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血液型不適合について教えて下さい。

妊婦の血液型不適合について教えてください。クームス試験や抗D抗体など、関連する言葉の意味なども教えて欲しいです。 また、話は全く異なりますが、ツベルクリン反応とBCGについても教えて欲しいです。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#2787
noname#2787
回答No.2

■妊婦の血液型不適合 妊婦の血液型不適合ということですから、『母児間血液型不適合』ということですね(これなら検索で引っかかりますよ) 大きく分けて、ABO型不適合とRH型不適合があります。(血液型をAB+とか書く場合、ABがABO型で+がRH型です。)影響としてはRH不適合≫ABO不適合ですので以下RH不適合を中心に書きます。 父母がともにRH+であっても理論上子供がRH-はありえます。また母がRH-でも父がRH+のことが圧倒的でこの場合は子供がRH+であることを念頭に入れて対処を行わねばなりません。抗D抗体ができてしまうのは親子のうちの因子が(-)の方です。その抗体が相手に伝わって病気の原因となります。 RH+の胎児に母由来の抗D抗体が作用すると新生児高ビリルビン血症、いわゆる新生児黄疸が著明となり、胎児期や新生児期に交換輸血などを行わなくてはならなくなることもあります。特にRH不適合の場合は胎児期から可能性を考えていかなければならないので、妊娠中から頻回に血液検査を行い、母体血の間接クームステストが陽性になった場合は遅滞なく必要な処置を施す必要があります(場合によっては胎児輸血、緊急帝王切開など)。 また出産時の出血によって、RH-の母体に子供のRH+型に対する免疫抗体が作られることがあり、その場合は次の子供の時に拒否反応が強く現れる可能性があるため、出産後に母体に抗Dヒト免疫γ-グロブリンを投与(出産後3日以内)する必要があります。 出産後には臍帯血や新生児の血液でも抗体の有無を調べる(直接クームステスト)ことができます。抗体がなければ、新生児期の溶血性疾患は可能性がありませんが、抗体があれば溶血性疾患の可能性を考えて対応(早期からの光線療法など)しなければなりません。 ○クームス試験 血液中に抗体が存在するかどうかを調べる試験のひとつの方法。直接法、間接法があり、検体に応じ使い分けます(詳細略) ○抗D抗体 RH因子に対する抗体、RH-のものが、RH+血液(D因子を含む)に触れると造られる。 ツベルクリンとBCG(簡単に書きます) ○ツベルクリン反応 結核菌に対する抗体の有無を調べる方法。 ○BCG(ワクチン・接種) 牛型結核菌をもとに作ったもので生ワクチンです。結核菌の抗体がない方に接種します。 内科・産婦人科専門ではありませんので一般人としての回答です。

bu--ko
質問者

お礼

とてもよくわかりました。こんなに早くに、しかもわかりやすく回答していただけて、とても助かりました。本当にありがとうございます。

その他の回答 (1)

noname#211914
noname#211914
回答No.1

以下の参考URLサイトには関連質問の回答がありますが、参考になりますでしょうか? この中で#2で紹介したサイトも参考にして下さい。 ご参考まで。

参考URL:
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=107003
bu--ko
質問者

お礼

とても参考になりました!ずっと知りたかった事なので、やっとわかってすっごくすっきりです~。ありがとうございます!!

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