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収納取っ手の素材について

収納の取っ手を選んでいます。 色んな素材や仕上げがありますが、何がいいのかわかりません。単純に値段の高いのがいいのか? でも、メンテナンスの面ではどうなのか? メリット、デメリットを教えてください。 1.真鍮 クローム仕上げ 2.ステンレス ヘアライン仕上げ 3.アルミ合金 アルマイト仕上げ 4.亜鉛ダイキャスト クローム仕上げ 5.亜鉛ダイキャスト 本金めっき仕上げ 6.亜鉛ダイキャスト ソフトニッケル仕上げ よろしくお願いします。

  • aruko
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noname#107878
noname#107878
回答No.1

 結論から先に言いますと、屋内の収納部分の扉の引き手でしたら、それぞれ幾分の得失はあるものの、それほど神経質に比較なさるほどの必要はなく、定期的に磨いてさえいれば20年ぐらいは元のままで過ごせると思います。  しいて比較するなら、一番強く変質し難いのはやはり2.のステンレス・ヘヤライン仕上げでしょうが、色調としてはやはりステンレス独特の銀色が主体ですし、やはり本筋でしょうか。  最近ではステンレスの上に真鍮メッキなどを施したものやアンバー色に化学変色させたものもありますが、素材をステンレスとこだわらないなら、色物なら別の素材のものをお選びになったほうがいいかと思います。  もちろん硬度も高い金属ですから強度も耐久性も文句はありませんが、一般的には鋳造品は少なく、機械加工の簡易さを考えたごくシンプルなデザインのものを除いて、一般的には丸棒などからの挽き出し物が多く、その分、デザインには自由度が低いと言えます。  二番手としては1.の真鍮(黄銅)のクロームメッキでしょうか。クロームメッキはその下地メッキとともに真鍮にとてもよく密着しますし、その分、耐久性も高いものです。また、人の目というものは恐ろしいもので、意識の下で真鍮というしっかりした素材の深い風合いを見抜いてしまえるものです。  ただ、クロームメッキのものはもちろん鏡のような光沢がありますから、全体としてはピカピカと黒く光った感じになりますし、それだけに手あかや手の脂といったものが目立ちやすいようには思います。  また、クロームメッキでも茶系やグレイ系に変色させてたものあります。  真鍮は強度も高く、しかも機械加工にも鋳造にも適した素材ですから、デザインの自由度はかなり高いものですが、しいて言うなら機械加工したものの方が耐久性が高くサビなども出難いものです。  3.のアルミ合金・アルマイト仕上げ。こちらはやはりその軽い雰囲気に特長があります。また、化学発色によってアンバーからゴールド、茶系から黒までといろいろな色調のものがあり(サッシなどのように)、さらに染色によっては金でも赤でも緑でもいろいろな色をつけることができます(お弁当箱や灰皿などのように)。  よく言えば軽快、悪く言えばやや安手に見えるものの、色調をコーディネートさせるという目的がおありならアルミ素材のものは一番いいかと思います。  アルミは変質がほとんどなく、もちろんサビないという優れた素材ですし、鋳造も出来る素材ですが、こうした引き手などの場合は押し出し型材を定寸し、さらにちょっと機械加工を加えたといったデザインが多いのが特長です。一般的には光沢仕上はごく少なく、多くはホーニング加工による梨地仕上げ、あるいはバレル研磨による準光沢仕上げとなっているはずです。  4.亜鉛ダイキャストのクローム仕上げ/本金めっき仕上げ/ソフトニッケル仕上げをまとめてご説明しますと、亜鉛ダイカストの最大の長所はなんといってもダイカストという精密鋳造によってかなり精度の高い鋳造が出来ること。そのために、デザインに制約が少なく、モダンなものもありますが、一般的には唐草など装飾のある金物に多い素材です。  亜鉛そのものは軟らかいわりにはかなり粘り強度がある金属ですが、メッキの種類によらず、真鍮ほどには密着度がないこと、さらに、亜鉛自体が年月とともに自壊する性質があり、いずれはブツブツとしたアバタが出たり、白い亜鉛華が出てきたりしますが、もちろん日頃のお手入れ次第でこうした面での持ちは違ってきます。  また、金メッキの場合は、金メッキの密着性はわりにいいのですが、金そのものが磨耗しやすく、とかく角の部分などからねずみ色の亜鉛素材が透けて見えるようになりやすいものです。  といったわけで、耐久性が高く、シンプルでクールな雰囲気をお求めになるならやはりステンレス、メッキものや素材の金色を生かすなら真鍮、凝ったデザインを重視するなら亜鉛ダイカスト、シンプルで軽快でカラフルなものならアルミといったところになるでしょうが、ことに金メッキについては、できれば真鍮ベースのものが望ましいといったところです。あとはお好み次第といった感じです。  

aruko
質問者

お礼

完璧な回答をありがとうございました!!! HMなどに聞いても、どれも大差なし、というような答えだけで、結局決定打に欠けるものですから、カタログとにらめっこして2週間。 悩みすぎて、疲れきっていました。 どうしてステンレスはシンプルなデザインばかりなのかということも納得できましたし、カタログではわからない軽い感じ、重みのある感じというのも、よく理解できました。 ステンレスか、真鍮のクローム仕上げのどちらかで決定しようと思います。 本当にありがとうございました。感謝しています。

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