漢文「賣故(胡)粉女子」の書き下し文を探しています

このQ&Aのポイント
  • ある金持ちの息子が、白粉売りの美しい娘に恋をし、毎日白粉を買いに通うようになります。
  • 娘は男の気持ちに心を打たれ、逢引の約束をしますが、男は喜びすぎて死んでしまいます。
  • 「賣故粉女子」の書き下し文を探しているという方のために、訳文が正しいか確かめたいと思っています。
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漢文「賣故(胡)粉女子」 の書き下し文を探しています。

漢文を勉強しているのですが、中国の「賣故粉女子」という話(文学?故事?)の書き下し文を探しています。 訳の方はなんとなく辞書で調べて分かるのですが、書き下し文が自分のが正しいのか、間違っているのかを知りたいんです。  <訳したのはこんなカンジですが…> ある金持ちの息子がいて、わがままイッパイに育てられていたが、町で白粉売りの美しい娘を見かけて、人目ぼれし、白粉を買うのを口実に、毎日町にでかけた。 何日も続いたので、娘の方も変だと感じて、「なんでそんなに買うのか?」と聞き、男は「あなたが好きで、顔を見たさに白粉を買うのにかこつけて、やってくる。」といった。それを聞いた娘は心を打たれて、明日の晩にと逢引の約束を決めた。 其の晩、男は部屋で、娘を待ってると、しのんでやってきたが、男はあまりの嬉しさに舞い上がって喜んでしまって、死んでしまった。  なんとなく、見覚えがある人や書いてある本を知っているという人はお願い致します。

  • ame32
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質問者が選んだベストアンサー

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  • garamond
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回答No.2

自信はありません。 読み誤りも少なくないと思います。 適宜取捨してください。 参考URL、内容は#1さんのと同じですが、繁体字のをつけておきました。 人家の甚だ富める有り。止(た)だ一男有り、寵恣 常に過ぐ。 市に游び、一女子の美麗なるが胡粉を賣るを見て、之を愛す。自ら達するに由(よし)無く、乃(すなは)ち粉を買ふに托して、日(ひび)に市に往き、粉を得て便(すなは)ち去る。初め言ふ所無し。漸を積むこと久しくして、女深く之を疑ふ。 明日復(ま)た來れば、問ひて曰く: 「君 此の粉を買ふは、將(まさ)に何(いづ)くにか施さんとする?」と。 答へて曰く: 「相(あ)ひ愛樂せんと意(おも)へども、敢へて自ら達せず。然れども恆に相ひ見んと欲す。故に此(これ)に假(か)りて以て姿を觀るのみ。」と。 女悵然として感ずる有り、遂に與(とも)に私するを相ひ許し、克するに明夕を以てす。 其の夜、堂室に安寢し、以て女の來るを俟(ま)つ。薄暮に果して到る。男 其の悦びに勝(た)へず、臂(ひぢ)を把(と)りて曰く: 「宿願始めて此(ここ)に伸ぶ!」と。 歡踴して遂に死す。 女惶懼し、以(な)す所を知らず、因りて遁れ去り、明(あくるひ)粉店に還る。 食時に至り、父母 男の起きざるを怪しみ、往きて視れば已(すで)に死せり。 殯[歹僉]を就(な)すに當り、篋笥中を發(ひら)き、百餘裹の胡粉、大小一積を見る。其の母曰く: 「吾が兒を殺せる者は、必ず此の粉なり。」と。 市に入り遍く胡粉を買ひ、此の女に次して、之を比すれば、手跡 先の如し。遂に執(とら)へて女に問ひて曰く: 「何ぞ我が兒を殺せる?」と。 女聞きて嗚嚥し、具(つぶ)さに實を以て陳(の)ぶ。父母信ぜず、遂に以て官に訴ふ。女曰く: 「妾豈(あ)に復(ま)た死を吝(をし)まん。乞ふ一たび屍に臨みて哀を盡(つく)さん。」と。 縣令許す。徑(ただち)に往き、之を撫し慟哭して、曰く: 「不幸にも此(これ)を致す、若(も)し死魂にして靈あらば、復た何ぞ恨みんや!」と。 男豁然として復た生き、具さに情状を説く。 遂に夫婦と為(な)り、子孫繁茂す。

参考URL:
http://home.gigigaga.com/shinyun/g/d/060.htm
ame32
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ま、まさにこれです。 わざわざ書き下して頂けるなんて恐縮です。 大変ありがとうございます。 …どうも(自分が)間違っているところが多々あります…;; ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • xingyeru
  • ベストアンサー率15% (3/19)
回答No.1

「志怪小説」の中の一つですね。 書き下ろし文とは、原稿のことですか。 下記のHPで宜しいでしょうか。 間違ったら、ごめんなさい。 人情味のある暖かい物語ですね。

参考URL:
http://huiyin.diy.myrice.com/zgwx/060.htm
ame32
質問者

お礼

御連絡ありがとうございます。 はい。「志怪小説」の話です。 ご回答ありがとうございます。

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