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QOL~生命の質~とは?
現在大学生です。教育学部に在籍しており、医療を専門に勉強しているわけではないのですが、最近生命倫理に興味があり少し疑問に思ったことがあるので投稿させていただきます。 ターミナルケアやホスピスなどについて調べていると、SOLと異なりQOLの向上を目的とする発想も大切になってきているようですが、そもそも個人における生命・生活の「質」とはどんなものなのでしょうか?またその生命の「質」を「高める」とはどのようなことをいうのでしょうか? 人によって「質」のあり方は異なると思いますし、他人はもちろん自分でさえも生命の「質」を捉えることは難しいと思うのですが、皆さんの意見を聞かせてください。
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別に、ターミナルやホスピスに限ってではないでしょう・・・。 生活の質。よりよく自分らしく生きるか?ということです。 普段の生活でもそうですが、たとえば、どこか痛みがあったり怪我をしているときって、いつもと同じように生活できないことってありますよね? 極端な話、指一本けがしただけで、髪の毛って洗いにくいですよね?洗い物ってしにくいですよね? それっていつもの生活動作のさまたげになっています。そんなとき、薬を塗って防水テープで傷口を保護して水にさらしても平気なようにする。 という行為は、今までできていた髪を洗える・洗物ができるようにすることに近づけます。 これは生活の質の向上するための行為だと思います。 ですのでそんなに難しいことではないのかな?と思います。 ターミナルやホスピスですと、その時期における苦痛が大きいために今までと違う状況になってしまい、より今までに近い状態で最後まで過ごすにはどうしたらよいか?と大きくQOLが求められているのだと思います。
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- hyper_dynamic
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QOLとは簡単にいって、自力でできる日常生活上のイベントの種類、ということでしょう。健常人と比較して禁止されることを減らしていこう、好きにさせてあげようということで、他人とか世間一般からみた価値のあるなしではありません。
お礼
どうもありがとうございました。参考になりました。
- TK01
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妻が末期がんにかかっている者です。 ホスピスには入っていません。自宅療養です。 QOLの向上とは、私達二人にとっては、単純に、 「毎日が少しでも楽しく過ごせるようにすること」です。 なお、QOLを「生命の質」と訳している所が幾つか見られますが、「生活の質」の方がより正しいと思います。私達二人は別に「生命の質」そのものが向上することには興味はありません。そもそも、「生命の質が向上する」という言葉の意味がよく分からない、ということもありますが。 実現の仕方は人によって違うでしょうが、結局は少しでも「楽しい」「幸せ」と思える時間を少しでも長くする、ということがQOL向上の基本的な考え方ではないでしょうか? そんなに哲学的に難しく考えるべき話でもないような気がします。
お礼
確かに「生命の質」より「生活の質」のほうがわかりやすいですね。 どうもありがとうございました。参考になりました。
お礼
どうもありがとうございました。大変わかりやすく参考になりました。