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北京語と福建語

中国語の発音で北京語と福建語ではかなり異なると聞きましたがーーー次の発音はどのようになるでしょうか? A-十八 B-三十六 C-一零八(108) D-二十四

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  • tennnou
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回答No.3

こんにちわ(/は)。 福建省のどのあたりか見当つきます。 前回ご提示した読みは福建語の"厦門語orミン南語"です。アモイ地区一帯の言語です。 福建語は中国四大方言の一つです、更にミン北、ミン南、ミン東方言に大きく分けられます。外国人にとってはほとんど違った言語のように聞こえたり書いたりします。いま横に居る同僚のアモイ出身の福建人に聞いたところ現地人にとっては総体的にその違いは大同小異だとの事。理由は言語のリズムが似通っているから。 私が少し齧ったのは、使用人口の最も多いといわれる厦門地方の福建語=ミン南語でした。アモイ・(サンズイ+章)州・泉州・香港・台湾・東南アジアの全域や全世界に散らばった大部分の華人の使用言語です。余計ですが世界中の華人はこのミン南語を武器にして強力に繋がっていたんです一時代前までは。 そういうわけで前回の回答は(セーパイ)(サンセイルー)(スパーリンペイ)とだいぶ異なっていましたね。でも規則正しく異なっていたので非常に非常に納得です。これらの音は福建省の福州地方の方言に準拠しているそうです。すなわち"ミン東"方言。福州はアモイのずーっと東に位置した"沖縄"により近づいた地方なのは偶然でしょうか。 福建省の大部分は山岳地帯で後ろへ延びる余地が有りません。やむなく海へ出ました。故に福建省人は海洋民族といわれたらしいです。沖縄との交流は十分考えられる許容範囲です。そして言語の交流も然りです。その言語が"ミン東"方言だったということも十分に推測可能です(私見)。少なくてもご指摘の拳法用語に関しては参考提示していただいたものを見る限り"ミン東"の影響が絶大です。ミン南ではないと確信できます。 最後に; 「どのあたりか調査するのは不可能?」と書かれておりましたが意外にも早く謎が解けそうですね。 ---- >一百零八を北京語で言うなら; yi1 bai3 ling2 ba1:イーバイリンバー。 ミン南語では; ji pa kon puoi:ジッパコンプゥォイ。 一零八のように"一"を単独でミン南語で読むと; yi kon puoi:イコンプゥォイ(前回ご案内どおり)。 実際に耳をよ~く澄まして聴くとイッコンプゥォイの如く"一"は"イッ"です。 以上のように一零八と一百零八は、"イ"と"ジッ"の二種に分かれます。 日本語の一をイチ、一百をイッピャクと言うのに酷似しています。(日本語の来源は福建語だといわれる片鱗の一つだと思います)。 北京語のほうは"一"は"yi1"のままで変化しません。 ---- 蛇足; 福建省の代称は(門+虫で一字)=mingです。mingとは、古代福建省一帯の古国の名称です。 「ミン南語」の詳細、以下。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%B3%E5%8D%97%E8%AA%9E 以上すべて私見です、あしからず(^^♪。

yogi56
質問者

お礼

補足の追記になりますが、琉球館は福州市にアッタ。 14世紀から17世紀の頃と思います。 ありがとう。

yogi56
質問者

補足

こんなに早く分かるとは意外です。(うれしい!!) 福建には琉球館と言われる建物があったようです。 貿易の館もしくは時の琉球王朝の出先機関建物でしょう。 福建人が海洋民族と言われたならば琉球人も同様でしょう。マニラ方面にも昔は行ったようですから。 琉球の歴史に福建人が36人沖縄に移住したとあります。 かなりの交流をしていたようです。 空手の先人は先ずは琉球館のある港に行った筈です。 それから、どこか?の拳法の道場に入門した。 それは白鶴拳(専門用語になりますが)と言われているが、この系統を調べるには形の呼び方や同様動作をしているグループに接触できなければなりませんがーーーー邪馬台国はどこにあったの?的な調査になっておりますが、今回の教えを頂いた事で少し近づくかな??の気持ちになりました。

