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この短歌わかりますか?
≪≫春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして 照りもせず曇りもはてぬ春の夜の朧月夜に≪≫ぞなき 大海の磯もとどろに寄する波≪≫さけてちるかも 春の夜の≪≫とだえして峰にわかるる横雲の空 桜さく遠山鳥の≪≫ながながし日もあかぬ色かな ≪≫のところにことばが入るのですが、 その言葉と作者を教えてください。
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桜さく遠山鳥のしだりをのながながし日もあかぬ色かな 後鳥羽院 大海の磯もとどろに寄する波、われて砕けて裂けて散るかも 源実朝 照りもせず曇りもはてぬ春の 夜の朧月夜にしくものぞなき 大江千里 春の夜の夢の浮橋とだえして峰にわかるる横雲の空 定家 月やあらぬ 春や昔の春ならぬ 我が身一つは元の身にして 在原業平 http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/tadamine.html http://www.isemonogatari.com/haru/ume.htm http://ha4.seikyou.ne.jp/home/misaya/wakasyuu/kokin/k0747.htm
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- sydneyh
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>確かに、源氏物語中では朧月夜の君は「似るものぞなき」と歌っていますが、これは物語中の替え歌で、本歌は「しくものぞなき」です。 HIROYOさん、そうだったんですか。まったく知りませんでした。 古文を習って数年経ち、もう既に記憶もあやふやだったので、正確なことが分かってとても良かったです。 どうもありがとうございます。 salasalaさん、そういうことなので私の不正確なアドバイスはお忘れ下さいm( _ _ )m
> 一部だけですが、上の≪≫は「似るもの」だと思います。 確かに、源氏物語中では朧月夜の君は「似るものぞなき」と歌っていますが、これは物語中の替え歌で、本歌は「しくものぞなき」です。 これは諸説ありますが、「しくものぞなき」は、「いかにも漢文訓読調であるので「似るものぞなき」と女らしく言い換えた」というのが定説だそうです。 言葉と作者となると、「しくもの」で大江千里が正解でしょう。
- sydneyh
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>照りもせず曇りもはてぬ春の夜の朧月夜に≪≫ぞなき 一部だけですが、上の≪≫は「似るもの」だと思います。 源氏物語の主人公「源氏の君」の愛人「朧月夜の君」が、たしかこの短歌(和歌?)を口ずさみながら、登場したシーンがあったと思います。 古文では、この歌が「朧月夜の君」という愛称になったと教えられました。
- mimidayo
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「月やあらぬ」春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして 在原業平 照りもせず曇りもはてぬ春の夜の朧月夜に≪しくもの≫ぞなき 大江千里 大海の磯もとどろに寄する波≪われてくだけて≫さけて散るかも 源 実朝 春の夜の≪夢のうき橋≫とだえして峰にわかるる横雲の空 定家朝臣 桜さく遠山鳥の≪しだりをの≫ながながし日もあかぬ色かな だと思います。
お礼
すごくくわしくどうもありがとうございました。 助かりました。