アルミダイキャストとステンレスの電食

このQ&Aのポイント
  • アルミダイキャストにアルマイト処理を施し、電気的に接点部にステンレスの接触片をつけていますが、安定した接触抵抗が得られません。
  • アルミダイキャストとステンレスの接触部に銅製の接触片は使用できず、代わりにニッケルメッキ又は錫メッキを施すことで安定した接触抵抗が得られる可能性があります。
  • アロジン処理したアルミダイキャストとステンレスの接触部は、常温と湿度の条件下では電食作用が発生する可能性があります。
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アルミダイキャストとステンレスの電食

アルミダイキャストに腐食防止のため、アルマイト処理をしています。電気的に接点部が必要なため、ステンレスの接触片をつけていますが、電食を起こしているのか分かりませんが、接触抵抗が安定しません。 銅製の接触片はサビ等の問題で採用できません。 ステンレスにニッケルメッキ又は錫メッキを施せば安定した接触抵抗が得られるでしょうか? すみません。アルマイト処理ではなく、アロジン処理の間違いでした。 2つのアルミダイキャストの間に挟むように”へ”の字型接触片を入れています。接触片は一方のダイキャストにねじで止められています。 宜しくお願いします。 アロジン処理したアルミダイキャストとステンレスは25℃の常温と80%程度の湿度の状態に放置した場合、電食作用が発生するのでしょうか?

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

アロジン処理も酸化皮膜ですので、その酸化皮膜を破壊して、接触しないと導通性には影響がでてきます。亜鉛めっき後に行われるクロメート処理(虹色 白 黒 オリーブ色..)も酸化皮膜で導通性はありませんが、酸化被膜を破壊する前提で、導通目的に使われます。一方はねじ止めですので酸化被膜は破壊され アルミとステンレスとの接触は確保されているといえますが、もう一方はどうでしょうか、またやっかいなことに、ステンレスもクロムの酸化被膜で耐食性を保ちますので接触片としてはやや不安定かもしれません。電食ですが、同一か近い電位をもつていないと生ずる可能性はあります。可能ならば同一金属同士の組み合わせが電食をおこさなないためには望ましいことになります めっきをご検討される前に接触片の金属種(ニッケル系 アルミ系)や接合方法についてご検討なさったらいかかでしょうか? 

noname#230358
質問者

お礼

参考になりました。有難うございます。 ばね圧の関係もありが、材料の見直しが出来るか検討してみます。 検討結果によっては、また御相談させて下さい。 宜しくお願いします。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

アルマイトは、元来電気を通さない酸化アルミ不導体膜です。ステンレスの接触片はどのようにアルミダイカストにつけられているのでしょうか? ステンレスにニッケル 錫 金をつけければ接触抵抗は減りますが、接触片がアルマイト皮膜を破壊してアルミダイカスト本体に直接接触していないと導通性は不安定になるとかんがえられます。

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