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ドストエフスキーの理解

 ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」の中心である「大審問官」のテーマは「人間にとって自由というのは絶えられないほどの重荷だ」「むしろ、自ら制限を求める」ということです。  質問は、これがいったいなぜそんな大きな問題なのでしょうか?ということです。  昔、大学で、倫理学の講師が、このテーマでさんざん考え悩んできた、と言っていました。  なんでこんなことが大問題なのかがわからないのです。

  • taiyo7
  • お礼率60% (821/1358)

みんなの回答

  • biwako1215
  • ベストアンサー率13% (177/1302)
回答No.2

素人なのでよく分かりませんが、 確かに、自由は重荷でしょうね。 例えば、人間の意志の自由と神の恩恵との問題なんか 永遠に解決しない問題でしょう。 全てを神の恩恵にしてしまえば、人間はどんなに楽でしょうか。

taiyo7
質問者

お礼

 ご意見ありがとうございました。参考になりました。

  • ricanmuri
  • ベストアンサー率12% (50/411)
回答No.1

『価値観の違い』と一言で片づけてしまいたいですね・・・。 蓼食う虫も好きずき ともいいますから。 小人閑居して不善を為す・・・一般人は拘束されていないと自律的には生きていけないのです。 

taiyo7
質問者

お礼

 ありがとうございました。

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