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心理学の種類について…。

来年大学受験を控える高校生です!! この頃あることがきっかけで心理方面へ進路を変えようと思ってます。 それで、いろいろと大学情報誌を見てみたんですが、 どうやら心理学には種類みたいのがあるようで、どれがいいのか いまいちわかりませんでした。なので、心理学の種類と詳細を 教えてください。臨床心理学、社会心理学などです。 僕がやりたい心理学はいまいち口では説明できないので ょろしくお願いします!!(*^w^)ノ あと、精神世界とはどういうことを言っているのか知っている方が いらっしゃいましたらこちらもお願いします。

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回答No.5

こんばんは。 > 来年大学受験を控える高校生です!! > この頃あることがきっかけで心理方面へ進路を変えようと思ってます。 > それで、いろいろと大学情報誌を見てみたんですが、 > どうやら心理学には種類みたいのがあるようで、 > どれがいいのかいまいちわかりませんでした。 > なので、心理学の種類と詳細を教えてください。 心理学というのはかなり広い分野になってしまったので、 「○○心理学」というのがいったいどれだけあって、 それぞれどのようなことを研究しているのか、 どういう研究がどの「○○心理学」に属するのか、 専門家でも全てを完璧に把握できていないのが現状です。 初心者にオススメなのはこちら。 『新版 心理学がわかる。』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022741392/ こちらに一通りの「○○心理学」の分野案内と、 「この分野に興味があるならこの本を読んでみては?」 という紹介がされています。 そちらを読んで、御自分がやりたい「心理学」というのが どの分野に近いかを探してみてはいかがでしょうか? さて、本の紹介だけではなんなので、 「人間」「心」を調べる学問である「心理学」とはどういうものか、 簡単に語ってみようと思います。 ここ「心理学」カテゴリでは、  ・「臨床心理士になりたいのですが」という進路相談  ・「フェヒナーの法則って何ですか?」という専門知識の質問 から、  ・「夢に片思いの彼女が出てきたのですが、何か意味が?」 というような半分恋愛相談のものまで、 人間の「心理」に関する数多くの質問が寄せられています。 特に最後のような、恋愛相談や悩み相談までが寄せられるのは、 世間の人々がもつ「心理学」のイメージが、  「心理学の知識があれば私の悩みも解決するに違いない!」 という感じだからなのでしょう。 このイメージは、マスコミ等があおっていることが大きいですね。 質問者さんも一回は耳にした事のある話として、  「テレビで暴力的な番組が多く流されると、   それを見ていた子どもの行動が暴力的になるので、   暴力的な番組、低俗なバラエティなどは禁止しろ!」 という主張を聞いたことがあるのでは? それに対して、  (賛成)確かに少年犯罪やいじめなどが増えているのは、      そういう番組の影響があるに違いない  (反対)確かに暴力的な番組が増えて、子どもが見ているかも      しれないが、それが原因なのではない。      単にしつけ教育をする親が近年減少して、      それで暴力的になった子どもが暴力番組を好むだけ などと、賛成・反対の両方から主張が述べられ、 議論が延々と続けられることが多々あります。 しかし、互いに説得力のある論理を持ってきたとしたら、  「テレビで暴力的な番組が多く流されると、   それを見ていた子どもの行動が暴力的になるのは本当か?」 という疑問は解決しないことになってしまいます。 こういう身近な疑問だけでなく、過去の心理学でも、 人間の心の本質について哲学的に議論が交わされましたが 結論が出ないままで終わっていることも多かったのです。 では、「心理学」という学問は 「心とは何か」問題をどのように解決することになったか。  ★科学的な手続きにしたがって、実際に証明してみる★ つまり、暴力番組の例でいうと、  「暴力番組を1時間見せる子どものグループと   見せない子どものグループに分け、   その後に子どもがどれだけ攻撃的になったかを測定」 という方法をとって、 暴力番組を見た子どものグループのほうが明らかに 周囲のものを攻撃する回数が増えていたら、  「テレビで暴力的な番組が多く流されると、   それを見ていた子どもの行動が暴力的になる」 と認めましょう。 となったのです。 (細かい手続きの話から、その後の反論と再反論まで、  話は長く続いていくのですが、ここでは省略します) いろいろな変遷はあったのですが、一部の業界を除いて、 「心理学」という学問は、  「科学的な手続きにしたがって、実際に証明してみる」     =実証科学 としての特徴をもつようになりました。 時々、「心というのは科学的データだけではわからない」 「心というものを推論していくのが重要」 などと主張される方がいらっしゃいます。 しかし、根拠のない個人の当て推量だけで話が進むと、 声の大きい人の正しくない意見が通って、 世の中のいろいろなことに影響が出てくるわけです。 ・暴力番組と子どもの攻撃性には実は関係がないのに、  「テレビで暴力的な番組が多く流されると、   それを見ていた子どもの行動が暴力的になるので、   暴力的な番組、低俗なバラエティなどは禁止しろ!」 という意見で、 テレビからプロレスやK-1がなくなるかもしれません。 ・「血液型と性格は関係ない」ことは科学的に  証明されていますが、マスコミがあおっている結果、  日本には信じている人が多数います。  個人で信じるだけならよいのですが、  「就職した時に血液型によって仕事が決まる」  なんてことも行われている(いた)のです。 そうならないためにも、「心理学」としては、 誰もが納得する説明を世間に出していく必要があるのです。 下で多くの「○○心理学」というのが紹介されていますが、 どの「心理学」でも基本は、科学的に考えること! hajakenshoさんが大学の心理学科に入学できたら、 どの学科でもまず「実際に調べて証明することの大切さ」を 勉強することになると思います。 幼児の行動を観察したり、患者から発言データを取ったり、 アンケート調査をしたり、などなど。 それらは人間や心について客観的に見つめていく作業です。 「心について考えること」は、さまざまな分野で行われています。 それこそ、「医学」「哲学」「工学」などの学問分野から 一般の方々でも自分なりにご意見や方法をお持ちなのでしょう。 そのなかで「心理学」という学問は  「実証して客観的なデータから説明しましょう」 という道を選んだのです。 「精神世界」「無意識」「前世」「スピリチュアル」 などなど、 よくわからないですけど、わからないので不思議で興味をひく そんな単語が世の中にあふれています。 今では「無意識」についても、 科学的なデータから解明しようとする試みもある時代です。 「心について考える」場合に どういう方法をとるかについては、各人で自由だと思います。 しかし適当な推量をしている方々は、  「心について考えている」のであって、  「心理学をやっている」のではない、のです。 他人の夢を「正しく」分析することはできませんし、 「○○の心理」を完全に当てることは不可能です。 話している相手の心なんて読めませんよ。 hajakenshoさんにとっては面白くない話だったかもしれません。 この長話が進路について考える助けになれれば幸いです。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022741392/
noname#64602
質問者

