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買うべきか…悩んでいます。
私、家庭の事情があり四十半ばまで、父の残した借財返済を重ねてきました。婚期も逃し、今は、母と二人暮らしです。世事に疎い父の遺伝なのか、ローンの金利や諸制度に疎いのですが、最近、借財も終了し、自分の城を持ちたくなりました。(結婚はほぼあきらめています) 年収は850万程度ですが、いずれの会社も同様、ここ10年ほど賃金は伸びていません。今後もこの傾向は続くでしょう。 蓄えといたしましては、600万円ほどですが、 年老いた母と狭いハイツで顔を付き合わせていると、 気のいい自分でもさすがに最近イラツクことも多く、 小さなけんかが多くなりました。 定年まで、15年余り。やがて、65歳定年制も導入されましょうが、先行き不透明です。 会社の厚生制度では、10年固定で、2.65%程度で1800万円くらい貸してくれるようです。現在の家賃は、7.5万円で、他銀行から残りを借りれば、そこそこのマンションや小さいながらも中古一戸建ては購入できると思いますが、世の中、これからどうなるのか不透明なので、このまま、賃貸形式で少し広めの物件に移動するか、思い切って購入するか大変迷っています。本を買ってきても、やめるべし派と買うべし派のどちらにも言い分があり、判断しかねています。 不動産屋は、当然商売ですから、購入を強く勧めるのですが…。ちなみに母は無収入(年金もなし)。また、私の会社は世間的には、倒産等の恐れのない安全な会社とされているため、銀行のローン審査は余り心配しておりません。 あまり、良いことの無かった半生ですので、家くらい少し広めで、母と仲良く暮らしたいと考えています。商売気のない、客観的なご意見を頂戴いたしたいと存じます。なお、人生相談ではございませんので、結婚すればとか、私事にわたることは、失礼ながら結構とさせて頂きたく存じます。
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FPもどきです。まずいくつか問題をはっきりさせましょう。 どちらで購入を検討されているのか?東京か郊外? リストラされる可能性はあるか? 60~65歳までの生活資金は大丈夫か? ご自身とお母様が万が一のときの医療費はあるか? といったことを年頭に入れる必要があるでしょう。 1800万円借り入れたとして、ローンシュミュレーションにかけてみましょう。 http://www.netlaputa.ne.jp/~HIRO3156/simulat.htm 15年借りて12万あまりの月々返済になります。 現在の年収が850万ですから、毎月の返済額の目安は20%の14万までということになります。なので1800万で年収850万ならクリアできると言えるでしょう。 ただ、このご時世リストラがあります。50歳過ぎた後の給与減は必至とも言えます。そうなったときに12万円の支払いに耐えられるかどうかです。 私の提言としては・・・ ・ローン額1800万以下なら購入してもよい。 ・貯金はすべてを頭金にせず、医療費や緊急時のときのために蓄えておくべし。 ・最悪リストラ時家を売りに出すことも考え、売れやすい立地の家を購入すべし。売れにくい家だと金利が払えないと蟻地獄に陥る。 ・家族構成にあわせた家を買うべし。広さは必要なく、その分、ムダな借金はしない。足腰が衰える可能性があることから、利便性のよい家を探すべし。 ・また、返済のほかに毎月の貯蓄は必須です。60歳~65歳までの生活資金1000万を目標に倹約生活は逃れられません。 家を購入する時期が少しおそめでもあるので、石橋を叩いたこのようなプランでもよいでしょう。 住宅を購入するときには家の費用のほかにローンの手数料や登記料が発生しますから、広告だけの金額を鵜呑みにせずたくさん電卓をはじいて購入するとよいでしょう。 http://allabout.co.jp/house/housingloan/closeup/CU20041031A/
