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最高裁の判断は、なぜ遅いのでしょうか?

友人の地方公務員が「国家賠償請求事件」を提訴して、地裁(一審)と高裁(二審)で「勝訴」しました。被告・控訴人の地方自治体は、「判決」を不服として最高裁に「上告」しました。上告時期は、平成16年7月頃ですが、いまだに最高裁の判断が下されません。この間、友人は最高裁の担当事務に「判断はまだですか」「何時頃でしょうか」かと尋ねたそうですが、担当事務の答えは、「もう少し待ってください」「最終判断は郵便で届くはずです」というものでした。 一般人としては、最高裁の判断は、「差し戻し」か「棄却」しかないので一年以上も掛からないのではないかと思います。最高裁の判断に口を挟むというのではなく、なぜ「一審」、「二審」で同様の判断が出ている事件について、最高裁は時間をかけるのか理解できません。最高裁判事にとっては、大事な案件ではないので忘れられているのでしょうか。このような場合、どこに相談したらいいのかアドバイスをお願いできないでしょうか。なお担当弁護士は、「待つしかない」ような意見だったと聞いています。

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  • you19994
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回答No.2

民事事件だけで年間2500件は新規に上告されますし 刑事事件は年間4000件は上がってきます。 それをたった15人の裁判官で判断しなければならないわけです。 1つ1つの審理に時間をかけているわけではなく 案件が多すぎるために時間がかかるわけです。 そして、憲法判断をする場合には全15人の裁判官による大法廷が開かれたり とにかく忙しいのです。 16年7月に上告ですか・・・ 特別長いということはないですね。 行政訴訟だと上告から判決(決定)まで3,4年というのは ざらにあります。 ですから、「待つ」以外に方法はありません。

toshi-tsugu
質問者

お礼

ご回答有難うございます。

その他の回答 (1)

  • h2go
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回答No.1

当然最高裁の人員に対して処理すべき事案が多すぎます。 本来最高裁に持ち込むべきでない案件まで大量に最高裁に持ち込まれています。 現在の最高裁の制度や人員は昔の最高裁まで争うことはめったにない時代の性善説的発想で充分対応できる時代の制度が国民の無関心により放置された結果です。 根本的な解決は最高裁を含めて裁判制度及び其の必要な人員を改革する必要ありです。 制度と言うものは常に改革革新が必要なものでありながら戦後経済活動に専念し社会制度を旧態依然としたものに放置した全国民の責任ですね。

toshi-tsugu
質問者

お礼

ご回答有難うございます。

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