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フッソ樹脂コーティング
よくフライパンなどにフッソ樹脂コーティングがしてありますが、どういうしくみで水や汚れがつきにくいのでしょう? また、吸着エネルギーって何ですか?
- mmam
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たしか、フッ素の原子半径がとっても小さいために、フッ素樹脂も表面がとっても緻密になって、その表面には水分子や油分子が入り込む隙間も無いとか。だから、油ヨゴレ等が着きにくい、という原理だったと思います。 「吸着エネルギー」云々に関しては、ヨゴレ成分とフッ素樹脂との間の話ではなく、フッ素樹脂の骨格を成す炭素とフッ素との結合エネルギーの話ではないでしょうか。一般にフッ素や塩素等の「ハロゲン」は結合力が強いので、フッ素コーティングははがれづらい、ということを言いたかったのではないでしょうか。
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- atching
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参考書は読み手のレベルで変わってしまいますので、理系文系などなど、どの程度か教えてください。
補足
書込みが遅くなりました。 理系の高校レベルぐらいなら大丈夫です。 よろしくお願いします。
- atching
- ベストアンサー率17% (21/118)
フッ素樹脂って面白いですね。水にも油とも仲が悪いのですから。 物質には水と仲良しの親水性、油と仲良しの親油性という性質があります。エタノール、酢酸などは中間の性質を示します。それは分子の中に親水性の部分と親油性の部分があるからです。エタノールや酢酸などは小さい分子なのですが、洗剤などの界面活性剤は比較的大きいので少々変な性質を示します。水と脂は互いに溶けませんが、振るとドレッシング状になります。これをエマルジョンといいますが、ここに界面活性剤をいれるとあたかも混ざったかのようになってしまいます。 まあ、話がそれましたが、親油性と親水性の事は分かっていただけたかと思います。ところでフッ素樹脂は、どちらかというと親油性なのですが、お互いが近づこうという力が強いので、他の物質が混ざることができません。そのため、汚れがきわめて付きにくくなっているのです。 しかしながら、吸着、接着のメカニズムは未だによく分かっていないのです。とにかく中がいい、似たもの同士は混ざり、それ以外のものはくっつかないと言う程度の理解で良いかと思います。
お礼
お話を読んでもっと詳しく知りたくなりました。 参考になる本など教えていただけるとありがたいです。
フッ素樹脂というのは要するに、フッ素を含む合成樹脂の総称のことで(説明に多少の簡略化あり)、代表的なものとしてはポリテトラフルオロ-エチレンというのがあります。 この樹脂自体が水や油をはじく性質があり、それによって料理がこびりつきにくい、などの利便性が生まれるわけです。 で、吸着エネルギーですか(^_^; 個人的にはかわいいお姉さんに対してそういうエネルギーを発散したいところですが……(笑) その言葉は、mmamさんがお読みになった文章を書いた人が、初心者に分かりやすくするために作った造語です。 実際には「物質の粘着力」と呼び、他の物質にどれくらいくっつきやすいか、といった力のことをいいます。たとえばビックリマンシールなどは粘着力が高いので、居間の柱にペタペタ張ると、いざ取ろうってときになってシールの上表面だけがはがれて、残りはいつまでも白く残り、けっきょく柱ごと取り替えることになったりするわけです(^_^;(←若き日のあやまち) それと同じで、肉類などは熱したとき、表面が鉄のフライパンに対して強い吸着力を持つ物質に変化するため、油なしで火にかけるとこびりついたりするのです。
お礼
ありがとうございます。 ”粘着力” という力もよく考えると不思議ですね。 また考えることが増えました(^_^;
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