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談合について

最近、談合について取り上げられていましたが、はっきり言っていまいちよく分かっていません。今、税金の無駄使いについて調べているのですが、談合は税金と関係あるんですか?あるのなら、それってどういうふうに無駄使いされているんですか?その仕組みについて詳しく教えて下さい。もし、それについて詳しく書かれたサイトがあるのなら教えてくれると助かります。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kimu88
  • ベストアンサー率61% (188/305)
回答No.1

あなたが国だとしてお財布に入っているお金が税金だとします。 予算1万円で買い物をする際に商店街に金額は伏せて「同じ品質で1円でも安い所から買いますから金額を提示してください」と宣言(入札制度と思ってください)しますが、売る側の商店街が全て共謀していて、本来5000円で売れるところをほとんどのお店が「9999円」と表示(入札に参加)して、ある一店舗だけが「9900円」と表示してあります。 あなたはその中から選択しなければならないので、結果「9900円」を支払う事になりますが、結果本来の5000円よりは高く支払わざるをえなくなります。これがいわゆる無駄遣いです。 安く表示するお店は持ち回りで、商店街会長の支持でその都度交代して皆で利益を順番に取ります。(当然5000円で売るよりも9900円で売る方が利益が出ますよね) これが自由に競争すると当然皆がライバルになってしまうので、赤字覚悟で皆が熾烈な争いをする事になってしまうので共食いになってしまいます。(本来の市場経済では当たり前の構図です)それを商店街が団結して阻止しようと悪巧みをしているのです。 財布のお金はあなたの身銭ではありません。お店側から「あなたのお金でもないんだし、私たちに協力してくれたら就職の世話もするし、悪いようにはしないよ」と言われて、あなたも「自分が損するわけじゃないんだし・・・」と納得して、事前に「予算1万円です」という情報を流してしまえば、その予算ギリギリ一杯の金額がお店側が提示できるという構図です。 最終的に、もっと安く買えるはずなのにいつも予算一杯の金額を支払い、お店側は競争も少なく利益があげられ、商店街も潤い、支払うあなたも損せずいい思いができ・・・・皆から集めた税金だけが無駄に消えていきます。。これが談合です。

suparobo_2005
質問者

お礼

分かりやすい返答ありがとうございます。例えがすごく分かりやすかったです。

その他の回答 (1)

  • ZIGORO
  • ベストアンサー率43% (21/48)
回答No.2

普通、国や自治体がモノを作るときには、入札にかけるのですが、入札をするときには必ず予算を組まなければなりません。当然、その予算は税金です。 例えば、100万円の予算を組んだときには、入札では100万円以下の金額で入札した者のうち、一番安い金額で入札した者が落札する事になるのですが、談合がなければ、各自が落札するため、他の者より少しでも安い金額で入札します。つまり競争しているわけですが、競争の結果、国や自治体は、100万円の予算より安い価格でモノが作る事ができるのです。すなわち、その差額だけ税金が浮いた事になるのです。 ところが、談合というのは事前に話し合って落札する者を決める事ですから、入札で一社が100万円で入札し残りの者が100万円より高い金額で入札すれば、100万円で入札した者が落札する事となり、結果、税金は浮きません。 本来、競争していれば安くモノを作れたのに、談合したことによってモノの値段が不当に高く吊り上げられ、結果、税金が無駄使いされているのです。

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