本則課税と簡易課税で出る利益差

このQ&Aのポイント
  • 本則課税と簡易課税で利益には差があります。税抜き表示では赤字になる場合もあります。
  • 本則課税では赤字になることがあり、簡易課税よりも厳しい制度です。
  • 本則課税では税抜き表示で利益を計算するため、税込み利益よりも低くなる場合があります。
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本則課税と簡易課税で出る利益差

初歩的な質問で失礼いたします。 私の勤める会社は今期決算(2月末)から本則課税で処理します。 ですから試算表はこの一年間税抜き表示で、貸借対照表に仮払消費税と仮受消費税が表示されるわけです。 で、今期は赤字続きで厳しい状況にあるのですが、ふと昨年度の1月分を見ると、税抜きにしたら今年度の同月より悪かった。 続いて昨年の2月決算月を税抜きにしたらマイナスになってた。 税込みで+80万ギリギリの黒で収めたわけだったのですが、税抜きだと-280万の大赤字。 つまり、(幼稚な質問で恥ずかしいのですが)本則課税にすると、赤字が出て損なんですね。 今年もまだ数字が確定するには期間がありますが、本則課税にするから赤字なのであって、税込みにしたら黒字で終わらせるかも知れないのに・・・とつらつら考えた次第です。 だからってどうすることも出来ませんが、ただ、ご質問したい主旨は、 「本則課税って厳しい」んでしょうか・・ということです。 わかりにくい質問ですみません。

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  • kamehen
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回答No.3

>以上は「本則課税」での仕訳ということになるのでしょうか。 いえいえ、あくまでも前期分を税抜きしてみた、との事でしたので、簡易課税である前期分(ですよね?)について、正しい計算はこうあるべき、というもので、ここでいう雑収入というのは、簡易課税の適用により税額が少なくなった分(いわゆる益税部分)が計上されたものですので、本則課税であれば、それはありませんので、数百円の端数程度しか雑収入は発生しないはずです。 (試しに、前期分を税抜きされてみたのであれば、その際の仮受消費税と仮払消費税の差額と、実際の申告書の年間税額とを比較されれば、その差が雑収入という事になります。) ですから、前期分について、雑収入となるべき金額が多ければ、それだけ簡易課税の恩恵を受けていた訳で、逆に言えば、本則課税になった場合は、その恩恵がなくなり、税額がかなり増える、と考えられた方が良いと思います。 (現実に、本則課税になってしまった事により、簡易課税より税額が2倍になってしまう例もあったりします。)

fujichika
質問者

補足

kamehenさん、再三にわたるご回答ありがとうございました。 あれから1月度の数字を見て、考え込んでしまいました。 確かに本則課税になると、税額が高くつきそうですね~。 消費税5%ですらこれなのに、将来10%くらい上がると聞いておりますが、これだと多くの中小企業が倒産の憂き目に合いそうに思います。 ところで、簡易課税での税抜きのご説明の中で、 仮受消費税200000/         /仮払消費税100000         /未払消費税40000         /雑収入60000 とし、 未払消費税40000/租税公課40000 と後で仕訳けるといわれているのは、簡易課税でのみの話なのか、 本則課税でもする仕訳けなのでしょうか? 今回、私の会社では、 仮受消費税6000000/         /仮払消費税3000000         /予定申告消費税800000         /未払消費税2199900         /雑収入100 まだ1月の数字しか出ていませんが、こんな感じになり、 その後で、 未払消費税2199900/租税公課2199900 と仕訳けるのでしょうか? さっぱりわかってなくて申し訳ございません!!         

その他の回答 (3)

  • kamehen
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回答No.4

> 未払消費税40000/租税公課40000 > と後で仕訳けるといわれているのは、簡易課税でのみの話なのか、 >本則課税でもする仕訳けなのでしょうか? あっ、いえいえ、これは、昨年の分について税抜きしてみた、というお話でしたので、この仕訳をしないと正しい利益の金額は導き出されませんよ、というシミュレーションする上での話ですので、通常の処理の際は、簡易課税であっても本則課税であっても、この仕訳は不要です。 ですから、 > 今回、私の会社では、 > 仮受消費税6000000/ >         /仮払消費税3000000 >         /予定申告消費税800000 >         /未払消費税2199900 >         /雑収入100 上記の仕訳のみで、バッチリ合っているものと思います。

fujichika
質問者

お礼

kamehenさん、何度も手こずらせまして申し訳ございませんでした!! どうにか今度の件に関しましては納得いきました(たぶん)。 ほんとにほんとにご面倒をお掛けして申し訳ございません。 そしてご親切なご回答、ありがとうございました。 また見かけましたら宜しくお願いいたしますm(_ _)m

