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クロム錯体について
ニクロム酸カリウムをエタノールと濃塩酸で混合すると、[CrCl2(OH2)4]+となるそうなのですが、この反応の過程がどうもよくわかりません。 Cr3+は置換不活性だからアクア配位子は付かないはずでは?? そして、この後、亜鉛で還元してCr2+とし、これと濃アンモニア水に塩化アンモニウムと硫酸アンモニウムを加えた溶液を反応させました。このときのアンモニア水にアンモニウム塩を加えた理由もわかれません。 お願いします・・・ちなみにこれはヘキサアンミンクロム(III)塩化物の合成の実験です。
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無機の反応では過程なんてあまり考えないと思いますが。 アクア配位子が付かない、とどこかに書いてありましたか? [Cr(H2O)6]3+ というイオンは存在します。 アンモニウム塩を加えたのは、pHコントロール(緩衝溶液にする)のためです。アルカリ性に傾きすぎると、水酸化物の沈殿が生じてしまうため(さらに強塩基を加えれば、再溶解するのだと思いますが)。