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因果の法則について

nobitattaの回答

  • nobitatta
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回答No.12

>六星占術の占い以外の部分、例えば、お墓の建て方、先祖供養の仕方もデタラメなのでしょうか?  デタラメです。  お墓の建て方や供養の仕方などは、宗教が異なれば全て異なるのは直ぐにお分かりになると思います。また、同じ宗教、例えば仏教であっても、国によってお墓の建て方や供養の仕方は全て異なります。さらに、同じ日本であっても、地方や地域によってお墓の建て方や供養の仕方は全て異なります。  例えば、四国・九州・沖縄あたりでは、他の地域に見られるような墓石という概念とは異なり、あたかも石で出来た小さな家のような形のお墓が並んでいるところもありますし、丘の斜面を利用して表側だけ石造りで中に遺体を安置できるようなつくりになっている大型のお墓が並んでいるところもあります。  また、墓石の色や形や大きさについても、赤い墓石ばかりが並んでいるところがあるかと思うと、黒い墓石ばかりが並んでいるところもあり、色も形も大きさも、宗派によって地域によって、実に様々です。  細木氏の言う通りの墓にしないと不幸になるというのであるならば、日本はおろか世界のほとんどの国と地域の人々が不幸に陥っていて、とっくの昔に死に絶えていなければならなくなります。  もっとも彼女の場合、特定の石材屋さんと業務提携しているようなので、日本はおろか世界中の人々に彼女の言う通りのお墓を建てさせたいと希望しているかもしれませんが。  いずれにせよ、そのような単に自分の商売として行っているだけの細木氏の世迷言などには惑わされず、ご自分の宗教や地域の風習に従ったお墓の建て方や供養の仕方をしていれば、それ以上に特別なことをする必要は無いのです。 >一般的に売られている墓地や墓石で、お坊さんに勧められるような供養の仕方で、それが正しくない場合は何か良くない事が起こるような気がしてました。 >著者が書かれている部分の嘘、本当の見分けが付きません。  彼女の本に限らず、日本で売られている墓相関係の本は、脅し文句のオンパレードのことが多いです。  参考までに、現在日本で出されている墓相関係の書籍を何冊か購入して、その中身を確認してご覧になると良いと思います。細木氏の本を含め、ある本では良いとされていることが他の本では悪いとされていることが多く、それにも関わらず、大抵の本において、「墓相が悪い場合の影響は現在生きている子孫に及ぶ」とする点に関しては、ほぼ共通して説かれています。  墓相が悪い場合に子孫に悪影響を与えるということが仮に正しかったとしても、悪い墓相というものが具体的にどういうものなのか、調べれば調べるほど混乱に陥ることになるはずです。そして、現在の自分の家のお墓で良いのか悪いのか、仮に悪いとしても、新しくどのような墓に建て直せば良いのか、全くと言って良いほど見当がつかなくなくなると思います。  また、細木氏の言う通りのお墓を立てようとした人が、自家の菩提寺の住職から「うちのお寺にはそのようなお墓は合いません」と拒否されてトラブルになったケースが、細木氏が墓相関係の本を出した当初においては全国で頻発したという話を聞いたことがあります。  先ほども述べたように、国によって宗教によって、また、同じ宗教でも宗派・地域・お寺などによって、それぞれやり方が異なります。細木教に改宗した上で、細木氏の提供する墓地に(あればの話ですが)、細木氏と提携する石材業者の手でお墓を建ててもらい、法事も細木数子大僧正にお願いするというのであれば話は別ですが、そうでないのであれば細木氏の言っていること書いていることは全て忘れることです。  ところで、中国・韓国・台湾などでは昔から、『陰宅風水(日本で言う「墓相」のこと)』が盛んです。  ただ、これには本場の中国などでも批判的な意見も多く、例えば、茅山居士氏はその著書『風水与中国神秘文化』(1994年刊。日本では『風水の活用術』/茅山居士編著/王敏監訳/墨江雄三訳として東洋経済新潮社から出版)において、「中国の歴代皇帝は、代々最高の風水を施されて葬られたにもかかわらず、子孫の中には夭逝した皇帝もいれば子孫の絶えた皇帝もおり、一つとして永遠に続いている王朝は無い。最高の風水が施されたはずの歴代王朝や皇帝でさえそうなのだから、民間で行われている「陰宅風水」は全く根拠の無い俗信に過ぎない」、という趣旨のことを述べておられます。  また、台湾で中国占術や風水を学ばれた鮑黎明氏は、その著書『黄帝占術 風水編』/徳間書店、その他の風水関係の著書において、中国・韓国・台湾では土葬が普通で、土葬にする場合には遺体を納める日時・位置・角度などが子孫に与える影響は大であると言えるものの、日本のように火葬にしてしまう場合には、良くも悪くも何の影響も及ぼさない、という趣旨のことを述べておられます。  さらに言いますと、現在、世界で最も繁栄していて強大な国と言えばアメリカですが、アメリカはご存知の通り、ヨーロッパやその他の大陸からの移民によって作られた国です。  