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敬語:「主賓」を「主賓者」と表記することの是非(結婚式のプログラムでの)
親戚がこんど結婚することになったのですが、 プログラムに「主賓者ご挨拶」と書いてよいものか相談されました。 「主賓者」という言い方は、私の言語感覚からすれば明らかにおかしく、「主賓」とすべきだと思うのですが、 敬語の専門家ではないため、ほんとうにおかしいといってしまってよいものなのかどうかよくわかりません。 そこで、上の直感に対するなんらかの裏付けとなる情報がありましたら 教えていただけないでしょうか。 (本に載っていた、etc.) または、その直感は間違っている、という情報でも結構です。 よろしくお願いいたします。
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直感は正しいですね。 「者」の前には動詞相当の言葉が来て、「~する者」という意味を表すのが原則です。この際敬語云々は関係ありません。 「司会者」の「司会」は名詞にも使えますが、「会を司る」で元来は動詞相当です。「司会する者」と言えます。 「主賓」は最初から人を表す純然たる名詞で、「主賓する者」とは言えません。 「視聴者」は「視聴する者」ですからOK。 「聴衆する者」とは言えないので、「聴衆者」は不可。 こんなところで、いかがでしょうか?
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- shishishishi
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おっしゃるとおり「主賓者」はおかしいです。 裏付けですか。 1.国語辞典に載っていない。 2.Googleで検索しても、主賓は35,200件あるのに対し、主賓者はわずか47件しかない。(47人が間違えている) でも、それよりもなにもそんな日本語は無いでしょ。
お礼
ありがとうございます。 そうですね。私もそう思います。 国語辞典は新明解以外はあんまり実用にはならないので・・・ 今グーグルというので調べてみたら、16,500件と表示されました。設定が違うのでしょうか。。。
- otasuke009
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参考URLは印刷するプログラムではありませんが、「主賓」とあります。 危ないですねー。 「主賓者」はいけません。 「主催者」との連想で出てきた言葉でしょうが、間違っています。 「主」は「大切な・筆頭の」で「賓」は「お客」ということです。「主賓者」では「大切なお客の者」となって失礼です。 ちなみに「主催者」は、「会(披露宴)を開いた側の中心の者」ですから問題ありません。 では、どう書くかとなると、場合が場合だけにあまり自信がありません。以下は参考程度にご覧ください。 プログラムなら、本来「来賓祝辞」でもよいはずですが、敬意に欠けると感じる人もあると思います。 そこで「来賓(主賓)御祝辞」とするのがよいかもしれません。 (「御来賓御祝辞」はやりすぎの感があります。)
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、後ろに接続するかしないかで ある程度ことばの選択のよしあしがわかるものですね。 勉強になりました。