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acetonitrileとethanol混合溶媒
早速ですがよろしくお願いいたします。 恥ずかしいことなのですが、一昨日間違えて、acetonitrileとethanolを混ぜてしまいました。 しかも、2リットルくらい… さすがにボスにぶつぶついわれて… 初めは蒸留で分留できるかな?と思っていたのですが、アルコールって共沸起こしますよね… それに、私の研究室は蒸留やるメンバーが多いので、おいそれと長時間使えないこともあるので、蒸留は困難です。 無駄に捨てたり、洗浄用の溶媒にするよりも、それほど純度を気にしない実験で使いたいと思います。 ただ、大体の混合比ですが1:1(4:3?)程なので、どうにかして、acetonitrileなりethanolなりを8割程度にまでしたいんです。 他に考えたのは、水を放り込んでethanolだけ取れるかな?と思ったのですが、構造を考えると両溶媒とも水とそこそこなじみがいいような… 何か良い方法はありませんか? よろしくお願いいたします。 PS:なんでミスるかなー?ってのは聞かないでください…
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エタノールはどんな量でも水と完全に混ざり合いますし、アセトニトリルだけなら少量の水とは分液しますが、水-エタノール混合溶媒と分液することはないでしょう。研究室に5リットル以上のサイズの分液ロートがあるなら水と大量の有機溶媒を加えれば層が分かれる可能性はありますがそれでも多分エタノールのほとんどは有機層にいると思います。また、アセトニトリルの沸点は82℃、エタノールの沸点は78℃なので共沸なんて気にしなくても蒸留で分けるのは困難です。分けられる可能性があるとすれば減圧蒸留、-100℃ぐらいでアセトニトリルの結晶化、カラムクロマトグラフィー、アルコールをエーテル・エステル等にしてしまうなどですが量が量ですし、時間・コスト的にも多分捨てたほうが安いぐらいです。実験に使うにしても詳しい混合比の分からない溶媒で行われた実験なんてデータになりえません。ミスは後悔することよりも次からしないことが重要です、失敗して次からしなくなるなら2リットルの溶媒も無駄ではないと考えて、溶媒としての再利用はあきらめてその時間を実験に使った方がいいと思いますよ。
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- パんだ パンだ(@Josquin)
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#1です。 アセトニトリルも水と任意の割合で混ざります。アセトニトリルの融点は-41℃(エタノールは-112℃)ですが、アルコールに良く溶けるので、結晶化することは無いでしょう。カラムクロマトグラフィー、エーテル・エステル化なら可能性がありますが・・・以下、前回同様の答え。
お礼
二度もご回答ありがとうございます。 やはり無理のようですね。 なんともばかばかしい失敗ではありますがこの失敗を糧に、ミスを減らして生きたいと思います。 回答ありがとうございます。
- パんだ パンだ(@Josquin)
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分離は無理じゃないかな。 労力とコストを考えたら、諦めて洗浄溶媒にした方がいいです。
お礼
二度も回答ありがとうございました。
お礼
やはりそうですか… 私も多少は考えてみたんですが、無理のようですね。 この経験を生かして、次からのミスを減らすことにします。 回答ありがとうございます。