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手術すると癌は転移しやすいのでしょうか?
身内に癌の疑いがあります。 詳しくはわからないのですが、肝臓に影があるということです。 手術して開いてみないと、癌かどうかはわからないのでしょうか? それに、手術をすると癌が転移する可能性がある、と聞きましたが それは本当なのでしょうか? また今は手術をしなくても粒子線治療というのがあると聞きました。 この粒子線治療の良いところ、悪いところ 手術の良いところ、悪いところを教えていただきたいです。 初めて質問しますので、わかりづらい部分があるかもしれませんが、 よろしくお願いします。
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そのような質問は、まず主治医の先生にぶつけるのが本当だと思います。主治医だって、ご家族がどのような不安を持っているのかなんて分かりませんから…。 それをお互いにはっきりさせて、チームとして行っていくためのインフォームドコンセントですよ。 状態が分かりませんから、あくまで一般的なことを書かせて戴きます。 1. 癌の確定診断について 原則的には、直接見ない限りは癌の診断を付けることはできません。採血結果、画像診断、その他で得られた結果から「臨床的に癌と考えられる」状態で手術をするのが普通です。どうしても診断を付けたい場合には、生検(せいけん)をします。体表から針を刺し、固まりの中の組織を取ってきて顕微鏡で見て、癌なのか診断をつけます。生検で癌と診断が付いた場合には、癌と確定します。 2. 手術による転移のリスクについて 手術は通常、切った際に細かな癌細胞が散らばる(播種、はしゅと読みます)のを最大限に防ぐように行います。ですが、肉眼で見ながら切除するため、取り残しを100%防げるとは限りません。 また、肝細胞癌の場合には、慢性肝炎や肝硬変など、元々の肝臓自体に癌が出来やすい状態になっています。今ある癌を切除したからといって、新しく癌が発生しないという保証にはなりません。 3. 治療法の種類について 手術法:患者さんの全身状態が悪いときには行えません。 非手術:癌細胞を栄養している血管を詰まらせて、癌細胞だけを餓死させる「塞栓療法」、小さな癌の固まりが多数あるときに、1つ1つ焼いてしまうラジオ波焼灼(しょうしゃく)などがあります。 粒子線療法というのが何を意味しているのかちょっと分かりませんでしたが、放射線治療でしょうか? 一般に、肝細胞癌のような「腺癌」と呼ばれるものには放射線治療の効果は低いため行わないことが多いのです。
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- crazy_jazz
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今の時代、お医者様が全て正しいとは言い切れませんが、 X線では影を見ることで何が起きているかと予測するものだと思います。 その影がたまたま汚れであったり、本当になんらかの病気だったり…。 実際そのお医者様の腕次第というのも拭いきれません。 やはり専門の医者の意見を一番大切にしたほうが良いかと思います。 粒子線治療については下記のURLを参照に http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/treatment/010703.html 手術をするのか粒子線治療で治すの違いは 治療費や後遺症(傷)などではないかと思います。 手術では癌の部位を摘出すると言うことで体を切るということで、 手術の跡が残ったりしますが、 粒子の場合は照射して癌自体を殺すという治療法で 体を切らなくても済むことです。 ただ病状によりこちらの方が効果がある場合もありえるので、 やはりお医者様と相談するのが一番かと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 参考のURLですが、実は先日このページを拝見しました。 私の質問の仕方が悪かったのですが、この治療の特徴よりも その効果を知りたかったのです。 病状にもよるでしょうが手術をするか粒子線治療にするかの 大きな違いは傷が残るか残らないかかぐらいの問題なのでしょうか。 NO1.murmed様の回答にありましたが、「手術では取り残しを100%防げるとは限らない」 とありましたので粒子線治療の方では肉眼で発見できない癌を殺す事が できたりはしないのか、もう少し調べてみたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 とても参考になりました。手術によって切開する前に検査によって癌かどうかを診断できるのですね。本人は体重も激減して体力も落ちているでしょうからなるべく切開は避けたいと思っていました。相談してみます。 粒子線治療という300万円くらいかかる治療法があると聞きました。 例えば「とても優れていて、これで癌が必ず治ります!」というのであればその治療でも高くはない、と思ったのですが、もう少しその治療法についても調べてみたいと思います。