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以前は戸建てに40年居ました、結局基礎が基礎としての機能をしていないから、地震の倒壊を検査するチャンスで専門家が見たときに、土地から土地改良(軟弱地盤で杭を何十本打たないと地震には勝てないと言われました)この工事で何百万円を掛け、それから家を建てるのです。 中古住宅では、過去の土地の状態を熟知して買うか買わないかを決めないと、買って直ぐに床がふかふかだったとか(欠陥住宅ではどうにもなりません)洪水で床下浸水で畳みから床下で異臭物の撤去を親がしんどい思いでしていたのを見ているので(過去の伊勢湾台風経験者)自然災害も対処するのも自分です。 中古マンションも、上階の騒音問題やら古くなる建て直しをすると、管理費修繕費を追納する結果になったとか、その上固定資産税は毎年来るし、火災保険等々払い かつ、メンテナンスの問題を全て覚悟で住まないと、いざとなると、数百万円のお金が飛んでいきます。 それプラス、購入時のローンを抱えて生活はどうですか。 格好いいとか、スタイタスとか宣伝文句に踊らされて購入する物なら、とんでもない結果になります。 買うか、買わないかは自己決定ですが、住んだ後の諸々をじっくり計算して、お母さんの介護(将来来る)をどう乗り切るのか、家をバリヤフリー対応して上げないとお母さん自身が段差でつまずき寝付く事も介護では実際有るケースです。 家を買うなら、お母さんが住みよい環境づくりをして上げるのが一つあると思います。 よく、劇的ビフォーアフターでバリヤフリーのリフォームを見ていると、高齢者の方が普通に生活できる環境作りを匠が言って居ますが、そこの所もポイントと思います。
お礼
ご親切な回答ありがとうございます。 中古にしろ購入し、かつバリアフリーにする資金的余裕など今の私にはありません。この問題は、あらゆる角度から再考いたしたいと存じます。誠にありがとうございました。
将来戸建てを購入後にローンを抱え生活をする中で、家は確実に老朽化してきます。 まず、10年単位で外壁の塗装とか水回りが傷んでくるその時の改修で膨大なお金の工面を迫られて来ます。 これが全て自己責任でしなくてはならず、家の維持管理で働くとも言えない位のお金が掛かって経験をしてきました。 20年から30年で大規模なリフォーム(時には建て直しの有り)と大きなスパンでお金が掛かります。 こんな事申して申し訳ありませんが、親さんの介護がもう早いと10年から来ます。我が母も闘病中に雨漏りで屋根瓦工事と重なり、耐えられないと愚痴りましたが、 親の介護と家との関わりを持つと私は賃貸で、少し広い間取りで生活した方が気は凄く楽と思います。 持ち家は自己満足では良いのですが、確実に来る家の老朽化とつき合う事が出来るかです。 神経とお金を掛けてまで持つ事がこの先良いかは、私の経験から良いとは言えません。 賃貸で、貴方任せで壊れたと良い直すして貰う気楽さは又違うかとも思います。 貴方が一人身なら、こんなコメントは出ませんがお母さんが居るので、将来の介護事情を思うと書いてしまいましたが。
補足
ありがとうございます。先ほどから回答いただいた皆様の文面を見て、随分悩みました。結局、持ち家がよいか、賃貸がよいかのは、判断はどこまでいっても、分かれることと悟りました。それより、自分の性格や置かれている状況、覚悟すべきリスク、犠牲にすべきことと得れることを冷静に見極めることが肝要なのですね。介護の問題は当然考えていましたが、心のどこかでうっちゃってきた問題です。さて、さらに、ご見識がおありなら、ご教示頂きたいのですが、中古で完全リフォーム済みのマンションでもやはり修繕・維持管理の負担は大きいのでしょうか?
