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『う』と『お』の違い。

小学一年生の娘の質問に誰か答えてはいただけないでしょうか? 『お父さん』は『おとうさん』なのに、 何で、『氷』は『こおり』なの・・・ 解っていただけたでしょうか?? 同じ『お』と発音する物でも、 書き方は『お』や『う』がある。 同じように『じ』と『ぢ』、『ず』と『づ』・・・ なんでって聞かれたらどう答えたらいいのでしょう? 何か、法則でもあるのでしょうか? バカバカしい質問ですが、 よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • tosembow
  • ベストアンサー率27% (200/718)
回答No.9

 オ列長音の問題に関して、#5、#7、#8の回答が非常に正鵠を得ているのですが、一般の方にはわかりにくく、ましてや小学生にそのまま伝えてもちんぷんかんぷんですよねえ。  以前に小学生を塾で教えていたときには、私は次のように言っていました。 (1)漢字の音読みに出てくる「オー」という音は「おう」と書く。 (2)漢字の訓読みに出てくる「オー」という音は「おお」と書く。 (3)「お父さん(おとうさん)」「扇(おうぎ)」「今日(きょう)」などは例外なので覚える。  なぜそうなるかは、今はまだ難しいから、高校へ行って「歴史的仮名遣い」という昔の書き方を習ったときに、国語の先生に聞きなさい。

kazit
質問者

お礼

何でもそうですが、例外があると凄く悩んでしまいますね。 先生も大変でしょう。 ありがとうございます。

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その他の回答 (8)

  • Sasabuki
  • ベストアンサー率50% (79/158)
回答No.8

現代仮名遣いでは、「オー」(オ列の長音)を表記するときに「お」と「う」が使われますが、この使い分けは、歴史的仮名遣いで、「ほ」または「を」にさかのぼる場合には「お」、そうでない場合には「う」となるのが原則です。 しかし、ある語が歴史的仮名遣いでどう表記されていたかというのは、原理からの推定は不可能で、結局、「オ」と「ウ」の使い分けは覚えこんでいくしかありません。 大きい(おほきい)⇒ おおきい 氷(こほり) ⇒ こおり 扇(あふぎ) ⇒ おうぎ 今日(けふ) ⇒ きょう (「アウ」⇒「オー」、「エウ」⇒「ヨー」という発音の変化を経た語は、現代仮名遣いでは、「おう」と表記します) 歴史的仮名遣いに実際の発音とかけ離れたものが多いのは、かつては字面のとおりに発音していたのが、発音の変化が起こったというふうに理解しておいてよいと思います。音の変化は自然と起こるもので、「寒い⇒サミー」のようにもともとはくだけて聴こえていたものが、いつの間にか普通になっていくような現象です。テレビアナウンサーのような規範がない時代には今よりもずっと発音が変わりやすかったと思われます。 また、表音文字を使っているのに同じ発音に何通りも表記がある言語は珍しくなく、例えば英語がありますよね。 英語のつづりは、歴史的仮名遣いのようなものだと理解してよいと思います。ようするに昔は字面のとおりに発音していたものが、だんだんと変化していって、発音とつづりがかけ離れたものがあるというこということです。 日本では、「てふてふ」が「ちょうちょう」などといった例が学習の負担を増やしているということから、発音に忠実な仮名遣いが望ましいという考えで、現代仮名遣いが生まれたわけですが、「表記の慣用を尊重して一定の特例を設ける」ともされたので、ご質問のような、同じ「オー」の音なのに「オウ」と「オオ」のふたつの表記が行われるのです。 習慣というものは、根強いもので、「お父さん」を「おとおさん」と書く例よりも、「氷」を「こうり」、「通り」を「とうり」と書く例のほうを圧倒的に見かけるのは、まさにオ列の長音を「う」と書く習慣が染み付いていることの表れと思います。 お子さんの質問に対しては・・・「日本語って面白いね」と答えていただければ幸いです^-^

kazit
質問者

お礼

日本語が乱れる原因に、このあたりもありそうですね。 ありがとうございます。

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  • azuki24
  • ベストアンサー率49% (907/1826)
回答No.7

