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公家の遊び
中世公家の遊びには囲碁・双六・和歌などがあると聞きました。これらが流行ったのは何故ですか? 遊びにも男女差があったのでしょうか? お考えなどあったらお聞かせ下さい。 また、インドアの遊びは以上の物しかなかったのでしょうか? 教科書には詳しく載っていないのですが、興味がありますのでご存知の方教えてください。 どうぞ宜しくお願い致します。
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- sijya
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和歌はもともと公家同士(同性異性身内他人関係なく)のコミュニケーションとして必須のものでした。 お互いのことをどういう風に思っているか? 気の利いた言い回し、または和歌や漢詩の教養を交えて 相手とやりとりしました。 自分たちは同一レベルの 教養サークルのなかにいるんだって確認のしあいの意味合いも あったでしょう。和歌のやりとりができないと相手にしてもらえない わけですから、たいへん。でも、なかには代詠(代わりに人に詠んで もらう)ということもあったようです。 ただし、時代を下るごとに コミュニケーションツールというより、儀礼的なもの、教養的な ものの意味合いが強くなったようです。 同様のことを漢詩でもやっていましたが、これは主に 男性が公的な場面で作ることが多かったようです。 作詩だけでなく有名な漢詩を知っているかどうかということも 重要でした。 それ以外だと「物合わせ」です。 「貝合わせ」や「絵合わせ」など、自分達の持っている ものを見せ合って優劣を競います(お互いに批評し合ったりなど)。 それにちなんだ和歌を詠んだりもしたようです。 楽器の演奏(今でいう雅楽の楽器)も公的な場所だけでなく、 私的な場所でも よく行われました。上流貴族は、琵琶、箏、和琴、 横笛あたりを好みました。 囲碁や双六が流行ったのは中国からやってきたから(笑) 舶来物好きな貴族達ですので・・。 人形遊びやアウトドアの遊び以外は男女関係なくやったと 思います。
お礼
お早いお答え有り難うございます。 まだいろいろあるのですね。早速調べてみたいと思います。