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小学校の五年生の国語の教科書の理解できないところ(すうすう、だけ)

 日本語を勉強している外国人です。小学校の五年生の国語の教科書を読んでいます。分からないところがありますので、質問します。  「まりちゃんがいなくなると、教室がすうすうするような感じがした。私は一生懸命まりちゃんに手紙を書いて、お母さんにたのんで出してもらった。まりちゃんからも、同じだけ手紙が来た。黄色いクロッカスのはちうえを持ったまりちゃんの写真もとどいた。」 1.「すうすう」は寂しいに近い意味だと文脈から推測しましたが、オンライン辞書を引いたら、「物事が順調に進むさま。すいすい」の意味となっています。よく理解できません。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%B9%A4%A6%A4%B9%A4%A6&kind=ej&mode=0&jn.x=47&jn.y=12 2.「まりちゃんからも、同じだけ手紙が来た。」  「同じだけ」の意味がよく理解できません。「まりちゃんからも、同じように手紙が来た。」なら、なんとなく理解できますが、やはり「まりちゃんからも、手紙が来た。」の方が理解しやすいと思います。ご教示をお願いします。  日本語を何年間も勉強していますが、まだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現があれば、それも併せて指摘していただければ助かります。質問が多すぎて、申し訳ありません。よろしくお願いします。

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noname#13448
noname#13448
回答No.3

こんにちは。 たまたま家庭教師で5年生の国語の教科書,やりましたよーーー このお話大好きです♪ 1.について。 これはおっしゃるとおり,寂しいに近いですね。 ただ,主人公(名前忘れちゃいました)の女の子は寂しいとまでは自分で気づかず なんとなく,まりちゃんがいないことで物足りなさ,なんだか不自然な感じだなぁ・・・というような気持ちを感じたわけです。 ここでの「すうすう」の意味は,参考URLのなかでは (1)風がすき間などを吹きぬけるさま。 「すき間風が―する」 になります。 すきま風って分かりますか? 日本家屋なんかでは,ふすまや障子が多いため そういったすき間(密着していないので)から,すーすーと風が入ってくる, 冬なんかはそれが寒いんです。 そういう風が吹きぬけるような寒さ。 まりちゃんがいなくなったことで,なんだか違和感を感じたんですね,主人公は。 それから 2.「同じだけ手紙が来た。」 こちらは手紙の量や回数を意味していると考えてください。 主人公がはじめ,せっせとまりちゃんに手紙をかいていたんですよね。 それと同じようなペース,回数で,まりちゃんからもしっかりお返事があったということです。 これがなぜ「まりちゃんからも手紙が来た」という表現でないかというと 物語はこのあと,手紙の量がだんだん減っていったことが書かれています。 ですから,ここではまりちゃんと主人公が,せっせと手紙を出し合って 頻繁に連絡していたことを表すために「同じだけ」という表現がつくわけです。 「私はたくさん手紙を書いた。まりちゃんからも同じだけ手紙が来た。」 「私はたくさん手紙を書いた。まりちゃんからも手紙が来た。」 この2つを比べてみてください。 まりちゃんから,主人公と同じようにたくさんきたのかどうかということについて 1番目の方がよくそれをあらわしています。 いかがでしょうか。 説明中の日本語で難しいところがあったらすみません。 日本語の勉強がんばってくださいね!!!

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。ご説明がとても理解しやすくて、大変いい勉強になりました。  応援してくださって、本当にありがとうございました。これからもがんばります!またよろしくお願いします。

その他の回答 (8)

  • fuyumerei
  • ベストアンサー率22% (28/123)
回答No.9

大辞林の説明では、(2)となるんでしょうね。 >それが限界で、それ以上には及ばないという気持ちをこめて、 のニュアンスは質問文の「同じだけ」には含まれてないですね。 大辞泉の説明ではどうでしょう。1ですね。 これに「同じ」が付加され「同じ分量・程度」→「私が出したのと同じ回数の手紙」 ややこしいので「同じだけ」で「同じ分量」「同程度」と理解するのがいいんじゃないでしょうか。 私はあなたと同じだけ稼いでいるのに、なぜ私だけに子供の世話をさせるの? (どこかの共働き夫婦の会話をイメージしました。奥さんが旦那さんに話しています。) オンライン国語辞典はYahoo!Japanの方が使いやすいですよ。大辞林、大辞泉、類語辞典と豊富なんです。 著作権法以前に、引用する文の著者、作品名を質問に添えると回答する側も回答しやすいかもしれませんね。

