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経理職への転職

もうすぐ30代半ば、未婚です。 最初は「営業事務」ということで入社したのですが、 今気付けば「データ入力」屋さんです。 一応会社では「管理部」に所属、です。 社内では「経理担当」と言われています。 日々の仕事は売上、仕入伝票の入力、そして請求書発行です。 社内で「経理担当」と言われてるのに、簿記の知識もなかったので、 今回勉強して簿記2級を取得しました。 そこで初めて会社に「2級合格しました」ということを明かしました。 が、反応は「あっ、そう」だけでした。 今普通だと会計ソフトを使って経理業務を行ってると思うのですが、 今の会社はすべて手書きの入出金、振替伝票。 (それ以降の試算表などは税理士さんにお願いしています。) 社長や専務は小口現金を自分の小遣いのようにつかってるので、 会計ソフトを導入すると、すべて今までの現金をごまかしてたことがバレるので反対なのです。 今の会社は社員30名ちょっと。 経理担当と言われてるものの、仕事は伝票入力のみ。 その入力作業だけで徹夜になることまであります。 (残業代一切ありません) せっかく簿記2級まで頑張って取れたし、本当の経理職に就きたいと思っています。 しかし、今までの経歴は「実務経験あり」とはいえないと思うのです。 もし転職するならば、当然今までの職務経歴を聞かれると思います。 今の私の仕事は「経理事務」といえる仕事なのでしょうか? 今のこの職務経歴、そして年齢で経理職への転職が可能かどうか。 もちろん熱意次第だということはあると思います。 求人をみていても年齢にひっかかってしまうので、 転職に躊躇してしまいます。 どなたか同じような境遇にいらっしゃる方、 同じような経験がある方、もしくは採用担当の方、 などいらっしゃいましたらご意見伺いたいと思います。 甘ったれた質問だと思いますが、どうかよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

こんにちは。私の経験を参考までに。  最初に就職した所で総務係に配属され総務的な仕事をメインにしていましたが、経理係との境界が曖昧で多少経理的な仕事もしていました。  結果的にそんな私が30代の初めに今の会社に転職したのですが、定年退職を3年後に控えた総務・経理の管理職の後任ということでの採用でした。  総務的な仕事は今までの経験年数分のスキルを持っている自信がありましたが、経理的な仕事に関しては初歩の初歩をかじった程度。それまでの経験といってもただのルーチンワークであり、それこそ定型の仕訳伝票に数字を当てはめるだけのレベルです。  しかし現在転職5年目ですが、前任者からじっくり引継ぎしていただけたのと部下が優秀なことから、何とか形にはなっています。  さて、こんな私の経験から言えることは、まず質問者様は決して実務経験なしというレベルではないこと。  確かに決算業務までは経験されていないのでしょう。しかし、決算は税理士任せという会社も結構多いと思いますので、そこまで求められないケースもあると思います。  次に、経理業務は所詮はルーチンワークであるということ。目新しい出来事がそんなに日々あるわけではありません。しかも会計ソフトを使えば、それこそデータ入力だけで大半が出来上がってしまいます。  そして最後は、会社ごとに独自のやり方があること。つまりどんなに実務経験豊富な方でも、入社してすぐにバリバリ働くことは困難であり、誰でも慣れるまでに時間がかかります。  以上から言えることは、1.決算業務まで求められるのでない限り、経理の日常業務はルーチン業務がメインであり、ひととおりやり方を教えてもらえば、すぐに出来るようになる、2.まして質問者様は簿記2級を持っておられるわけですから、実務経験がなくても教えてもらいながら数ヶ月ほどやれば、すぐに自分でこなせるようになる、ということです。  また、決算業務はスタッフで分担して行いますが、それぞれの業務は日常業務の延長である場合がほとんどです。例えば、期末時点で未払いの請求書はないか調べろとか仮払金の内訳を調べろなどというのは、特殊な知識がなくてもできることです。  ただし、決算業務を仕切れと言われると困ると思います。また申告書を作成しろといきなり言われても、どこから手を付けてよいのか分からないと思います。この辺りは、実務経験により培われるところでしょう。  よって、求人企業の望むスキル次第では、十分採用の余地があると思います。  さて、次に採用担当者の立場からも書かせていただきます。ただしあくまで当社の社風によるところも大きいため、一般的な意見ではないかもしれませんが。  当社が一番重視するのは人柄です。どんなにすばらしいスキルをお持ちであっても、そこが引っかかれば採用しません。なぜなら、スキルは後からでも何とかなりますが、人柄は変わらないからです。  ただし、中途採用の場合は年齢とスキルのバランスも大事です。30代の半ばともなると、それなりのスキルも求められます。  特に、それくらいの年齢の方を採用するなら、既存社員の上に立つことも多いわけですから、リーダーシップや管理能力も問われるところでしょう。  よって、単に経理の知識や経験があるだけではダメだと思います。  蛇足ですが、中途採用の場合は前の会社を辞めた理由や転職の理由も重要なファクターになります。その点では、質問者様の質問文にあるような内容でしたら問題ありません。特に、今の会社が嫌だからというのではなく、もっと経理らしい仕事をしたいからという点を強調すればポイントは高いと思われます。  長くなりましたが最後にまとめますと、質問者様の経験と年齢から総合的に考えると、決して楽ではないものの転職できる可能性はまだ十分あるということになります。ただし、決算まで自社で行なっている会社の経理責任者というポジションでの採用は、今すぐは難しそうです。例えば50歳代のベテラン上司、20歳代の新人がいる職場で30歳代のスキマを埋める将来の幹部候補が必要だというような会社なら、十分可能性はあると思います。  ただしこのご時世ですから、いくら独身であるとは言え、在職中に探した方がよいと思います。また、私たち回答者の意見も絶対ではありませんので、実際に面接に行ってみたら現実は甘くなかった、などということになってからでは遅いですから。  内定しても退職までに時間がかかりますが、企業もその点は考慮してくれるハズです。  それでは、質問者様の幸運をお祈りしております。頑張ってくださいね。

