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呼吸する空気に含まれるCO2の働きって?

人間が呼吸するにはまず酸素が必要ですよね。だけど、酸素だけでは駄目で、その中に炭素ガス(つまりCO2)が含まれていないと、呼吸中枢の機能が低下して無呼吸になる・・・と本に書いてありました。 どうして呼吸する空気の中に、酸素以外に炭素ガスが必要で、炭素ガスがなくなると、無呼吸になってしまうのか。どうしてもわからないので教えてください。

みんなの回答

  • bebas
  • ベストアンサー率38% (32/84)
回答No.2

ちょっと外れるかもしれませんが 血中CO2濃度の低下が起こる症状で”過換気症候群”が有名です。 過換気について以下のページが詳しかったのでご参考までに

参考URL:
http://www.kakogawa.or.jp/kakomed/memo40.html
  • futukayoi
  • ベストアンサー率58% (151/256)
回答No.1

きちんと説明するにはco2と[Hco3]+との酸、塩基平衡の式になってしまうのでわかりやすく簡単に説明したいと思います。 呼吸をしろと命令するためには呼吸が足りないと感じる必要があります。この仕組みには2通りあって一つは延髄にある中枢性の化学受容器でもう一つは頸動脈体や大動脈体にある末梢性の化学受容器です。 中枢性は体のco2の変化をphの変化として感じることができ、co2が増えると呼吸が足りないので呼吸しろと命令を出すように働きます。 末梢性は血中のO2の変化を感じることができO2が減ると呼吸が少ないから呼吸しろと命令を出す方向に働くわけです。 ここで慢性の呼吸不全などでCO2が高くてO2も低い様な場合、中枢性ではCO2が高い状態になれてしまっていて呼吸を増やせと命令を出さなくなっている場合があります。このような状態の場合呼吸を増やそうと働いているのは末梢性の方だけです。ここでO2が低いのを直そうとしていきなり高い濃度のO2をかがせるともう呼吸は十分だと判断してしまいCO2が高いのに呼吸しようとする刺激が全て無くなってしまいます。そこで自発呼吸がなくなってしまったりすることが起こるわけです。 ちょっと難しいので説明が不十分だとは思いますが詳しく知りたい場合は呼吸生理学の成書をお読みになってください。

noname#2498
質問者

お礼

早速お答えを頂き有難うございます!「呼吸をしろと命令するためには呼吸が足りないと感じる必要がある」この考え方から出発すれば、CO2の存在が必要不可欠であることが説明つきますね。生物の仕組みは深いです。アドバイス有難うございました!!

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