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細胞壁は原核細胞に存在する?(センター生物Iの質問です)

旧課程履修者です。 生物IBで「細胞壁は植物細胞のみに存在する」と習い、今日まで来ました。 代ゼミライブラリー「センター・マーク標準問題集 生物I」 大堀求/著 という問題集で、 「細胞壁は、植物細胞と原核細胞に存在する」 と解説しています。初耳です。 しかし、参考書で文英堂「理解しやすい生物I・II【新課程版】」 水野丈夫・浅島誠/編著 では、「原核細胞は細胞膜を外側の構造として持ち...」と書いてあり、イラストもありますが細胞膜が外側の構造となっていて、細胞壁は描かれていません。 また、学研 「きめる!センター生物IB」(田部眞哉/著)は、旧課程ですが「細胞・組織」のところは一緒ですので参照したところ、文英堂「理解しやすい生物I・II【新課程版】」と同様に、「細胞壁は植物細胞にのみ存在する」とし、原核細胞は「細胞膜」を持っていると書かれています。 大堀氏の解説が間違っているのでしょうか?堂々と赤字で強調しています。新課程版の参考書と齟齬があるので困っています。

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  • suiran2
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回答No.2

原核生物も細胞壁を持ちます。アオカビから発見されたペニシリンという抗生物質はご存じですよね。これは細胞壁を作らせないことで細菌の繁殖を防ぎます。ヒトの細胞には細胞壁はありませんから,選択的に効果が出るわけです。この様な話は,授業で出ませんでしたか? ○下記URLはベニシリンのお話です。 http://www.keddy.ne.jp/~scitech/medicine/medicine/how_to_work.htm

参考URL:
http://www.keddy.ne.jp/~scitech/medicine/medicine/how_to_work.htm

その他の回答 (3)

回答No.4

補足(蛇足?)です。 「植物細胞のみ」という表現は、動物細胞との比較においてのことでしょう。 他の回答者もおっしゃっている通り、原核細胞の多くは細胞壁を持ちます。 これ以降の説明は、恐らく、センター試験レベルでは関係ないことだと思いますが…。 真核細胞でも、酵母やカビ、キノコなどの菌類(真菌類)の細胞は細胞壁を持っています。(大昔の分類法では、真菌類も植物の仲間と考えられていましたが、現在の分類法では、真菌類は動物とも植物とも別のものとして分類されています。) ただし、植物細胞の細胞壁と、菌類の細胞壁と、原核細胞の細胞壁は、全て構造が大きく異なります。 また、原核細胞でも、真正細菌と古細菌では細胞壁の構造が大きく異なります。 さらに、真正細菌のうち、グラム陰性菌では、細胞膜(内膜)の外側に細胞壁があり、その外側に、更に、外膜と呼ばれる膜があります。

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.3

>大堀氏の解説が間違っているのでしょうか?堂々と赤字で強調しています。新課程版の参考書と齟齬があるので困っています。 逆です。新しい方が正しいです。下のお二人が言うように。植物細胞と原核細胞の細胞壁の材質はかなり違いますが。

回答No.1

原核細胞も細胞壁を持っています(マイコプラズマなどを除く)。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E, http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%A3%81

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