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売上のフライングのチェック

売上のフライングのチェックとはどういうことでしょうか。

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  • cobra2005
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回答No.1

「売上のフライング」とは、なんでしょうか? かけっこなどで、ヨーイドンする前に走り始めてしまう「フライング」という意味で、「売上計上タイミングのフライング」ということですかね。 余談ですが、そのことを会計(業界)用語では「売上のカットオフエラー」と言います。 以下の説明はその「売上のカットオフエラー」とそのチェックについてです。 会社が作成するべき財務諸表(決算書)の1つに損益計算書がありますが、損益計算書を作成する際には一定の会計期間が決定していることが前提になります。そして損益計算書において計上される売上は、その一定の会計期間の中で実現したものでなければなりません。(実現主義) 例えば、モノを販売しているような企業では一般的に出荷の事実をもって売上計上していますが、決算日までに注文は受けたが未出荷の場合はその会計期間の売上に含めてはいけませんし(売上の早期計上=フライング)、決算日までに注文を受け出荷も完了しているのに次の会計期間の売上とすることもいけません(売上の未計上)。 どのような状況・手法であれ、適正な会計期間に売上計上されていないことを「売上のカットオフエラー」といいます。 「売上のカットオフエラー」は、間違って生じる場合もありますが、故意に行われる場合もあります。営業部(担当者)が営業成績を良く見せようとするためや、銀行借り入れ確保や株価維持のために、売上の早期計上をしたり、逆に納税額を少なくするため売上を次期に計上するなどです。いわゆる不正や粉飾決算です。 それらの間違い(誤謬)や不正・粉飾決算を防ぐために「売上のカットオフエラー」のチェックが行われます。 企業内部においては、売上計上する際に出荷記録や顧客からの受領書と照合する手続きを行ったり、責任者による承認手続き、期末一斉棚卸し(売上計上済み未出荷品の確認)などのチェックが行われます。 企業外部によるチェックとしては、公認会計士による会計監査がありますが、売上の期間帰属(カットオフ)の適正性は会計監査の重要なポイントとなってます。 読みにくくてすいません。

nada
質問者

お礼

連絡が遅れてすみません。どうもありがとうございました。

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