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「ご足労いただく」「恐縮ですが」
敬語について質問します。 ****************************************************** 「ご足労いただく」「恐縮ですが」 この2つの言い回しは、目上の人間に対してつかうのは 失礼にあたると上司に言われたことがあります。 「ご足労いただく」は、語源をたどると 目上の人間が目下の人間につかっていたから 「恐縮ですが」は、響きが偉そうだから だと聞いたような気がしますが、どなたかご存知ですか。 一般的につかわれてはいますが、例えば顧客対応の場で つかうことは、不適切なのでしょうか。教えてください。 ******************************************************
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「ご足労」は「ご苦労」とは違います。ご足労は、ねぎらいではなく「わざわざ来てもらって」と感謝の気持ちを表す敬語です。顧客対応に相応しい言葉だと思います。 ただし、やはり「ご苦労」の連想から目下のものに使う言葉だと思い込んでいる人がいる以上、注意が必要だともいえるでしょうね。 余談になりますが、 「ご苦労」は一仕事終えた社員に対して上司が「ご苦労さま」と声をかけたときなどは、確かにねぎらいの言葉です。しかし、 「先生にもそんなご苦労があったとは存じませんでした」などとも使います。この場合は、決して「ねぎらい」ではありません。機械的に目上の人には使えないというものではないのです。 「恐縮ですが」は、ビジネス用敬語として、かなり定着しています。おそらくほとんどのマナーブックに載っていることでしょう。私もよく使います。 (ただし、個人的には、あまり良い表現とは思っていません。身も縮まるほど恐れ入っている状態なんて、大げさすぎ、というのが本音です) そういう意味からすると、上司の方が言われた「響きが偉そうだから」というのは真反対の意味となり、ますます納得できませんね。
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- shigure136
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「来る」「行く」という動作を表現する時の尊敬語として、「ご足労」は使用できるもので、目上の者が目下の人間に使うものと決められているわけではありませんので、お客様や、目上の人が「来たり」「行ったり」する時に「ご足労頂く」という表現は適切だと思います。 また、「恐縮です」は何処にも「偉そうな響き」はありません。こちらも目上の人やお客様に使用できると思います。 ただ、最近は「梨元勝リポーター」が「恐縮です」を自分のIDのように連発していますので、偉そうな響きとは正反対に、軽薄なイメージが出来あがってしまっているような気がします。本来、相手に対する思い遣りの心の現われであるべきところが、「梨元発言」を聞いている人々には、何とも軽々しい響きに聞こえてしまうようになってしまったと思います。勿体無いかぎりです。 顧客の年齢層などを考慮してお使いにならないと、本来伝えたいあなたの、相手を思い遣る意思が正しく伝わらず、何か軽々しく、おちゃらけた態度に取られかねないような気のする言葉でもあります。
強いていうなら、 本日の御出精誠に謹慶(恐悦至極)の至り・・・ とかですかね。 でも、死語で古語で侍言葉ですよね。
- めとろいと(@naktak)
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そうなんですか? 相手に対しての丁寧語なので使って良いのだと思っています。 ご‐そくろう〔‐ソクラウ〕【御足労】 相手を敬って、その人がわざわざ出向くことをいう語。「―をかける」 きょう‐しゅく【恐縮】 2 相手に迷惑をかけたり、相手の厚意を受けたりして申し訳なく思うこと。おそれいること。また、そのさま。「―ですが窓を開けてくださいませんか」「お電話をいただき―しております」 使っていいんじゃないんですかねぇぇ? とりあえず、響きで使って良いか悪いかが決定するのは確実に間違いだと思いますよ。 また、謙譲語じゃないのに「私がご足労致します」とか 「お前ご足労だね」って、目下に使う言葉では無いでしょうね。 上記意味からすると、そこに敬意なんてありませんし。
へー? お足元不自由な中、ご足労いただき恐縮でございます。 別におかしいとも思いませんし、普通にお客さんに使っていますよ。 言語学的におかしいおかしくないは別として、決して失礼ではないし、問題ないと思いますが、上司の方が代替案を出されているのなら、それに従って言い換えるのはアリでしょうね。
- o24hit
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こんにちは。 ・ご足労いただく これは、「ご苦労さまでした」と同じで、目上の者が目下の物をねぎらう言葉ですから、厳密に言えば適切ではないですね。 ・恐縮ですが これは、特に失礼に当るとは思わないですが…
お礼
ありがとうございます。 実は研修講師をしておりまして、 明日も引き続き研修がございます。 もしよろしければ、「ご足労いただく」について 更に詳しい説明をいただければ、有難く存じます。 「恐縮ですが」に関しては、 昨日の『タモリのジャポニカロゴス』で 触れていたような気がしますが ご存じないでしょうか。 よろしくお願いいたします。