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助動詞「で」と接続助詞「で」「て」

「彼女はきれいで、頭がいいです。」「彼女は美しくて、頭がいいです。」のように、並列の意味を表すとき接続助詞「て」「で」を使いますが、名詞の場合、たとえば「私の子供は、女の子で小学生です。」のような文での「女の子で」の「で」は断定の助動詞「だ」の活用したものだそうですが、どうしてこのような違いがあるのでしょうか?

みんなの回答

  • tosembow
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回答No.2

 私の解釈もいささか独善的であったようですみません。辞書で「て」を引くと「並列」の語義ものっていますね。「て」の働きは、大まかに捉えれば(1)前後の単純な接続、(2)動作・作用の原因・理由ということだと思われます。詳しくは国語辞典等ご覧ください。下記にGooの大辞林のアドレスを載せておきます。

参考URL:
http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/jp-more_print.cgi?MT=%A4%C6&ID=a4c6/13729500.txt&sw=2
  • tosembow
  • ベストアンサー率27% (200/718)
回答No.1

 一つ訂正ですが、「彼女はきれいで」の「で」は形容動詞「きれいだ」の連用形活用語尾です。  さて、問題のとらえ方を整理しますと、 1.「彼女はきれいだ」……「だ」は形容動詞の活用語尾 2.「彼女は美しい」……「美しい」は形容詞 3.「彼女は女の子だ」……「だ」は断定の助動詞  (1と3の「だ」がなぜ違うかという点ですが、1は「きれいに」「きれいな」という活用した形が形容動詞として存在しますが、3はあくまで体言+「だ」でしかないということでおわかりいただけると思います。)  上記の1~3の文末を連用形にすれば並列の形が作れます。 1’.「彼女はきれいで、頭がいい」……「で」は形容動詞の連用形活用語尾 2’.「彼女は美しく、頭がいい」……「美しく」は形容詞の連用形 3’.「彼女は女の子で、頭がいい」……「で」は断定の助動詞の連用形  2’の「美しく」の後に接続助詞の「て」を入れても意味は同じですが、この場合並列の意味を表すのは「て」ではなく連用形という活用形の用法そのものです。 接続助詞の「て」(濁音化したときに「で」)はもともと並列の意味を表すものではありません。 

yongin
質問者

補足

回答どうもありがとうございます。 回答を読み、納得できました。しかし、もう一つだけお聞きしたいことができたので、再度質問させていただきます。 「美しくて」の接続助詞の「て」には並列の意味を表すものではないということですが、その場合その「て」はどんな働きがあるものなのでしょうか?

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