選挙に投票する人の傾向

質問

宜しくお願いします。

選挙への投票で、「○×党へ投票するのはこんな人が多くて、△□党へ投票するのはこんな人が多い」みたいな傾向ってありますか？　理由も教えて頂けたら助かります。

回答No.1

umenosato · ベストアンサー

詳しいことは書籍などを読まないといけないと思いますが、おもな政党の政策をからめて、大体のことを述べたいと思います。

○自民党
自民党は、国民政党といって、あらゆる層から幅広く支持を集めている政党です。ですから、特定の人間だけが投票するというわけではありません。しかしながら、これは民主党の欄で詳しく述べますが、どちらかといえば郊外や地方の人の方が投票する傾向があります。また、郊外や地方では常に投票率が高い傾向があるため、投票率が低いときは郊外や地方での票の割合が増え、自民党に優位に働くことも多いようです。

○民主党
現在、自民党に次ぐ第二党です。支持母体は労働組合ですが、元自民党、元社会党、元自由党など幅広い議員を集め、今では国民政党と言ってもよい状態にあるといえるかもしれません。とはいえ、労働組合の組合員であるサラリーマンが都市部に多いこと、また都市部の方が改革に積極的であるため政権交代を望む人の割合が多いことから、都市部での人気が高くなる傾向があります。

○公明党
支持母体は宗教団体の創価学会です。したがって、公明党は宗教政党ということになります。仏教界と教育界から発足したようなものなので、その政策はＰＫＯに否定的であったり教育や福利厚生に重点を置いたりしているため、共産党や社民党のような革新政党（社会主義政党）に近い部分があります。ただ、純粋な信者のみが投票しているのではなく、名義貸しの学会員や、特に支持政党のない無党派層の投票数がかなりの数にのぼると考えられます。

○共産党
共産党は民主党のように労働組合を支持母体としており、実際に政策にも労働組合らしいものが多いのですが、そもそも共産党は労働者の存在を認めない共産主義の政策であり、組合員の多くは民主党か自民党の支持に回っています。北朝鮮の脅威から自衛隊の存在価値が高まったことで共産党のＰＫＯ反対の立場が支持されなくなったこともあり、近年は衰退しています。こうした背景から、労働組合員の一部、社会主義者、絶対平和主義者などがおもに投票しています。

○社民党
もともと社会党と呼ばれ、55年体制という自民党と競い合うほどの規模があったのですが、しだいに政策を曲げて自民党に取り入ろうとする立場や相次ぐ不祥事のせいでしだいに支持を無くしました。また、共産党と同様にＰＫＯ反対などの立場から、ますます衰退し、党として存続できるかどうかの瀬戸際に立たされています。社会主義者、絶対平和主義者、あるいは55年体制時から習慣的に投票している人などが投票しています。無党派層の投票数は少ないです。

これ以外にも政党はありますが、政治の主導権を握る衆議院である程度以上の議席を持つこれらの政党以外はあまり政治全体に影響を与えるほどではないので、大体これらの政党のことを知っておけば十分でしょう。

お礼

詳しいご説明をありがとうございました。

回答No.2

noname#112042

１の方にほとんど書かれてしまったので他の党のことを書きます

□自由連合
主に旧自由党を支持する団体の票
□みどりの会議
主に農家の方などの票
□女性党
主に社会民主党の急進的な考えを持った人の票
□ＵＦＯ党
面白半分で投票している若者の票
□維新政党新風
主に右翼団体の組織票

お礼

どうもありがとうございました。