミステリアスで興味あります。 本当は日本史から読まないといけないんですよねえ(^^;
「セーヌのほとり」 倉田保雄 (広済堂文庫) 筆者は共同通信社のパリ支局長だったひと。いろいろ興味深い、裏話めいた話が軽妙に語られています。ひとつだけご紹介しましょう。 <フランス革命百年目を記念してのパリ万国博の目玉、エッフェル塔>のエピソード。 京都タワー建設のときも反対の声がつよかったものですが、ここでも同じ動きがあり、「パリに塔を立てるとはパリの名誉を汚すものだ」とモーパッサン、グノーなどが反対の陳情。その影響から一般市民も白い目をむけていたのが、塔がしだいしだいにでき上がるにつれ(数枚の写真で、その様子がしめされています)、驚異の目に変わったこと。パリ占領のヒットラーが塔にあがったときは、エレベーターが動かず、心臓が悪かったヒットラーは息も絶え絶えになったこと。二十年後には取り壊す約束だったのが、塔をアンテナに使って無線通信の実験に成功、戦雲ただようにつれ、塔に軍事的意味あいがうまれて存続が決定、マタ・ハリ逮捕のきっかけになった暗号電報をキャッチしたのも塔のアンテナだったこと。アメリカの自由の女神も、その鉄骨構造の設計をしたのはエッフェルだったこと。 「エリザベート ハプスブルク家最後の皇女」 塚本哲也 (文春文庫上、下) 長さが苦にならない。十年に一冊の本かな。「ヨーロッパ史の本が読みたいという気持ちがさらにかき立てれられる」本です。
お礼
ありがとうございます☆ 内容も一部書いていただいて、すごくイメージがわきやすいです。こういうのもっと知りたいですね♪ エリザベートは読みました。 一人の人の生涯を読むと歴史がより深くわかりますよね。
- nemosan
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>裏話 貴族や庶民の文化を書いたものなど 『みっともない人体(からだ)』 ファッションの本ですが、西洋女性のドレスの不健康さや、男性がズボンの股間を強調する飾りを競い合った話等、面白い話が満載です。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4306041093/ 『偽書作家列伝』『山師カリオストロの大冒険』他 西洋文化の暗黒面で活躍した人々を描いた歴史エッセイです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4059020559/ 『美味礼讃』 フランス革命期に活躍した文化人が残した美食エッセイ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003252411/ http://www1.accsnet.ne.jp/~terakoya/biographie/brillat-savarin.html
お礼
ありがとうございます☆ これ全部読みたいです。いいですね~。 さっそく探してみます♪
- ブレイブ(@bravest)
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河出文庫の「中世の森の中で」をお勧めします。 中世ヨーロッパを「生活」という観点でとらえた佳作です。 中世ヨーロッパに華やかな印象しか持ってない人は、ちょっとしたショックを受けますよ。
お礼
ありがとうございます☆ 中世はちょっと暗いイメージありますもんね。 ショックを受けてしまうほど、内容が濃いのでしょうか。興味あります。
- manatti0902
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「ロシア最後の大公女マーリヤ」 マーリヤ大公女著 「皇女アナスタシアの真実」 柘植久慶著 これらが求めていらっしゃる本に近い気がします。
お礼
ありがとうございます☆ 「ロシア最後の~」は、本人が書いているところに大いに興味をそそられますね。貴族側から見た革命、気になります。
- 0x131cc6e
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塩野 七生の著作はどれもこれも面白いですよ。
お礼
ありがとうございます☆ 「ローマ人の物語」の人ですね。 気になったんですけど、巻数が多くて。 アマゾンでも上位ですね。 読んでみようかな。
お礼
ありがとうございます☆ 「十八世紀パリ生活誌」はまさにという感じです! こういうのを探していたんです! ペストも怖いけれど、やっぱりヨーロッパ史にはかかせない出来事ですものね。