お礼

ものすごく参考になりました!!暴力番組の話などはすごくわかりやすかったです。心理学は科学的に実証ですか…。明日にでもBehaviorismさんの紹介してくださった本を探しに行きたいと思います。ありがとうございました!!

その他の回答 (5)

noname#31063
noname#31063
回答No.6

心理学は字のごとく理系ですね。 心理学の分類はわからないのですが、 「精神世界」は、今私たちが生きている空間は立体の3次元の世界で、 空間の構築要素に時間軸を合わせて「世界は4次元」と理論ではなっていて、 独立した時間軸上にある物質世界は位置が移動するだけの幅のない1次元存在で、 「意識・精神」は、現在と同時に過去へも未来にも肉体を離れてどんな場所へも瞬時に行ける(便利・融通が利く・実に都合がいい)存在なので時間軸では2次元以上の存在であることがわかります。 普通に後悔したり希望を抱いたり祈ったり、これも人間らしさであるので、実感はあります。時空を超える精神のあることを。 私自身は心理や占いや信仰も興味を持つだけで、精神世界の一側面であっても全体を示せるとは思わないのですけどもね全体を理解するのは人類には無理でしょうね、神の領域だわ。

noname#64602
質問者

お礼

回答ありがとうございます。心理系は理系なんですか!?!汗”僕は今文系を選択していて今年3年になりますが、3年も文系を選択しちゃってます。なので、文系で頑張りつつ心理学に必要な勉強をコツコツしていきたいと思います。

  • Diogenesis
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回答No.4

他の方の説明に補足をしたいことがいくつかあるのですが, いま余裕がないので一点だけ。 「行動心理学」という呼称は 認知心理学や深層心理学との立場の違いを明確にするために 行動主義的な観点に立つに立つ日本の心理学者が 非専門家に向けて使うことことがありますが, 分野の名称として広く認められているものではありません。 専門家のあいだで使うとちょっと恥ずかしい言葉です。 また「人の行動から心理や性格を読み解く」というような意味で行動心理学という用語を使うのは まったくの俗流心理学であって学術的には通用しません。 詳しくはこちらをどうぞ。 認知心理学と行動心理学の違い? http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1284407

noname#64602
質問者

お礼

別トピまで書いていただいてありがとうございます。参考にさせていただきます!回答ありがとうございました!