参考URL:
http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?index=11399300&p=%A4%C0%A4%B1&dtype=0&stype=0&dname=0na&pagenum=1
awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  確認していただき、大変助かりました。すっきりしました。アドバイスも感謝します。これから気をつけます。  本当にありがとうございました。

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.8

1.「すうすう」 隙間があり、風通りのよう様子を「すうすう」といいますね。 まばらで、風通しの良い様子を表しています。 「物事が順調に進むさま。すいすい」は、少し違うように思います。 これは、反復表現で、繰り返す様子を表しています。 「すうすう」と表現できる事柄は、洋服など、生地を仕立てる「お針仕事」ぐらいしか思いつきません。 (方言だと、もっと多いかもしれません) 2.同じだけ 程度を表し、手紙の量、回数を表しています。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「すうすう」と表現できる事柄は「お針仕事」ですね。大変いい勉強になりました。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

 ご親切に回答してくださった皆様  早速のご返事ありがとうございます。いろいろと大変助かりました。1はとてもすっきりしました。どうもありがとうございました。  申し訳ありませんが、2の「だけ」についてもうちょっとお聞きしたいところがありますので、No.8さんの補足欄をお借りして、まとめて補足いたします。  皆さんのご回答を拝見して気付いたことなのですが、「同じだけ」の「だけ」は「ばかり、のみ」という限定する意味の「だけ」ではないような気がします。「ただ上辺を飾るだけのことだ」、「二人だけで行く」、「彼だけ来ていない」などの「だけ」と違う使い方ですね。私のよく使っている「だけ」は「ばかり、のみ」という限定する意味の「だけ」です。オンライン辞書を引きました。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%C0%A4%B1&kind=ej&mode=0&jn.x=15&jn.y=4  「同じだけ」の「だけ」は項目(2)「それが限界で、それ以上には及ばないという気持ちをこめて、程度を表す。」にあたるのでしょうか。この「だけ」は「程度」という言葉に近いのでしょうか。もう一度教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

回答No.7

1.すうすうという擬態語がもっとも嵌まる表現は「首筋がすうすうする」だと思います。首筋は首の後ろ側です。字面からすると妙な感じもしますが。長かった髪をばっさり短くしたときの心細さってあるでしょ? あんな感じを体から環境に拡大してみせた表現と受け取りました。「すうすう」については、広辞苑を牽いてごらんになることをお奨めします。大辞林の説明はこれに劣ります。 2.この一文はうまい。「同じだけ」は作者会心の一句だろうと思います。なぜか、進んでまりちゃんからは手紙を寄越すことはない。だけどこっちから出せば必ず返事は来る。さて、これだけだとまりちゃんは病院に入ったのかな? って感じ(つまり積極的に踏み出す力はもうないけれど、受け身の形なら精一杯のことをする、という)ですがどうなのかな。 余計なことですが、「水が来た」と作ったのは鴎外でそれを三島由紀夫が感心して見せ、それを丸谷才一が巧妙に批評した、というのが日本語世界の常識だと思います。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「首筋がすうすうする」は新知識です。大変いい勉強になりました。  そのあと、「手紙と手紙の間が、少しずつ空くようになっていた。」と書いてありますが、理由は書いていません。たぶんもう落ち着いてきたかと勝手に推測しました。でも、入院はしていないと思います^^。そして、二年後お父さんの仕事の都合でまりちゃんは日本に帰ってきました。  本当にありがとうございました。

