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1票の格差を決めたのは誰か?
nozomi500の回答
選挙区割りを作った時点で、人口が同じになるはずがないから、格差がうまれるのは当然です。 最初の選挙区割りは、人口に比例(といっても、やはり、議員の数を小数や分数にはできないから、あくまで「ある程度まで」)配分したらしいのですが、とくに、戦後の高度成長の段階で、都会の人口が増えていったにもかかわらず、議員定数がそれにあわせて是正されなかったので、結果として、人口の増えた地域では議員の数に比べて人口がべらぼうに多い、という現象になります。 現在の衆議院小選挙区は、まず、各県に1議席を割り振りしたうえで、人口配分で議席を上積みしているため、最初の1議席の段階で、鳥取も神奈川も同じ1議席、というのがすでに格差です。 参議院の場合は、各県に2(半数改選なので、2未満にはできない)議席を配分したあとで、人口に応じて2ずつ増やしています。鳥取県に2議席を配分した段階で、地方区全体の議席が300ぐらいなければ、格差なしにすることは不可能です。 格差を無くすためには、全国区(比例代表)しかないですが、それをやると、「地元代表のボス」でいつづけたい議員がいやがるんですね。(小選挙区50万人の代表より比例区1000万人の代表の方が格が上だろうと思うのですが、どうも、小選挙区の代表の方が偉そうにしていますから)
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ありがとうございます参考になりました。 なかなか難しい問題ですね。