- ベストアンサー
節約しないアメリカ人
1日の石油消費量が日本人の2倍以上、二酸化炭素の削減を拒否するなど国全体でみて節約意識が低いのは何故でしょうか? 文化的・歴史的に見て違いをもたらす根拠をご存知であればご教授お願います。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
決して節約意識が低いという訳ではないと思います。 まず、歴史的に米国は車社会であり、オイルショックまではガソリンなどの石油エネルギーは非常に安価なものだと考えられていた事が考えられると思います。 二酸化炭素削減拒否については、国全体の意識というよりも、今のブッシュ政権、共和党の方針でしょう。二酸化炭素の削減のためには米国の大企業に大きな負担を強いる必要があります。特にITバブルの崩壊と911テロでアメリカ経済が急激に減速したため、ブッシュ政権は企業を保護するために京都議定書等から離脱するなどしたという事情があり、必ずしも国全体をみて節約意識が低いという訳ではないと思います。 ちょっと話はずれるかもしれませんが、アメリカはIT先進国でありながら、国民は決して新しいもの好きではないと言われます。例えば、高額だが新機能が盛り込まれた高級家電は日本人にはよく売れますが、米国では新機能よりもコストパフォーマンスのバランスが重要視される傾向があり、メーカー等もそういう面を意識した国別の商品構成行っていると言われています。
その他の回答 (2)
- mn214
- ベストアンサー率23% (306/1302)
#1の回答に同意です。 >国民意識と政府の方針は別の話 仰る通りだと思います。 さらに付け加えると“一般国民の意識と大企業の認識も差がある”と思います。 決して一般のアメリカ人はバカではありません。 例えば、最近のアメリカにおけるガソリン価格の高騰により日本車が一層人気が高くなっています。 GMやフォードというアメリカを代表する自動車会社は経営の危機に陥っていますが、この原因はアメリカのメーカーがいつまでもガソリン垂れ流し状態の大型車を中心に販売しているからです。 メーカー自身は旧態然の感覚に対して、一般消費者はガソリン価格に敏感であり、またサイズ的にも通常に使用するには必要以上に大きな車よりも日本車サイズで十分だということが認識されているのだと思います。
- TarChang
- ベストアンサー率25% (406/1574)
こんにちは。 ・憲法で「自国の営利が伴わなければ 国際的な決定も拒否すべき」って様な 一文が有ったかと・・ 個人的な見解ですが 「世界警察的な立場で国際紛争を解決しよう」と 立派な事を言う国家です。 自分=偉い! 自然破壊に関するニュースに対して同様のニュースが 数多く聞かれないのは残念です。 文化的、歴史的・・・? 利益の追求、開発力、etc 素晴らしい国だと思います。 但し、いずれも質問からは遠い所での話しですね。
お礼
回答有難うございます。 現代社会では経済が国の優劣を決めるので、ナンバー1であり続けるためには環境などかまってられないのでしょう。 世界のポリス様が環境に目を向ける余裕を持つのは遠い未来の話ですね。
お礼
回答有難うございます。 的確なご指摘だと思います。 確かに国民意識と政府方針は別の話ですね。 石油に関しては過去の習慣が続いているということで納得しました。 別の例を挙げると食事の廃棄量の多さも目に付きます。 株取引の冷静さや高級家電の消費を見ると、コストパフォーマンスの意識はアメリカ人の方が日本人よりも高いと思います。 思想としては経済至上主義をあくまで貫くということでしょうか。 環境の経済効果を盛り込んだグリーンGDPなども今後重要視されると良いと思います。