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鍼治療でパーキンソン病や脊椎管狭窄症はよくなりますか?
御世話になります。10年弱前位にパーキンソンと診断された父(74歳)が現在はほとんど寝たきりの介護患者です。(腰痛がひどく現在の様子は食事は自分で箸をもって食べますが無理してがんばってたまに数歩部屋の中を歩いています)母が一人でみています。レントゲンからはパーキンソンの所見がなかったようですが、左手、左足のふるえ、すくみ足などの症状から診断されたようです。ほぼ同時期に腰痛も発生し整形外科では脊椎管狭窄症と診断されました。もう半分あきらめの状態で毎日過しているようですが、両親共高齢になってきてとてもかわいそうなのでなんとかしてあげたいと思っていましたところ、鍼治療で症状がよくなるという情報をネットで度々目にしますが、本当によくなるのでしょうか?父は昔から体が弱く薬づけの生活を何十年も送っております。何か良い情報がございましたらよろしくお願いします。
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■非常によく「パーキンソン」と書いてご質問される方がありますが、パーキンソンにはパーキンソン病とパーキンソン症候群(他の原因で症状だけパーキンソン病に似たようになるもの、ほとんどは脳梗塞)とがあります。漢方や鍼治療、民間療法で「パーキンソン病がよくなった」と宣伝される場合、そのパーキンソンはパーキンソン症候群であったとしてもパーキンソン病ではありません。私は、そのような誤解を招く情報にほんとうに怒りを感じるのですが、病気の診断が間違っているか、嘘かのどちらかだと考えます。 ■残念ながら鍼治療ではパーキンソン病はよくなることはありません。腰痛などの二次的な症状はよくなる可能性はあります。 ■鍼治療は、不思議な力があるように宣伝されますが、鍼治療ができることは「手足や体各部の血行をよくすること」に尽きるのです。ですからパーキンソン病を含めた脳の病気、感染症、癌、には無力です。 ■ご両親のご苦労はお察ししますが、そうであればなおさら、間違った情報によって無駄な苦労をかけないように配慮してあげてください。 ■文面だけからは断言できませんが、一度ご自身で医者から説明を受けることも必要かもしれません。また、これまで比較的大きな病院の神経内科医にかかっていないのであれば是非受診して説明をお聞きになることがよいと思います。診断は正しいのか、現状をなんとかできないのか、他に治療法はないのか、について。 ■というのは、パーキンソン病はそもそもレントゲン(CTやMRIも含めて)では何も所見がありません。また、手のふるえはよくある症状ですが、足のふるえがでるのは実際には極めて稀です。すくみ足様の歩行は、脳卒中や脊椎管狭窄症でも出現します。10年程経った74歳のパーキンソン病の方が「箸をもって食事をし、数歩でも部屋の中を歩いている」という状況があるのか少し気になります。
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- sentatoku
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■No.1の者です。鍼のサイトを見てみましたがこれについては、あきれてコメントできません。 ■診断としては、細かい点は気になるものの(実際に診察していませんのでわかりませんが)正しいものかもしれません。 ■診断はともかく、最も辛い症状(この場合腰痛でしょうかね)をなんとかしてもらうことを検討することと思います。最初にも書きましたが、腰痛には針治療は有効なことがありますので、パーキンソン病を治す、というのではなく、腰痛のために試してみるのは間違いではありません。健康保険の適応にもなります。
お礼
度々のご回答ありがとうございます。深部電気刺激という手術での治療法があるようですが、中国鍼治療も少し近いのかと思い、検討しておりましたが、難しいようですね。脊柱管狭窄症の腰痛の緩和になるのなら少しでも前向きな話は両親にとっては良い刺激になるかもしれませんので、勧めてみようかと考えております。針治療についての保険は整形外科などからの紹介等によりはじめて適用となるのかと思っておりました。いろいろ参考になります。
- suzuo
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前回答者の意見に賛成です。 パーキンソン病のサイトで「アップル」というサイトがあります。一度お読みになることをお勧めします。 私もパーキンソン病です。
お礼
suzuoさんも患者さんなのですね。良いサイトを御紹介くださいまして誠にありがとうございます。現在わらをもすがる思いでおり、本当になんとかならないものかと年老いた親を想うたびに胸がつまります。服用中の薬でも症状がよくなったという話は無い為やはり都会の大きな専門病院で一度は診ていただかなければと想っております。suzuoさんもどうかお大事になさってください。
お礼
ありがとうございます。sentatokuさんはお医者さまですか?なかなか病院へいくにも難しい現状で、初めて田舎の日赤病院でパーキンソン病と診断されて以降は診断を信じ、現在は近くの内科から薬だけ処方してもらっています。(カバサールなど含め10種類くらい服用していると思います)私もパーキンソンに少し疑問を感じたこともありましたが(数年たった今でもご飯はきちんと箸を持って自分で食べている、多分新聞も読めると思います。)素人判断なのでわかりません。整形外科でも尋ねたところ狭窄症とは関係ないような説明があったように思います。とにかく腰がいたくて寝たきりの状態なのです。鍼治療については下記サイトで拝見し、中国針で検索などするとこういった情報にいきあたり、勧めてみようと思っていたところでした。腰の手術については内視鏡手術でも全身麻酔ということでかなりリスクがあるのでそれに耐えうる体力が無い為今この状態でおります。 http://www.hari-kyu.co.jp/ex/ex.html