  • ruehas
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回答No.3

こんにちは。 「行動心理学」や「認知心理学」といったものは、その手法に基づく分類になります。「行動心理学」が、人間の行動を外察・分類することによって、内的要因としての心理現象を客観的に解釈する手法であるのに対し、「認知心理学」というのは、「行動」とは「知覚・情報入力」による出力結果であるという観点から、その関係としての心の動きを解明しようというものです。どちらかと言えば、これらは方法論的な違いであり、研究対象の特定された専門分野というわけではありません。そして現在では、「認知心理学」の考え方がほぼ主流になっています。 「社会心理学」「発達心理学」「臨床心理学」というのは、それぞれに研究対象が定まっていますが、その範囲は広く、結果は多くのひとに当てはまらなければなりません。 社会心理学というのは、誰もいないときの個人行動に対して他人と接する場合の社会行動を研究するもので、発達心理学では、成長の過程での段階的な分類を行ないます。共に、個人差を排除した共通のモデルでなければなりませんし、臨床心理学でも、何が病理現象であるのかを知るためには、正常な状態のモデルというものがどうしても必要になりますよね。また、社会心理学でも発達心理学でも、社会行動と個人行動の対比がなければ、その意味を理解することはできません。 何でもそうですが、このように、心理学には様々な分野に基盤となるものがあるわけですが、現在では、それが専ら「認知心理学」の考え方によって構築されているということですね。科学としての心理学の歴史はたった100年余りでしかありませんが、臨床心理学はその原点のようなものかも知れません。順番としては、行動心理学、認知心理学と移行し、そこから社会心理学という概念が生まれました。そして現在では、より細かな研究対象や応用分野によって以下のようなものがあります。 社会心理学 臨床心理学 発達心理学 教育心理学 産業心理学 また、それぞれの分野には 犯罪心理学 交通心理学 環境心理学 児童心理学 老年心理学 といった専門の研究がたくさんあります。 動物心理学なんてのも、あればやってみたいですね。 それから、女性心理学なんてのを開講している大学ありませんでしたか! 産業心理学というのは対象範囲が広く、職場のコミュニケーションや能力評価、安全対策から商品の広告効果、工業ディザインまで様々な部分に実用的な、たいへん身近な心理学ですよね。また、能力評価というのは教育心理学でも重要な要素ですし、安全対策と共に、交通心理学ではドライバーの適性検査にも使われています。児童心理学は発達心理学ですが、教育心理学でも大きなウェイトを絞めますよね。教育心理学は教育者の育成もその範疇です。 犯罪心理学は犯罪の防止や犯罪者の逮捕・更正、それから、新しい法律の制定にも関わります。子供を襲って殺すなんてのがいるのですから、臨床心理学の応用もたいへん重要ですよね。怖い世の中です。 環境心理学は、我々にとって環境とはどうあるべきかという重要なテーマを扱うと共に、どのような建物を設計するかといった産業分野での実用もあります。老年心理学というのは聞き慣れない言葉ですが、これからの福祉社会にはなくてはならない分野ですね。 「精神世界」というのは「身体世界」に対する言葉です。 我々はしばしば、精神と肉体の葛藤による苦悩を体験します。これが、精神世界と身体世界の攻めぎ合いというわけですね。これは哲学的な解釈ですが、我々の生体活動として実際に存在するものですから、当然、そのメカニズムは医学や心理学で解決されなければならない問題です。 精神と肉体を分離し、相対するふたつのものという考え方は既に受け入れられてはいません。ですが、このふたつは、例えば「理性」と「本能」として置き換えることができます。これならば、普段から我々が体験する事実と大分一致しますよね。 ですが、これだけでは科学としては全く不十分です。理性の正体とは何でしょうか。本能とはいったい何なんでしょうか。そして、我々が理性だと思っているものは本当に理性なんでしょうか。質問者さんが精神世界といった概念を科学的に理解しようとするならば、恐らくこういった方向に足を踏み込んでゆくことになると思います。 このような問題を解決する手法としては、残念ながら従来の哲学、心理学はもはや限界を超えてしまいました。人間の心理そのものをメスで切り出すことはできませんから、やはり解剖学にも大きな制約があります。 ですが、ここ十年足らずの出来事ですが、脳医学における技術の進歩により、従来の心理学では手の付けられなかった様々な事実が次々と明らかにされつつあります。これにより、人類は心理を理解する時代から、その構造を解明する時代に入りました。このような脳医学の分野での新しい成果によって、もはや仮説の山でしかなくなってしまった心理学は、今後大幅な変更を強いられることになります。 ですが逆に言えば、これからの心理学は、そのような新たな知見を元にダイナミックに変貌を遂げようとする、たいへん魅力的な分野ということになります。そして、これから心理学を学ぼうとする質問者さんは、正にそれを体験することになるわけですね。羨ましい限りです。 決して従来の考えを鵜呑みにすることなく、積極的に新しい情報を手に入れながらご自分の道を決めて下さい。焦る必要は全くありません。 どうか、頑張って下さい。