小生も賃貸生活者で、いつかは購入しようと思っている者です。みなさんとは別の視点から。 購入される前に、次の本をお読みになることをお勧めします。ここに書かれたリスクを認識して、予め対処方法を考えておけば、いざとなっても慌てずに済むと思います。 「倒壊―大震災で住宅ローンはどうなったか ちくま文庫 島本 慈子 (著)」
お礼
ありがとうございます。実は、10年前に私も阪神大震災に逢い、幸い家財がグチャグチャになったくらいでしたが、大変な思いをした者です。すぐに、無理して現場を見に参りましたが、あれはこの世の地獄でした。瀟洒な家があっという間に、するめみたいにペッチャンコ。見晴るかす倒壊した家と瓦礫。楽天の社長ではありませんが、人生一回限りの感を強くいたしました。さて、ご教示頂いた本は想像するに、ローン残債に苦しまれている方や二重ローンに陥った方の苦境 等を書かれているものと拝察いたします。 喉元過ぎれば、何とやら。一度、入手して当時の傷がいかに未だ深いものかを再認識し、判断材料にいたしたいと存じます。まことにありがとうこざいました。
- Monkey-Money
- ベストアンサー率49% (40/81)
購入する物件によると思います。 例えば購入するにしても、田舎の物件は安くてもやめておいた方が良いと思います。店が少なく買い物が不便で 、自動車などを頻繁に利用することになりかねないからです。 もちろん、首都圏近郊の比較的便利な土地や住み慣れた地元の土地であれば購入されるべきだと思います。 ただし、気を付けて欲しいことは将来にゆとりをもったプランを立てて欲しいと言うことです。家を買っても、残ったお金が少なくて…。という状況になったら悲しいですものね。自分が趣味や娯楽を楽しむ分も残した分を考慮しておいた方が良いと思います。 「オリックス」 http://www.orix.co.jp/grp/ps_mny/ins/ins01.htm 「新生銀行」 http://www.shinseibank.com/f_support/pension/pension_02.html このような資料を見るとおそらく資金的な面もクリアはしていると思います。1年間の貯蓄額(収入-支出)が分からないので絶対とは言えませんが…。 ちなみに、こういうことの専門家がいらっしゃるのをご存じでしょうか?参考としてリンクを張らせて貰います。大きい買い物ですし、よければ相談されたらどうでしょうか?さすがに、僕には年金の金額や退職金、貯金などを総合的に考慮する能力はありませんので。 「All About」 http://allabout.co.jp/finance/moneyplan/closeup/CU2000121701/index.htm
お礼
ありがとうございました。一度、じっくり専門家のFPに相談いたします。最近の風潮で、退職金はあてにするな。ボーナスはあてにするな。との指摘もありますが、退職金のうち、一部位はあてにしなければ、私のような者はとても買えそうな気はいたしません。 只、他の回答者の方のおっしゃる様に、現実は厳しいので、一定悪いシナリオも想定するようにいたします。ご親切にありがとうございました。
- muron
- ベストアンサー率25% (14/56)
40にリーチをかけている男性です。 私は一戸建てを買いました。というか現在建築中です。 住宅情報などの雑誌では頻繁に『賃貸VS購入どっちが得か?』みたいな記事を目にします。でも結論は出ませんよね。エコノミクス的にはどちらもあまり変わらないという自分なりの解釈をしていました。 ではなぜ私が家を買ったのかですが、 (1)物件価格に値ごろ感がでてきた。 (2)史上空前の低金利時代で購入に追い風。 (3)そもそも『家』にこだわりがあった。 以上の3つが理由です。 私は比較的貧しい家庭に育ちました。幼少の頃から人を家に呼びたくはありませんでした。家に対するある種のコンプレックスみたいなものを感じながら育ったのだと思います。社会に出て自立していつかは家を持ちたいという夢がありました。決して瀟洒な家ではなく、小さくても愛らしい家のイメージです。 この度そんな家を作ってます。ほぼ想定通り・・・。 作っている過程もとても楽しいですし、住んでからの生活イメージなんかもしたりしてます。まだ住んでいませんが買ってよかったと思います。後悔はしないと思ってます。 家を買うデメリットは、 (1)多額のローンに縛られること (2)気軽に引っ越せないこと (3)生活レベルの変化(年収減・病気等)に対応しづらいこと こんな感じでしょうか? でも私の場合、リスク<家を持つ満足感(幸福感)です。 もし気に入った場所に気に入った物件があれば購入をお勧めします。もちろん幸福感が上がるのであれば。 是非お母様と仲良く暮らしてください。