その他の回答 (2)

  • cubics
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回答No.2

こんなところを参考にどうぞ。 ま、福建でも、東と南、西、台湾やマレー、シンガポールになると、だいぶ違ってますね。 http://f3.aaa.livedoor.jp/~taamchai/lang/asian-counting.html

参考URL:
http://f3.aaa.livedoor.jp/~taamchai/lang/asian-counting.html
  • tennnou
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回答No.1

こんにちわ(/は)。 いずれも身震いがする数字(固有名称)ばっかりだったので慎重にお答えします(汗)。 初めに北京語標準読みでピン音、そのカタカナ、福建語読みでピン音、そのカタカナの順。(最後方の括弧内は本題とは無関係です)。 A:十八:shi2 ba1:シーバー。 :chap puoi:チャップゥォイ。(中国古代の武芸の型十八種)。 B:三十六:san1 shi2 liu4:サンシーリウ。 :sa chap la:サーチャップラー。(三十六計逃げるにしかず)。 C:一零八:yi1 ling2 ba1:イーリンバー。 :yi kon puoi:イコンプゥォイ。 D:二十四:er4 shi2 si4:アルシースー。 :di chap sea:ディチャップシー。(中国歴代の正史二十四種)。 中国標準語(いわゆる北京語)のピン音の右横の数字は声調符号です。 1:第一声、普通に平たく発声。 2:第二声、下から上へ尻上がりに発声。 3:第三声、下がってまた少し上がる発声 4:第四声、上から一気に下がる発声。 中国標準語は、上記のカタカナのとおり発音してもまず通じないので、むしろピン音(abc文字)の方を英語式に読んだほうが原音により近づきます。福建語のほうは適当にそれらしく発音すれば通じる場合が有ります。福建語は政府公式言語ではないので声調符号は省略します、あしからず。標準語を参照しながらフィーリングで練習しているうちに慣れますよ、きっと。 ---- 以下は蛇足です。 D:二十四:di chap seaは、ある特定の団体名を表現するときは、普通「二四/di sea」だけです。 零八:kon puoi:コンプゥォイ。 三二九:sa di gau:サーディーガウ 九六九:gau lak gau:ガウラックガウ いやー驚きました、日本人さんのかたが戦前戦後マレー半島やその南一帯で大活躍していた私会党(一種のゴロツキ集団)のお名前をご存知とは。その大部分は既に消滅しました、安心です(^^♪。

yogi56
質問者

補足

偶然に私会党の名称と一致したようでーーーー これらの用語は空手道の形(攻防の動作)名称に関係しまして、上記組織名とは無関係です。剛柔流と呼ばれる空手の流派にはいくつかの数字で呼ばれる形名称があります。漢字が前者、かっこ内が呼び方。 「十八手」(セーパイ)「三十六手」(サンセイルー)「一百零八手」(スパーリンペイ)。 沖縄で発祥した空手は中国の影響が強くあります。 事実、剛柔流の開祖に当たる先生は100年程前に沖縄から福建に渡り、中国拳法を20年程修行して帰国し、それから指導しております。 又、沖縄の歴史にもビン人(ビンの字が難しいのでカタカナで書きます)が来た、ビンに行ったとあり、昔の遣唐使の如く貿易をビンとしており交流が頻繁でありました。 このビンに行き、動作を習って、動作名称を発音したものが現在も上記かっこ内の言葉で使用されておりますのが空手界です。 沖縄は独特の方言があります。この中国語(ビン語)が多少沖縄語化して使用されているだろう??と推測 したので今回の質問になりました。 例えば、「十八手」この漢字は当て字です。NO2さんの資料によればSEK-PAIKとなりそうですが? 一百零八を北京語で言うなら最初の出だしは「イー」となり「スパー」とはならないと思います。福建ではスパーと発音になるのだろうか? 福建には沢山の方言があるとききますので、福建のどのあたりの発音なのか?調査するのは不可能?かとも思っておりますがーーー今回は色々と参考になりました有り難うございます。

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