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ヒステリシス曲線について

ヒステリシス曲線の面積が鉄損(損失)に値すると聞いたのですがこれはどういった理由からきているのでしょうか?

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  • foobar
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回答No.2

#1に間違いが有るので訂正(BとHが逆でした) 誤 ・磁界を微小分dH変化させたときに磁性材料に出入りするエネルギーはBdHになります。で、ある磁界から別の磁界まで変化させたときのエネルギーの出入りは∫BdHで計算できます。 正 ・磁界を微小分dH変化させたときに磁性材料に出入りするエネルギーはHdBになります。で、ある磁界から別の磁界まで変化させたときのエネルギーの出入りは∫HdBで計算できます。 補足 ∫HdBはBH曲線(縦軸が磁束B,横軸が磁界強度Hのグラフ)で曲線の2点(積分の開始点A,終了点B)から縦軸に垂線をおろし(縦軸と垂線との交点をa,b)たときに aABbで囲まれる面積になります。 磁界を強めるときの(下側の)曲線でできる図形(縦軸と曲線の間の図形)と弱めるとき(上側の)曲線でできる図形の差は、ちょうどヒステリシスの部分になっています。

その他の回答 (2)

  • ojisan7
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回答No.3

BH曲線の囲む面積は磁場のエネルギーですが、損失を考える場合はMH曲線の方が理解しやすく、より、正確のような気がします。電磁気は昔に勉強したことなので、細かいことは忘れてしまいましたが・・・

curry0
質問者

お礼

皆さんありがとうございます。 電磁気は難しいッス。 これからも精進します。

  • foobar
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回答No.1

磁性材料のBH曲線ですね。 ・磁界を微小分dH変化させたときに磁性材料に出入りするエネルギーはBdHになります。で、ある磁界から別の磁界まで変化させたときのエネルギーの出入りは∫BdHで計算できます。 ・で、磁界をあげていったときに鉄心に供給されるエネルギーと逆に磁界を下げていったときに鉄心から戻ってくるエネルギーを計算すると、ちょうどBH曲線のヒステリシスで囲まれる面積だけ差(損失)が出ます。 ・この分が鉄損のうちのヒステリシス損失になります。

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