結界の張りり方

質問

よろしくお願いします。

結界はどのように張るのでしょうか？
聞いた話だと
家の四隅に水晶を埋める
四隅に塩を盛る
お札を貼る（四隅か一枚かはわからないです）
聞いた話なので、詳しく知らないので
教えていただきたいのですが・・。

家や部屋だけではなくて
人（個人）にも結界って張れるのでしょうか？

回答No.4

yuhkoh

結界をネットの情報を読んだぐらいで、たやすく張ることは出来ません。

さて、「観音経」（正式名称：『妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五』）の一節。

呪詛諸毒薬（じゅうそしょどくやく）　所欲害身者（しょよくがいしんじゃ）念彼観音力（ねんぴかんのんりき）　還著於本人（げんじゃくおほんにん）
訳「呪いや毒薬のために命が危険にあっても、この観音を念ずれば、殺そうとした本人にそれらが戻っていく」

或遇悪羅刹（わくぐあくらせつ）　毒龍諸鬼等（どくりゅうしょきとう）
念彼観音力（ねんぴかんのんりき）　時悉不敢害（じしつぷかんがい）
訳「悪しき羅刹や毒龍などの諸々の鬼（き）に出会っても、この観音を念ずれば、どれもが害を与えないようになる」

注：羅刹・・・インド神話に登場する勇猛な神々。人間の血を好んで飲む。または財宝神としても信仰される。
注：鬼（き）・・・人間の目には見えない威力ある存在。または死者を意味する言葉。

上記は安物のオカルト作品にあるような、内容ではありません。
「観音を念じる」とは、音に象徴される現象世界の実相を観想（瞑想）するということです。そのことにより、呪詛（精神的攻撃）・毒薬（肉体的攻撃）に影響されず、また悪羅刹・毒龍・諸々の鬼に象徴される低我の意識に惑わされないことを意味します。
　悪霊に惑わされるというのは、自己の精神のレベルがそれら低我の意識と同調していることです。

　「観音を念じる」、つまり観世音菩薩は一切の実相は清浄であるという境地であり、それは汚泥から美しい花を開く「蓮華」によってその働きが表現されます。であれば「念彼観音力」とは自身の内に存在する蓮華を開かせること。それはインド哲学において生命の根源たる心臓（フリダヤ）を、仏性の象徴たる「蓮華」であると観想し（実際、心臓は蓮華の蕾の形です）、得自性清浄如来（とくじしょうしょうじょうにょらい：阿弥陀如来＝観世音菩薩の異名）の真言である「hrih（キリーク）」を誦すことによる瞑想こそ、「観音を念じる」ことです。

上記を踏まえなければ「結界を張った」としても、また別の新たなる災いの原因を見つけ出して、堂々巡りになりますよ

補足

返信遅くなりました
回答ありがとうございます。
＜上記を踏まえなければ「結界を張った」としても、また別の新たなる災いの原因を見つけ出して、堂々巡りになりますよ
確かに、その通りかも・・と思います。
どかしたところで、解決にはなっていないのですから・・
ただ、私も生活がありますし、有名だよと紹介されて
いきなり高額の請求をされても困ります。（中にはそうではない人も
いるとは聞きますが、出合ったことはないです）

＜悪霊に惑わされるというのは、自己の精神のレベルがそれら低我の意識と同調していることです。
霊媒体質の人はみなさんこのような人たちのなのですか？
霊媒体質という言葉は聞きますが、どのような体質かは知りません
（失礼な書き方で気を悪くされたらすみません）