アメリカは原則として信教の自由を謳ってはいるものの実質的にはキリスト教国で、通常は土葬ですが宗教上の理由から「陰宅風水」などといった考え方はありません。また、宗教上の考え方の違いから、ヨーロッパ大陸やその他の地域にあるであろう自分達の先祖の墓参りや供養などをしているとも思えません。ましてや細木氏の言うような、独自の宗教観に基づいた墓を建て、遺体を埋葬している家などアメリカにはほとんど無いはずです。しかし、それでもアメリカは今日の繁栄を築いています。  しかし、だからと言って自分の宗教を離れ、キリスト教徒が行うような方法で先祖を弔えば良いというわけではありません。既に死んでいる先祖の方達が実際に子孫に対して影響を及ぼすのかどうかは分かりませんが、少なくとも自分のお寺や地域の風習からかけ離れたことをすることは、先祖供養や霊の問題以前に、現在生きている者同士の和を欠きます。ご自分の菩提寺や地域の人々との和を欠き、トラブルを招くような行為をしておいて、子孫の繁栄も何も無いでしょう。  繰り返しになりますが、先ほども述べたように、ご自分の宗派や地域の風習に従ったお墓の建て方や供養の仕方をしていれば、それ以上に特別なことをする必要は無いのです。 >それと、質問には関係ないのですが、著者の生時が丑刻との事ですが、生年月日でその人の生時が解かる方法があるのでしょうか?  同じ日に生まれても、生まれた時間が異なれば、身体的特徴も性格も家庭環境も配偶者運も子運も財運も仕事運も何もかも、全てが異なります。また、同じ場所で同じ生年月日時に生まれたとしても、性別が異なれば、その人が人生を送る上で経験する様々な事象の発生時期やその種類が異なります。  そのため、生時が分からなくても、生年月日・身体的特徴・家庭環境・これまで経験した出来事の発生時期とその種類、などに関する情報があれば、生時を特定することが可能なのです。  彼女の容姿・テレビから伺われる性格・8人兄弟姉妹の4番目・肉親との縁の薄さ・幼児期のあわや死ぬかと思われたほどの大病・2度の結婚の時期とその縁の薄さ・子が無い・店を出した時期・財を失った時期などから考えて、1938年4月4日であるならば丑刻(西洋占星術『アストロロジー』で言えば、上昇宮が水瓶座宮となっている時間帯)以外に、これらの条件全てに合致する時間帯はないのです。  彼女はよくテレビなどで、男尊女卑の考え方を展開し、さらに無責任にも「離婚はするな」「子を持て」などということを一般論として平気で述べています。しかし、これは「自分は占星術を用いて人の運命を正確に判断することなど出来ません」と自白しているようなものなのです。  戦前の歪められた儒教思想の下においては、長男が家を継ぎ、男が外で働き女は内で家を守り、財力のある男は妾を何人も持っても良い、とする考え方が横行していました。したがって、その時代に生きて来た人にとっては非常に馴染み易い考え方と言えると思われます。  しかし、人によって元々子宝の無い人もいます(細木氏もそうです)し、配偶者運の無い人もいます。一度の結婚では収まらない人もいれば、死ぬまで一人の配偶者と添い遂げる人もいます。これは財力の有無とは無関係です。  また、長男・長女であっても実家や地元との縁が薄く、故郷を離れることによって、或いは、他家へ婿や嫁に行くことで運が開ける人もいます。血の繋がった親子であっても、共に暮らすことによって互いに傷つけ合う関係になってしまう親子もいます。  また、性格的に、強引に他人を引っ張って行く立場に立たなければ気の済まない人もいれば、他人に従って生きることによってしか福を得ることができない人もいます。  これらそれぞれの性格や運命は、性別や生まれて来た順番などとは無関係です。  これらは人それぞれが元々持って生まれて来たものなのであって、「男または長男だから家を継がなければならない」とか、「男だから家の中心人物でなければならない」などと、人の運命を正確に知ることも出来ない人がまことしやかな理屈を並べ立て、自分の考えを一方的に他人に押し付けて済む話ではないのです。  前回も書きましたが、細木氏の言っていることや書いていることは、基本的に全てウソだと考えておられた方が良いです。占術等について深く研究したことのない普通の人の場合、少しでも占い関係の専門用語や、昔民間で言われていたようなもっともらしい話が話の中に出て来たりすると、簡単に相手の話を信用してしまいがちです。しかし、それは結果的に彼女に振り回されて時間とお金を無駄に費やすだけで、何の益ももたらしません。  冠婚葬祭のことで分からないことがあるのなら、書店でマナー関係の本を購入なさってお読みになれば十分のはずです。100円ショップなどでも確か売っていたように思います。  あとは、ご自分でよくお考えの上で判断なさればよろしいのではないかと思います。

momochan2
質問者

お礼

二度に渡って、丁寧な回答を頂きまして、どうもありがとうございました。 六星の著者が言われている事がデタラメだと言う事がよく理解できました。 こちらの質問で色々と回答を頂かなかったら、ずっと、お墓や先祖の事で悩みを持ち続けるところでした。

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