お礼
私も同様です。貧乏だった私も友人を自宅に呼びづらかった経験を思い出しました。未だに幼少時の夢と現実の厳しさで揺らいでおります。酒も止め、車はもたず、もちろん妻帯もできずに、父の借財を返済してきた苦しさから、二度と失敗しまいと慎重に対応してまいりたいと思いました。ありがとうございました。
- bunbun04
- ベストアンサー率13% (77/585)
#1さんの回答で一つ思い出しました。 高齢者で尚且つ保証人のなり手がいない人には家は貸せないという現実があります。今住んでいる賃貸でも何かしら退去する事になったとしたら新たに賃貸契約が結べる保障はありません。 貴方の場合は十二分に支払いに耐えうる収入があるみたいなので購入の方向がいいと思います。ただこれから母親もいることだし高齢者が住みやすいという視点から選択した方がいいと思います。
お礼
ありがとうございました。高齢者に貸してくれないことは十分母の件で認識いたしました。が故に、今も同居しているのですが、今度は私自身もそういう問題に突き当たる歳になったことを認識いたしました。賃貸の選択は低リスクですが、将来的には、私も貸してくれないというリスクは余り考えていませんでした。 この要素も判断材料に入れ、FPに相談いたします。
- Samurai-Jack
- ベストアンサー率18% (130/697)
買える財力があれば買ってしまった方がいいのではないでしょうか?(もし、買ってしまって、その土地に縛られたくない、などの気持ちがあれば別ですが) 賃貸だと後に何も残らないですが、マンションや一戸建の場合は、価値は下がるにせよある程度の財産として残ります。その財産は、質問者さんがかなり年を取ってからのイザという時に役に立つかもしれません。 というのも定年後、万が一突発的な事故などによって医療費がとてつもなく掛かってしまうとか、高額の請求があるなどの事態が発生した際に、貯金を使い果たしてしまうと、家賃を払っていけなくなることも考えられます。 ですが、家があればとりあえずはそれを売り払ってしのぐこともできると思います。 また、年金暮らしになってからも、家主の都合で家を追い出されるような事態になった場合、安い物件が見つかるとも限りません。年金で支払うことができないような家賃の場合、路頭に迷うことになります。 身内で面倒を見てくれそうな人がいる場合は別ですが、そうでない場合は無理をしない範囲で家を購入した方がいいのではないかと思います。
お礼
借金はできるのですが、余裕を持って買える財力があるとは、思いません。只、今まで、母のためにと思っていましたが、それは間違いで、自分の将来のためでもあるのですね。土地神話崩壊で日本経済がおかしくなったこともありますが、転売がきく、利便性の高い物件はなお、高く、購入に踏み切るときは、リスクヘッジしうるこうした物件には手がでそうもありません。自分の置かれた立場を他の回答者の意見も通じて、再認識いたしました。ご指摘の要素も考慮に入れます。大変ありがとうございました。
お礼
非常に参考になりました。現実はやはり厳しいですね。ちなみに私は東京ではなく大阪近郊に住んでいます。東京ほどではないにしろ、都心はなお高いです。 リストラはまず無いと言えるでしょう。ただ、母は元気ですが、何時なんどき高額医療にかかる必要に迫られるか解りません。(私もです)一度FPに相談してみますが、ローン返済すれば貯蓄に回す資金はないでしょう。この低金利がいつまでも続くとも思いませんし。この手の問題は、やはり仰るように慎重が故に慎重を期すべきと再認識いたしました。父のように失敗しない様に。本当にありがとうございました。