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カロリーと体重の関係
検索もしたのですが、なかなか見つからず質問させていただきます。 素朴な質問です。カロリーと体重はどう関係しているのですか? カロリーの低いものをたくさん食べれば体重は増えます。その摂取カロリー分を消費すれば、体重は戻るのでしょうか? 本当に基本的な質問ですみません。
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大体の目安ですが、7000キロカロリーが体重1kgに換算できるといいます。 普段一日に2000キロカロリー摂取で体重を維持できている人が、一日1650キロカロリーまで食事制限をするとすると、一日に付き350キロカロリーの減少ですから、20日(約3週間)で7000キロカロリー=1kgの体重を減らすことが出来ます。 また、運動でカロリーを消費する場合も同じ式でおおよその効果を測ることが出来ます。7000kgカロリーを消費すれば、1kgのダイエットに成功するという訳です。 もっとも、食事制限中は人間の体の代謝機能も低下しますから(簡単に言うと燃費が良い状態になる)、取る方だけでなく使う方も減るので、体重を減少させる効果はその分穏やかにしか現れません。 また、運動でカロリーを使う場合は、筋力の増加などで代謝機能自体がアップしますから(車で言えば燃費が悪くなる)、実際には上記法則よりもダイエット効果は高くなると思われます。食事制限より運動によるダイエットの方がお勧めされるのはこの理由です。 ご質問についてですが、カロリーの低いものをたくさん食べて体重を増やした後、その摂取カロリー分を消費すれば、差し引きゼロになって体重は戻ります。 ただ、基礎代謝を考えるなら、運動により摂取カロリーを燃やした時に基礎代謝がアップしていると考えられるため、体重は戻りますが体質的にはダイエット向きの体になったと考えて良いでしょう。 人間は(少なくとも飽食時代の現代人は)、燃費の悪い方が幸せな生き物なのです…。
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昔体重一キロ当たり6000キロカロリーとききました。。。以下参考になるかもしれません・・・
お礼
回答ありがとうございました。 参考にさせてもらいます。
- genmai59
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食物は、そのままの形で身体に取り込まれるわけじゃありません。消化され、分解され、それが再合成したりして使われていくわけですね。 カロリーの低いものをたくさん食べたとき、エネルギーにならないものは、排泄されてしまいます。食べた分体重が増えても、それは一時的なもので、真の意味での体重増加にはならないわけです。 カロリーが高いものを食べた場合、それを消費できないと、身体はそれを脂肪などに変えてため込みます。 自然界では、いつでも適量の食事が得られるとは限りません。冬に食べ物が少なくなっても生き延びられるように、人間の身体はエネルギーの貯蔵システムを持っているわけです。 ところが、現代ではなかなかエネルギー不足の状態にならないために、カロリー過剰の食事を取れば、それはずっと脂肪としてたくわえられたままです。どんどん脂肪が増えて、体重も増えていくことになります。 しかし、長い時間運動をしたりして、食べる以上にエネルギーが必要な状態になると、体内に蓄えられた脂肪が分解され、利用されます。そのため、脂肪が減って、体重は徐々に減っていきます。 もう少し専門的に言えば、食物を分解する化学反応で得られたエネルギーは、筋肉を動かしたり、身体に必要な化学物質を合成するのに使われます。そのとき余ったエネルギーは、脂肪のようなエネルギー状態が高い化学物質を合成することで、身体の中に蓄えられます。食事から得られるエネルギーが不足したときには、脂肪を分解すればエネルギーが放出されるので、それで筋肉を動かすことができるのです。 このようなしくみの中で、脂肪がたくさん合成されれば体重が増え、食事よりも活動エネルギーが少なければ、身体の中の脂肪が分解されて体重は減っていきます。 ただ、身体のしくみはかなり複雑なので、これはかなり大ざっぱな考え方です。実際のダイエットのときには、筋肉が増えたり、水分が出ていったりということで、エネルギー消費と体重の増減は、正比例で一致するわけではありません。
お礼
回答ありがとうございました。 勉強になりました。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 とても勉強になりました。