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基礎のひび

木造住宅の基礎のヒビについて教えてください。 今の家は建ててから20年経ちます。 隣に地下貯蔵庫を備えた建物が建ちました。 工事の際、根切りを相当深くやっていた為か私の自宅(木造2階建て)の基礎にヒビが入りました。被害は私の家だけでなく他の家も壁などに亀裂が入りました。 しばらく気付かなかったのですが雨の日に建物内部(1階の車庫)に雨が漏水してる事に気付きしかも、基礎の中の鉄筋錆が混じった様な水がしみ出ていました。 隣を建てた業者に見せて直すように言ったのですが、コーキング材を上から撫でつけるという簡単なものだったので 不安に思っています。 素人考えながら「基礎の中の錆はどうなるの?」と思いつつそのままになっています。 自分でもどうしたらよいものか悩んでいます。 この様な場合どのような処理をした方が適切なのでしょうか。 専門家のご意見を伺えたらと思います。

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noname#65504
noname#65504
回答No.2

鉄筋は通常空中で錆びますが、コンクリートはアルカリ性を持っており、鉄筋の錆を防止します。 但し、何らかの原因で鉄を保護しているコンクリートがアルカリ性を失ったり、ひび割れなどにより水分・塩分などが侵入すると鉄筋の錆はコンクリート中でも進行します。さらに、鉄は錆びると膨張しますので、錆が進行すると周りのコンクリート押しのけひび割れを発生させます。 水の色は何色でしょうか?赤茶色のようなものなら、錆を伴った水である可能性があります。白濁色でしたらコンクリート成分が混じった水の可能性があります。 錆が混じったような水(赤茶色の水)がにじむということは、水分が鉄筋の位置まで侵入して可能性があります。その場合、錆の進行を防ぐためには、正しいひび割れの補修をする必要があります。 多かれ少なかれコンクリートはひび割れが発生する材料ですが、ひび割れの幅が0.3mm程度以上になると内部に水が侵入するようになります。 このひび割れの幅と深さにより補修する方法が変わります、小さい場合は表面に防水剤を塗布するような方法もありますが、大きい場合は一度コンクリートをV・U型にカットしてそこに防水剤を詰める方法になります。 これは現状を見てみないと判断できないようなものなので、一概に言えないので、心配でしたらコンクリートに詳しい専門家(コンクリート診断士などの資格もっているコンクリートに詳しい建築士)に見てもらうとよいでしょう。 なお、コーキング材というのがどんな材料を指しているのかわからないのですが、防水に使用されるコーキング材と一般にいわれるものは耐久性がコンクリート構造物と比べてありませんので、おそらく何年かの後に再度補修が必要になる可能性もあります。 広範囲に影響を与えた掘削工事のようですので、現時点でできる限り責任を追及しておいた方がよいと思います(話した内容や工事内容を文書として残しておくとよいと思います)。 時間が経ってからでは責任が曖昧になったり、その業者が倒産していたりして対応を求められなくなるからです。 また、掘削工事によりひび割れが周辺全体に出たということは、その工事により地盤全体が動いた可能性もあります。この場合構造全体もダメージを受けている可能性もありますので、できれば構造に詳しい建築士などに相談するとよいでしょう。 参考までに、以前コンクリートのひび割れの一般の補修法についてはこちらで回答しましたのでこちらもご覧ください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1051998

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1051998
kitiok
質問者

お礼

大変丁寧な説明ありがとうございます。 漏水の色は御察しの通り赤茶色の水です。 コーキング材は何を使っていたのかは分かりませんが恐らくサッシ枠に使用するような防水性のコーキング材だと思われます。昨日も見てみたらそのコーキング材の上からまた赤錆水か滲み出ていました。 責任追及の事など気付かなかった点までアドバイス頂きありがとうございました。 早速、コンクリート診断士や構造に詳しい建築士の方を探してみようと思います。 大変参考になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (3)

noname#115004
noname#115004
回答No.4

#1です。 >調査をする専門家は建築士事務所協会などで紹介をしてもらえるのでしょうか。 とりあえず、この現況を含め、相談をしてください。事務所協会等では、より専門的なアドバイスが聞けるかもしれません。相談については、費用等もかからないでしょう。また、相談によって、適切な建築士事務所、調査会社などの紹介もしてくれるでしょう。実質的な調査をする場合には、有償となるでしょうから、費用の見積り等、また、相手の業者への請求の仕方なども相談されると良いでしょう。 無事、悩みと問題が少しでも良い方向に向かうよう、お祈り申し上げます。

kitiok
質問者

お礼

再度、ご回答頂きありがとうございます。 早速相談してみたいとおもいます。 ありがとうございました。

  • yukai4779
  • ベストアンサー率32% (193/592)
回答No.3

 工事業者は家屋の近隣を掘削する場合には、通常工事前(掘削前)に住宅の基礎や壁、ブロック塀などの現況の写真を撮影するのが常識です。  その理由はクラックが以前からあるものなのか、工事後に発生したものかを確認する為です。  今回は、それがあったのがどうか解りませんが、とりあえず。工事業者がコーキングを施したということは工事に起因していると認めているのでしょう。ただ、基礎にクラックですから、少なくとも地盤が動いたのは事実でしょうから#1様のいうとおり建築士に依頼して調査してもらうことをお勧め致します。  工事業者に依頼して、第三者(大学等の先生方)に調査をお願いしましょう。(少なくとも工事業者と取引のあるところは遠慮していただきましょう。)費用は当然ながら工事業者もちです。  室内の壁はどうですか?建具の開閉は以前と比べてどうですか?よく気を付けて家中を見てみて下さい。 ご近所団結して頑張って下さい。

kitiok
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 事前調査はなかったように思われます。 補修をしにきた業者は何の根拠も証拠もなく基礎のヒビを見て「これは以前からあったものだ」など言いつつコーキング材を嫌々塗っていました。 酷い業者です!! 責任追及の件も含めて処置をお願いしようと思います。

noname#115004
noname#115004
回答No.1

一度、専門家(建築士事務所が良いでしょう。)に調査をしてもらい、危険度及び劣化度を判断と良いでしょう。間違いなく損傷(多少にかかわらず)があれば調査報告書を元に、賠償請求をするべきです。あくまでも、きちんとした調査資料に基ずいて行うべきです。

kitiok
質問者

お礼

早々の回答ありがとうがございます。 再度、質問するようですが・・・ そういった調査をする専門家は建築士事務所協会などで紹介をしてもらえるのでしょうか。

kitiok
質問者

補足

再度、質問するようですが・・・ そういった調査をする専門家は建築士事務所協会などで紹介をしてもらえるでしょう。

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