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錯イオンについて

inorganicchemistの回答

回答No.3

(MiJunさんこんにちは。今月末の学会発表に向けてだんだん余裕がなくなってきました。。。) Organometsさんがそれとなく書かれているとおり、錯体の専門的な議論を 展開すれば、それなりの回答はできるでしょうが、これまた Organometsさんが 書かれているとおりの理由で、やめておきます。 感覚的に理解するためには、電荷のことを考えるのが一番です。 ponmasaさんがこれまでに学んできた化合物の中で、安定に存在すると 考えられるイオンの価数はどれくらいですか?たぶん3価が限界ではない でしょうか?(酸化数ではなく、イオンの価数です。) イオンの半径にもよりますが、水溶液中で4価以上の電荷をもった イオンが存在するのは難しいのです。 実際に中性の水溶液中ではAl(III)イオンは[Al(H2O)6](3+)のように 六配位で存在しています。これに塩基が加わると水分子から水素イオンが 引き抜かれて例のアルミン酸イオンになります。ちなみに、水素イオンが 三つとれた状態はAl(OH)3となり、電気的に中性となるため、いわゆる 水酸化物の沈殿が生じます。 > 配位子の配位する能力がかかわっているのでしょうか? というよりもこれ以上はAlが電子を受け取れない、おなかいっぱい。 といった状態でしょう。 以上、まとまりのない回答ですが、興味があれば補足をください。

ponmasa
質問者

補足

どうもご返事ありがとうございます。少し補足をお願いします。[Al(OH)4]-はAl3+がOH-から電子を8個受け取りオクテットをみたしおなかいっぱいというのはわかったのですが、[Al(H2O)6]3+はAlが6つのH2Oから電子をいくつ受け取っていると考えたらよいのでしょうか?H2O1分子あたり平均8/6個でしょうか?それとも1分子あたり2個で合計12個の電子をAl3+がうけとっているのでしょうか?錯イオンは配位子の非共有電子対の配位結合によるものと理解していたので後者だと信じたいのですが、それでは典型元素のオクテット則が・・。混乱してしまいます。

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