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解析

Darbouxの定理を使った以下の同値を求めたいのですが、 (1)S=s (2)∀ε>0、∃δ>0 st ∀Δ satisfing |Δ|<δ,0≦SΔーsΔ<δ 今 S=SΔ、s=sΔ(n→∞) 方針がいまいち分かりません。 積分の定理からしたがいいのでしょうか? それともDarbouxの定理を証明することで解けるのでしょうか?

noname#38655
noname#38655

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回答No.1

まず,記号や説明でおかしな点を正しておきたい と思います。 (誤)0≦SΔーsΔ<δ →(正)0≦SΔーsΔ<ε (誤)S=SΔ、s=sΔ(n→∞) →(正)lim_(|Δ|→0) SΔ = S,lim_(|Δ|→0) sΔ = s ここでいうDarbouxの定理は,おそらく    lim_(|Δ|→0) SΔ = S,lim_(|Δ|→0) sΔ = s が成り立つことでしょうが,この定理の成立 (極限値の存在)は前提としているのですよね?  本命題はDarbouxの定理そのものではありませ んが,証明のテクニックはほとんど同じです。 証明の難しいところは,Sの近似の分割とsの近似 の分割を一般に選ばなければならない点です。 そこをクリアするために三角不等式を用います。 以下では,証明のアウトラインだけ書いておきます ので,細かい点はご自身で補っていただけますか。 「前提」より,任意のε>0に対して   |S-S(Δ1)|<ε,|s-s(Δ2)|<ε を満たす分割Δ1,Δ2が(εごとに)存在します。 (2)⇒(1):Δ1とΔ2を合わせた分割をΔ(ΔはΔ1とΔ2 の両方の細分)として(必要ならさらに細分して) |Δ|<δを満たすようにすると,   S-s = (S-SΔ)+(SΔ-sΔ)+(sΔ-s) とみることにより,三角不等式を用いて   |S-s|≦|S-SΔ|+|SΔ-sΔ|+|sΔ-s|<3ε (1)⇒(2):Δ1とΔ2を合わせた分割をΔとすると   s(Δ2)≦sΔ≦SΔ≦S(Δ1) が成り立つことから   |SΔ-sΔ|≦|S(Δ1)-s(Δ2)| であることに注意します。   S(Δ1)-s(Δ2) = S(Δ1)-S+S-s+s-s(Δ2) に三角不等式をあてはめて   |SΔ-sΔ|≦|S(Δ1)-s(Δ2)|   ≦|S(Δ1)-S|+|S-s|+|s-s(Δ2)|<ε+0+ε

noname#38655
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考にして解いていきたいと思います。

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