何か法則でもあるのかという問いには、戦後に制定された「現代かなづかい」に則っているというのが正確な答えです。 もう少し具体的な答えとしては、戦前まで行われていた「歴史的仮名遣い」では書き方に区別があったものを、一定の基準で実際の発音に近い形に改めたのが「現代かなづかい」ということになります。 完全に現代語の発音通りかといえばそうでもなく、「う」と「お」の違いや、「じ・ず」と「ぢ・づ」の使い分けなど、昔の名残りを一部にとどめていることが小学生の悩みのもと(ちと大げさ?)になっているわけです。助詞の「は・へ」を「わ・え」と書かないきまりは、その代表ともいえるでしょう。 歴史的仮名遣いと現代かなづかいの具体的な対応は、昭和21年内閣告示第33号 『現代かなづかい』 に示されています。小学生でも高学年ならある程度は理解できると思います。 ちなみに、内閣告示は閣議決定を経て内閣総理大臣が告示したものですが、内容を決めたのは文部大臣の諮問機関である国語審議会の「かなづかいに関する主査委員会」です。著名な国語学者を含む有識者が検討した結果であることくらいは小学生にも教えてよいでしょう。 ・『現代かなづかい』 国語審議会答申 (昭和21年9月21日)  http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&id=1000007216&clc=1000000108&cmc=1000006942&cli=1000007165&cmi=1000007214 ・「かなづかいに関する主査委員会」 (昭和21年6月~9月)の委員名簿、議事録  http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20050723042321 なお、さらなる疑問として「歴史的仮名遣い」ではなぜ書き方に区別があったのか?と問われるかもしれません。それに対しては、数百年~千年くらい前には実際の発音にも区別があったというのが答えです。 今でも一部に「じ(zi)・ず(zu)」と「ぢ(dzi)・づ(dzu)」、「か(ka)・が(ga)」と「くゎ(kwa)・ぐゎ(gwa)」などの発音の区別が残っている地方もあるようです。 現実問題として、「おとうさん」「おかあさん」「おにいさん」「おねえさん」「こおり」などの長音を文字通り正確に発音している人はいるでしょうか。 実際には「おとーさん」「おかーさん」「おにーさん」「おねーさん」「こーり」などの発音で、耳にもそのように聞こえているものを、仮名遣いの知識で無意識に補正しているだけではないかと思います。 事実、明治33年の尋常小学校教科書では「おとーさん」「とーきょー」といった、いわゆる「棒引き仮名遣い」が正式に採用されていました。いきなり字音仮名遣いを覚えるのは難しいという理由です。しかし結局、字音仮名遣いを覚え直す負担が増えるだけということで、わずか8年間で「棒引き仮名遣い」は廃止されました。 このことは、当時既に「おとーさん」「とーきょー」のように発音されていたことの証拠でもあります。現行の仮名遣いの問題点は当初から指摘されていますので、将来「棒引き仮名遣い」が再登場するかもしれません。それまでは小学生の悩みは続くでしょう(か?)。 ちなみに点字の世界では昔から「棒引き仮名遣い」が正式に採用されています。ただし「おかあさん」「こおり」など、「う」の長音以外は『現代仮名遣い』のとおりです。 参考: 『現代仮名遣い』 (昭和61年7月1日 内閣告示第1号) …最新のきまり  http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&id=1000001723&clc=1000000068&cmc=1000003927&cli=1000001607&cmi=1000001716

kazit
質問者

お礼

日本語は難しいですね・・・ ありがとうございます。

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  • murabon
  • ベストアンサー率23% (42/180)
回答No.6

「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」は、原則「じ」と「ず」を使います。 例外としては2つあります。 1) #1さんの書かれている『もともと「ち」や「つ」だったものが、濁ったもの』ex:「みかづき」「おこづかい」「まぢか」 2) 『「ち」や「つ」に続けて発音されるもの』ex:「つづき」「ちぢむ」 これらは、中学受験の問題に出題されることもよくありますよ。

kazit
質問者

お礼

一番解りやすい説明です。 ありがとうございます。

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noname#160411
noname#160411
回答No.5

ぜんっぜんバカバカしい質問ではないです。というより、娘さんの質問、当然! バカバカしいのは、昭和21年に「内閣告示」を決めちゃったおじさんたちです(笑)。 >何か、法則でもあるのでしょうか? 以下、お母さん向けの説明です。 上記の告示で、 「オ列の長音は『う』で書く」 と決めちゃったんですね。それで「あふぎ(発音『オーギ』)」「きのふ(発音『キノー』)」は「おうぎ」「きのう」と書くようになりました。 ところが、同じ告示の他の箇所で、 「『オ』に発音される『ほ』は『お』と書く」 と決めちゃったものですから、「とほる」「おほきい」は「とおる」「おおきい」と書くようになりました。 なので、同じ発音にしか聞こえないのに、 「行李(歴史的仮名遣い『かうり』)」は「こうり」 「氷(歴史的仮名遣い『こほり』)」は「こおり」 と書くようになってしまった、というわけです。原則についてはこんな説明でよろしいですか? 問題は、娘さんへの説明ですね。「昭和21年にナイカクのおじさんたちが決めたの!」で納得してくれるでしょうか?

kazit
質問者

お礼

なるほどねぇ・・・ 言葉を考えるのも難しい・・・

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回答No.4

学術的な回答ではないのですが。 私はカリキュラマシーンの歌で覚えました。 ♪とおくのこおりをとおってるおおくておおきなおおかみおー これ以外は大体「う」だよってことでどうでしょう?

kazit
質問者

お礼

おもしろいですね! 遠くの氷を通ってる、多くて大きな狼おー・・・ でしょうか^^ 私は未だに太陽の昇る方角を、 バカボンの歌で思い出しています^^

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回答No.3

通常の発音で「おとーさん」と長音記号で表せるものは「う」です。 「こおり」は通常の発音では「こーり」ではないですね。 だから「お」です。 小学生が相手なら、このへんでお手うちといたしましょう。

kazit
質問者

お礼

ありがとうございます。 長音の発音の区別もよく解りませんが・・・

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  • ojisan7
  • ベストアンサー率47% (489/1029)
回答No.2

「かな」の表記は、現代かなづかい以来、原則として発音の通り記すようになったのですが、完全ではなく、歴史的かなづかいの部分も残されています。古語では、氷は「こほり」と書きましたし、実際、当時はそのように発音していたようです。また、父は「たう」と発音していたようです。 現代の日本人にとって、じ』と『ぢ』、『ず』と『づ』は発音上、差がありませんが、昔は、区別して発音していたようです。

kazit
質問者

お礼

なるほど! ありがとうございます。

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  • weiemes15
  • ベストアンサー率28% (232/828)
回答No.1

元々は違う音であったものが、発音が楽な方へ流れて似たような音になってきてしまったということだと思います 複合語内の『じぢずづ』については、濁る前の元の言葉を考えれば区別がつく場合(『缶詰』→『かん+つめ』→『かんづめ』など)もありますが、『稲妻』→『いなずま』のように、国語審議会が容認してしまった例もありますし、法則というほどしっかりしたものは最早無いかもしれません

kazit
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。

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