opakka
質問者

お礼

大変お礼が遅くなり申し訳ございません。 採用担当としての立場からのご意見、またご自身の転職のお話など、 本当にためになる話ばかりで、感謝しています。 現在、実際になかなか転職活動はできていないのですが、 求人はこまめにチェックするようには心がけています。 2級取得を最終目標としていたのですが、思ってたよりも勉強が面白かったので、 今1級も勉強しています。 実務であまり経理処理をしない分、勉強した知識を忘れないために、 また自己啓発として1級も頑張ろうと思っています。 (一筋縄ではいかないのは重々承知です) 欲張り過ぎかもしれませんが、自分のやりたい道が やっと見つかったので、頑張りたいと思います。 本当に貴重なご意見、有難うございました。

その他の回答 (2)

  • chachat8
  • ベストアンサー率26% (5/19)
回答No.3

 質問者さんの転職が成就したらお願いしたいことがひとつあります。  それは入社しその会社の業務の進め方に慣れたところで上司の仕事をひとつひとつ奪うことです。  事務職としてであれです。  奪い方は、上司が仕事の準備をするのを手伝うことです。探し物を手伝うのもいいでしょう。  準備資料つくりのお手伝いで、半分近くは意図を理解していますから、何回かやっているうちに上司はやらせてくれるようになります。  貴女の本来の仕事の上にやらせられることは心得ておきましょう。本来の仕事が暇に見える人に移管されることを期待してはいけません。  その覚悟がないならワンステップ上の仕事にチャレンジするのはやめたほうがいいでしょう。  忙しい人に仕事は回ってきますし、自分の担当範囲を超える仕事に抵抗を示す人には仕事は回って来ません。   >社長や専務は小口現金を自分の小遣いのようにつかってるので、  中小企業では当たり前のことです。転職する会社でもそれは当然と思ったほうがいいです。 >年齢的にみて年齢にひっかかってしまうので NO.2さんのおっしゃるように在職中に転職すればいいでしょう。退職して背水の陣を敷いて転職に臨むことはありません。貴女の言葉の端々に、心豊かに生活されてる様子が伺えます。背水の陣は貴女にふさわしくありません。5社落ちてもめげずに6社目を目指しましょう。 >中途入社の場合、貸借対照表や損益計算書の作成に従事したことや決算業務に携わったこと、法人税などの税務に詳しいことなどの経験が問われる可能性はかなり高いです。  でも、中小企業では少ない応募者の中から採用を決めざるを得ません。また、募集要件はレバタラです。そんな給料でそんな人材が集まるとも思っていないでしょう。

opakka
質問者

お礼

大変お礼が遅くなりました。申し訳ございません。 今の会社でも、機会をみて上司の仕事を手伝いつつ、 その仕事が自分のものになれば・・・と思っていたのですが、 どうも閉鎖的と申しますか、若造には任せられない、 という雰囲気で、相変わらず一般事務的扱いです。 実際に転職活動は進んでないのですが、 なんとか希望の仕事に就けるよう、頑張りたいと思います。 貴重なご意見、有難うございました。

  • myuzans
  • ベストアンサー率34% (128/367)
回答No.1

質問者の方がつきたい「本当の経理職」が、どのレベルのものであるか、(例えば企業の経理課に勤務する場合にリーダー的役割を担うのか、リーダーのアシスタントの役割を果たすのか)によって、過去の実務経験の問われる内容が異なってくるものと思われます。 企業の経理部門で主戦力となるためには、中途入社の場合、貸借対照表や損益計算書の作成に従事したことや決算業務に携わったこと、法人税などの税務に詳しいことなどの経験が問われる可能性はかなり高いです。 ただ、質問者さまの場合であれば、年齢的にいっても、実務経験として会計伝票を起票していたことなどから、転職先の企業からは全くの素人として扱われることはないと思いますので、いきなり経理部門の主戦力になるとは考えないで、アシスタントを勤めながら徐々に仕事を覚えていけばスキルアップできると思います。

opakka
質問者

お礼

早速のお答えありがとうございます。 よく求人広告を見ていると「試算表作成まで」や 「決算業務のできる方」とあるので、ほぼ諦めていたのですが、 いきなり上に就きたい、と思うのではなく、 徐々に仕事を任せてもらえるよう、まずはアシスタント的業務からでも させていただける会社を探してみたいと思います。 しかし、退職してから探すとリスクが大きすぎるので、 仕事を続けながら、そして今1級取得しようと思ってるので 勉強も続けながら、転職を考えていきたいと思います。 無謀かもしれませんが・・・。

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