参考URL:
 
noname#64602
質問者

お礼

長々とありがとうございます。心理学は奥がすごく深いですね。自分がどれを望んでるのかをこれからいろいろ見て考えて生きたいと思います!回答ありがとうございました!

回答No.2

ども。私も大学受験のときに心理学科に興味がありました。 心理学にはそれこそいくつもの種類がありますが、 主なものとして、 認知…感覚情報などをどのように脳で処理しているかを調べる。 発達…人間の発達をいくつかの段階にわけ、その特徴を研究する。 社会…社会というコミュニティの中での人間の行動の調査、観察と研究を行う。 臨床…主に人間の傾向や性質を研究する 産業…人のミスの原因などに関する研究 教育…教育現場における心理研究 などがあります。 7772さんともろにかぶってますね。すいません。 hajakenshoさんはいろいろと調べているようなので大丈夫だと思いますが、いわゆる「心理テスト」みたいなものはほとんど研究していません。 あと、べつに人の心が読めるようにもなりませんよー。 ただ、上記はその心理学の一面です。 社会と産業などは注目している事象が異なるだけで、人間の行動に関する研究ですし、 臨床と教育も人間の傾向と性質を研究しているという点では同一のものです。あんまりそれぞれの心理学の違いがはっきりしてないものもあります。 私見にになりますが、精神世界というものはいわゆる「こころ」だと思います。言い換えればその人のそれまでの経験などから作り出された内面世界でしょうか。 7772さんがおっしゃったように、心理学は精神世界は扱いません。 あくまでも心理学は「人間の共通する傾向と性質」を研究するものであるので、「個人差」が出てしまうものを研究対象にしていません。 ほとんど7772さんとかぶっちゃいましたね。 まぁひとつのアドバイスとして参考になれば光栄です。

noname#64602
質問者

お礼

増えましたね!笑”こんなにもあるとは…!精神世界の方は長々とありがとうございます。参考にさせていただきます。回答ありがとうございました!

  • 7772
  • ベストアンサー率29% (57/192)
回答No.1

大まかな種類を。 hajakenshoさんが挙げられた二つ以外には、 認知心理学(ものの見方、考え方など) 発達心理学(能力の取得など、平たく言えば成長) 犯罪心理学(読んで字のごとく) 教育心理学(学校教育に関するもの) とこんな感じですか。 しかし、教育心理学が「学校教育」だけでなく、社会的な場面における教育にも通じていたりするので、上の説明は大まかなものと捉えてください。 そして、心理学とは精神世界を扱うものではないと私は思っていますし、ソレはおそらく正しいです。 なぜなら、精神世界というのは心の中の勝手な妄想であり、客観的に判断できる材料がないからです。 心理学は、質問紙や、肉体の反応など客観的に観察できるデータをもとに行う科学ですから、 便宜上精神世界という言葉を使う事はあっても、それは一般的に使われる意味ではないと思います。

noname#64602
質問者

お礼

心理学ってそんなにあるんですね!?初めて聞くものが結構ありますね。参考にします。回答ありがとうございました!

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