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第三者割当増資と議事録

本年度から会社で総務を担当しております。宜しくお願い致します。 第三者割当増資を取締役会において決議をし、 割当先を記載しなければいけないとのことですが、 その記載方法についてご教授願います。 記載方法としまして 「某金融機関三社に対し計100000株を割当先とする。」 のような表現で問題ないのか、(割当先を曖昧にする) それとも、 2.「A社50000株    B社30000株    C社20000株にそれぞれ割り当てる。」 のような表現にしなければいけないのか?(具体的に割当先を記載する) それとも、どちらでも構わないものなのでしょうか? かなり初歩的な問題化と思われますが、宜しくお願い致します。

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noname#58084
noname#58084
回答No.1

私は、街の法律家です。 特に有利な発行価額で新株発行する場合に限り、 商法第280条の2第1項第8号が、 議事録の記載内容となります。 今回の新株発行は、 特に有利は発行価額によるものなのですね? あるいは株式譲渡制限のある会社の場合には、 同項9号で、引受人の特定が必要です。 記載の仕方としては、 客観的に特定できる程度に定めることが必要とされています。 「某金融機関三社」では客観的に特定することはできないので、登記申請手続的に問題があると解します。 たとえば、金融機関名を挙げずに、「当社の創業からの取引金融機関」といった具合に、調べれば特定できるような表示の仕方であれば問題ないと解します。 記載の仕方について案が決まったら、事前に、登記申請する管轄法務局(又は出張所)に電話相談で確認しておくとよいです。その際には、電話回答くださった方の名前を控えておきましょう。

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