  • kamehen
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回答No.2

>前年度の決算が+80万の黒だったのが、税抜きにすると-280万の赤・・と言いますのは弥生会計の「税込・税抜」の切り替えをすることで画面が税込みと税抜きにチェンジするだけのことですが、こんな形で判断するのは間違いなのでしょうね。 単に、「税込・税抜」の切り替えをするだけでは、わからないと思います。 例を上げて説明してみますね。 税込課税売上 4,200,000円 税込課税仕入 2,100,000円(説明を簡単にするため、科目は「仕入」のみとします。) 簡易課税による消費税額 40,000円    (みなし仕入率により計算した申告書上の額、上の金額からの根拠はありません、仮定の金額です) 上記の場合、税込経理方式であれば、消費税の納付時(又は未払計上時)に経費が出るだけですね。 税抜経理方式の場合は、税抜きだけした場合は次の通りとなるはずです。 売   上 200,000/仮受消費税 200,000 仮払消費税 100,000/仕   入 100,000 結果的に、赤字が100,000円発生しますよね。 しかしながら、実際には次の仕訳が必要となります。 仮受消費税 200,000/              /仮払消費税 100,000              /未払消費税  40,000              /雑 収 入  60,000 すなわち、簡易課税により、6万円得していたことになり、その分の雑収入が計上されますので、差引4万円の赤字、という事になります。 という事は、結局は、納付額4万円が経費になったのと同じ事です。 ですから、上記の仕訳に加えて、次の仕訳も必要となります。 未払消費税 40,000/租税公課 40,000 (但し、未払計上していなかった場合は、不要ですが、その代わり、その前期分の消費税を納付時に租税公課処理していた場合は、その分を利益にプラスする必要があります。) そこまで、やれば、結果的に、税抜経理方式と税込経理方式による利益の金額は全く同じ、という事になります。

fujichika
質問者

補足

kamehenさん、再度のご回答ありがとうございました。 しかも実に丁寧にご説明いただき恐縮です。 トリノ五輪ばかり見ていて、パソコンを開くのを忘れ、結果的にお礼が遅くなってしまいました。 申し訳ございません。 ところで・・・・ 「しかしながら、実際には次の仕訳が必要となります。 仮受消費税 200,000/              /仮払消費税 100,000              /未払消費税  40,000              /雑 収 入  60,000」 以上は「本則課税」での仕訳ということになるのでしょうか。 実際、今回の決算では・・・・ 昨年10月に80万の消費税中間納付をしており、その時の仕訳が、 予定申告消費税800,000 / 普通預金800,000 でした。 それを決算時に(数字は仮のものです) 借受消費税6,000,000 /              /仮払消費税3,000,000              /予定申告消費税800,000              /未払消費税2,000,000(←全く根拠なし)          /雑収入200,000(←全く根拠なし) といった具合になるのでしょうか。 仮受消費税600万、仮払消費税300万というのは今年1月段階での数字なのですが、このままでいくと今年は恐ろしく確定消費税の支払い額が増えますね。 雑収入がたくさん出ると助かるのですが・・・。

  • kamehen
  • ベストアンサー率73% (3065/4155)
回答No.1

基本的な所で、混乱されているような気がしますが、本則課税と簡易課税は、消費税の申告時の計算方法の違いで、税抜経理方式と税込経理方式は、単なる経理方法の違いで、それぞれ別々のものです。 ご質問文を読む限りでは、本則課税=税抜経理方式、簡易課税=税込経理方式、という感じで理解されているような気がしますが、それは全く違います。 本則課税は、売上にかかる消費税から、仕入や経費等に係る消費税を控除した後の金額が、基本的に納付すべき税額となります。 一方の、簡易課税は、売上にかかる消費税に対して、仕入等に実際にかかる消費税は関係なく、それぞれの売上の取引ごとに、売上に係る消費税に対してみなし仕入率を乗じて仕入税額控除を計算して控除して、消費税を計算するものです。 税抜経理方式は、文字通り、それぞれ税抜きして、仮受消費税・仮払消費税を使用する事となりますが、税込経理方式は、税込みそのままの金額で処理し、納付する消費税について租税公課として処理する事となります。 ですから、本則課税であっても、税込経理方式を採用する会社もありますし、逆に、簡易課税であっても税抜経理方式を採用する会社もあります。 いずれの経理方法によっても、所得金額は変わるものではありません。 但し、税抜経理方式に合わせる場合は、税込経理方式では、納付する消費税を未払計上したものとして計算しなければ、一致はしない事となります。 税込みで+80万ギリギリの黒だけど、税抜きだと-280万の赤字とは、推測すれば、ひょっとして納める消費税が360万円あったけど、未払計上せずに、翌期に経費処理している、という事ではないでしょうか。 (税込経理方式の場合は、消費税を未払計上しない事自体は全く問題ありません。) もし、そうでなければ、なんらかの計算間違いをしているのでは、という気がします。

fujichika
質問者

補足

kamehenさん、さっそくのご回答ありがとうございました。 全く仰る通りです。 本則課税=税抜経理方式、簡易課税=税込経理方式、という感じで理解しておりました。 ですから「本則課税であっても、税込経理方式を採用する会社もありますし、逆に、簡易課税であっても税抜経理方式を採用する会社もあります」 というお話は想定外でした。 と言いますのも、うちの会社は弥生会計ソフトを使っているのですが、税理士の先生のご指導の下、「初期設定で、本則課税にする場合は税抜き処理を設定するように」と言われたからです。 ここで頭の中で「本則課税=税抜き」という図式が出来てしまいました。 前年度の決算が+80万の黒だったのが、税抜きにすると-280万の赤・・と言いますのは弥生会計の「税込・税抜」の切り替えをすることで画面が税込みと税抜きにチェンジするだけのことですが、こんな形で判断するのは間違いなのでしょうね。 正式に税抜きにして見るのは簡易課税の場合は消費税の計算が煩雑なことから考えても、会計ソフトの画面の切り替えだけでは判断できないのでしょうね。

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