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早期警戒衛星について
北朝鮮のミサイルが日本の上空を通過して太平洋に着弾した事が有りましたが、これはアメリカからの情報だったのでしょうか? そこで質問ですが、アメリカは早期警戒衛星を持っていますが同じような衛星を中国、ロシアなどはやはり持っているのでしょうか? ミサイル発射を瞬時に知るような衛星はやはりアメリカのみが持っているものなのですか?
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北朝鮮のミサイルに関して、日本はアメリカの情報提供も得ましたが、イージス艦みょうこう、E-2Cホークアイ早期警戒機、YS-11EB電子情報収集機、EP-3電子情報収集機により独自のデータを取得しました。 アメリカの保有する弾道ミサイル早期警戒衛星はDSP衛星と呼ばれるもので、赤外線望遠鏡により弾道ミサイルのロケット炎を捉えます。赤道上空36000kmの静止軌道に投入されて監視にあたっており、最低6基で全地球をカバーできるとされます。 ロシアも対弾道ミサイル早期警戒衛星を持っています。湾岸戦争時にはコスモス2001号、2063号、2076号、2097号、2105号など9個でイラクのスカッドミサイル発射状況を監視していたとされています。詳しい探知・運用方法は不明ですが、DSP衛星と異なり、静止軌道をとっていないようです(コスモス2105号は軌道傾斜角63度、高度353-576km)。 イギリス、フランス、イスラエル、中国、日本など、軍事偵察衛星を保有する国は他にいくつもありますが、開発・運用能力や必要性などからして、弾道ミサイルに対する早期警戒衛星を持っているのは今のところアメリカとロシアだけと思われます。
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- ARX7
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このページを、見るとロシアも早期警戒衛星を、持っているそうです。 他の国は、よくわかりません。軍事機密なのかな
お礼
早速投降いただいていたのに返事遅くなりましてすみませんm(__)m 教えていただいたサイト参考にさせていただきます。 有難うございます
お礼
大変詳しく書いていただいてよく分かりました。 現段階ではアメリカとロシアだけなんですね。 なるほど。 有難うございます。