  • tyuuta
  • ベストアンサー率35% (164/458)
回答No.6

「すうすう」確かに辞書を見ると、「物事が順調に進むさま。すいすい」の意味となっています。もしかすると元々 そういう意味でも使っていたのかと思いますが、今は使っていないと思いますよ。辞書にあるとおり(3)の意味になる時は「すいすい」を使うと思われます。「すうすう」から派生して「すいすい」と言う言葉ができたんじゃないでしょうか。文章を読む場合はあくまで文脈で単語の意味を決定していくので(3)の解釈だと文脈に合わないので (1)風がすき間などを吹きぬけるさまから転じて「さみしい感情」をたとえた描写だと言う解釈で問題ありません。 2.「まりちゃんからも、同じだけ手紙が来た。」 ここでは「だけ」という程度を表す助詞として解釈します 文脈には手紙を何回出したとは書いてありませんが、かなり仲のよかった二人が離れ離れになって唯一のコミュニケーションが手紙だけですから、一回だけのやり取りとは考えにくいですし、「同じだけ」というところから同じ回数という手紙を出す回数の程度を表わしていると解釈できると思います。 日本語としてほとんど違和感がないくらい素晴らしいと思います。これからも勉強頑張って下さい。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。大変いい勉強になりました。  応援してくださって、ありがとうございました。がんばります!

  • a375
  • ベストアンサー率30% (439/1421)
回答No.5

1)お示しのURLの最初に)風がすき間などを吹きぬけるさまと書いてあります。「すうすう」は寂しいに近い意味だと文脈から推測しましたが…その感じでおよろしいと思います。文脈から推測…大切ですからこの感覚を大事に 為さればもう鬼に金棒です。 2)(まりちゃんからも、同じだけ手紙が来た。)二人の硬い絆を示すためにお互いに一回も返事が欠たことが無く、随分多く手紙のやり取がされたことを暗示して二人の仲どんなに好かったかを示しています。 まりちゃんからも、同じだけ手紙が来た。この一行は練達の文章家であり日本的文体の特徴です。三島由夫の一文に良く似たものがあります。春の日差しの中、女中がお盆の上に大きな器に水をいれてもって来るように命じられます。普通、この場面は、(女中は静かなすり足でお盆を捧げる様に廊下をやってきた。春の日差しがお盆の器の水面に光を撒き散らしていた。)位の描写をするでしょうが、三島は「水が来た」のフレーズで切っています。凡人に書けるものでないと思い知らされました。  「同じだけ」の中にもあふれる感情がこめられています。 3)この回答者より上等。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変いい勉強になりました。三島由夫の文章のご紹介にも感謝します。私のつたない日本語が回答者様より上等なんて言われると、全く恐縮です。そんなことはないと思います。  いろいろと本当にありがとうございました。

  • koisikawa
  • ベストアンサー率10% (66/603)
回答No.4

  (1) 「すうすう」は、「何となく空間が生じて、風がふきぬけていくような、寂しい空間」のイメージかと思われます。 (2) 「だけ」は、筆者はまりちゃんに、複数手紙を出し、まりちゃんからも、同じ数だけ返事がきたということではないでしょうか?  文学作品は、「行間から読み取る」言葉が多く、難しいですよね。  たいしたもんです。頑張ってください。   (元教師)

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変いい勉強になりました。日本語は勉強すればするほど難しくなると痛感します。  応援してくださって、ありがとうございました。がんばります!

noname#16529
noname#16529
回答No.2

1は「すうすうする」で1つの意味です。意味は風がすき間などを吹きぬけるさま。「すき間風がすうすうする」などです。つまり,まりちゃんがいなくなって寂しい感じがしたという事です。 2は「同じだけ」というのは「同じ数だけ」という事です。数が省略されています。 あと,文章はちゃんと書けてますよ!

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。すっきりしました。いい勉強になりました。  励ましてくださって、本当にありがとうございました。がんばります!

  • onara931
  • ベストアンサー率25% (141/545)
回答No.1

「すうすう」は、風が吹き抜けるイメージの擬態語だと思われますから、寂しい様子であっていると思います。 辞書の説明だけでは、文学的な表現、特に児童文学のような感性に訴える文章の解釈はまかない切れないと思います。 宮沢賢治という詩人の詩で、 「クラムボンがカプカプ笑った」というような表現がありますが、この語は辞書では説明しきれないです。 2.「まりちゃんからも、同じだけ手紙が来た。」 これは、まりちゃんからも自分が出したのと同じ数だけ手紙が来た、ということでしょう。 友達との手紙(たぶん手渡しの手紙ごっこ)のやり取りを楽しんでいるのでしょう。 ところでなんという作品でしょうか?

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。石井睦美の「新しい友達」という作品です。宮沢賢治の擬態語が非常に豊富だと以前も教わりました。この方の作品も読んでみたいと考えています。いろいろと大変助かりました。  本当にありがとうございました。

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