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公共工事の発注者
公共工事についての論文を読んでいてわからないことがあります。 以下のような文章があります。 「発注者自らが設計を行うか、技術力のある設計者に委託して行うか云々」 「発注者の技術力に加え、民間の技術力を云々」 そもそも公共工事の「発注者」というのは国や地方公共団体ではないんですか?国や地方公共団体そのものが技術力を有し、設計を行うとはどういうことなんででしょうか?
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再び#1です。 >設計を民間に委託する場合はどのようにしてコンサルタントを選んでいるのでしょうか? ※公共工事の場合、「民間に委託する(委託契約)」より「民間に発注する(請負契約)」が一般的です。 通常のコンサルタントの選定は、競争入札方式で行われます。 競争入札にも様々ありますが、星の数ほどあるコンサルタントから、数社を選び(これを「指名業者」といいます)、その中から「入札」で最低価格を提示したコンサルタントが「落札」となる、指名競争入札が一般的です。 「指名業者」の選び方ですが、日本全国の公共事業を担当した業者の規模とか受注件数、受注内容、資格保持者数等が入ったデータベース(公のもの)があるので、それを利用して条件検索で数を絞っていきます。近年は、業者選びも厳しく、単に担当者の好みで選ぶことはできなくなってます(官民癒着防止のため)。 分かりましたか。他に質問あればなんなりとどうぞ。
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- nrb
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「発注者自らが設計を行うか、 は判ると思うので省略 技術力のある設計者に委託して行うか云々」 あるもの設計にたして設計を委託します 実際は工事と同じく、どのような条件で設計すかの条件を付けた物に対して、一般競争入札をします 公共工事設計委託元として「発注者」となります 「発注者の技術力に加え、民間の技術力を云々とは いわゆる公募型の入札工事を言います ここに、従来の工法で施工すると○○億円掛かります しかし新しい技術を民間から公募します こんな工法でやれば、同じ強度で施工費が安くなる等、同じ値段でこんな新しい工法でやれば強度アップで値段は従来と同じなど 新しい技術や、コスト削減の方法など公募して行なうことですね そもそも公共工事の「発注者」というのは国や地方公共団体ではないんですか?国や地方公共団体そのものが技術力を有し、設計を行うとはどういうことなんででしょうか? まず、どのような工事や、委託設計を行なうにも仕様書を作成します そもそもこの仕様書を発注元が作らないと、なにをどうしてやるかが判りません したがって、設計を行うと=仕様書を作成する←その技術力ですね
- FWDF
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質問の趣旨にあっているか分かりませんが回答します。 公共工事といえば、道路工事やダム工事が代表的です。 国が建設する道路工事で例えましょう。 最初に公共工事の流れを説明します。 国は、まず道路の設計を行います。昔は国の職員が直営(職員自身)で実施していましたが、最近はコンサルタント(民間設計会社)へ発注することがほとんどです。 設計図ができると、それを元に建設に必要な金額を算出し、ゼネコン(民間建設会社)に発注し道路を造ってもらいます。 設計にしろ建設しろ、発注する際には、「国からは何も言わないから全部やっといて」ではだめなのです。設計図や道路ができるまでの間、幾度と無く打ち合わせを重ねて、よりよい物を効率的に作る必要があるのです。ここで技術力が必要になります。つまり、発注者たる国の職員が、道路に関する技術的な知識を持っていないと、打ち合わせが成立しません。 とどのつまり、質問にたいする回答を一言で言えば以下になります。 「発注者」とは、「国」ですが実質的には民間会社に指示したり監督したりする国等の職員を指しています。 「国が技術力を有し、設計を行う」とは、国の職員が打ち合わせを実施する際に必要な知識等を学んだうえで設計等に反映させる・・・ ということをいっているのです。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 よく理解できました。 ただ、新たな疑問が浮上しましたので補足欄にて質問させていただきます。
補足
公共工事の際には、経審により企業選別がなされた上で、さらに入札が行われるという仕組みになっているようですが、設計を民間に委託する場合はどのようにしてコンサルタントを選んでいるのでしょうか? ご教授いただければ幸いです。