15年戦争

質問

日本はフランスやドイツのように人民戦争やレジスタンス運動が起こらなかったんですか?意見を参考にさせてください。

回答No.4

lovein

15年戦争が起こる前に、日本は次々と欧米列強の殖民地となってしまっている。
アジアの惨状を憂い、アジアの人々が協力して
アジア人の為のアジアを作ろうという運動がありました。
ですが、日本の事を自分の国より劣っていると見ている
中国や朝鮮等は、日本の声に耳を貸しませんでした。

周りの国の誰にも信じてもらえない日本は、仕方なく「脱亜入欧」という精神に走ります。
アジアの正義が通らないというのであれば、欧米と同じやり方でアジアの正義を貫くしかありませんでした。

日露戦争で有色人種が白人に勝った事で、虐げられてきた、有色人種に希望を与えました。
しかし白人は面白くありませんでした。
アメリカは自国の艦隊を大挙して日本近海に向かわせるという対日威嚇行動に出ました。「白船事件」です。

この後、日本が何かをする度に、アメリカが文句を言ってくる状態がずっと続く事になります。

そして第一次世界大戦の戦勝国となった日本は、
世界秩序回復の為の15番目の提案を行います。
「国際連盟の盟約として人種平等の原則」を提案します。
ですが、日本以外は全て、白人、相手にもしてもらえませんでした。

日本は、ずっと、ずっと一緒に戦ってくれる友人を探していました。
ですが結果は空しいものでした。
現在でも、それ程状況は変わった様に思えないのは、私だけでしょうか

お礼

ありがとうございました。もっと調べてみたいと思います。

回答No.3

noname#11411

「15年戦争」のときは、日本が侵略側です。レジスタンスは侵略・占領されている側がするものです。ですから、論理上、日本ではレジスタンスはありえません。

「人民戦争」というのは、よくわからなかったのですが、それは共産主義者のいう、「人民よ武器を取れ。人民戦争を戦い、資本主義者を倒して共産主義革命を起こそう」というときの人民戦争ですか。それとも、毛沢東の人民戦争論（総力戦の共産主義バージョンみたいなの）でしょうか。

後者は論外として、前者とするならば、最大の原因は共産党が完全につぶされていたからです。敗戦間際の状態があと5年も続いたら、国中暴動の嵐になっていたかもしれませんが。

お礼

共産主義者のいうほうです。意見ありがとうございました。

回答No.2

SCNK

日本は、そんな名前の戦争はやってません。したがって何時の時代の事かわかりませんが、朝鮮半島での義兵運動や、その後を継いだ朝鮮東北連軍（いわゆる抗日パルチザン、元東北人民軍、現北朝鮮軍）によるテロ活動などがありました。台湾でも高砂族による霧社事件などがあります。

回答No.1

cse_ri2

起こりませんでした。

理由は幾つかありますが、フランスにせよロシアにせよ、
人民が蜂起する前に、体制側の専制的な抑圧政治があるのですが、
日本にはそういう政治がなかったんですね。

日本では明治維新がもっとも革命的な歴史的事件であったか
と思いますが、明治維新は人民戦争とかレジスタンスとは
とても呼べないので除外します。

その後、明治新政府の専制政治に反発した武士たちが各地で
反乱をおこしますが、すべて鎮圧されました。
そして最大の反乱である西南戦争が、蜂起側の敗北で終わった時、
反政府側の人物たちは、武力で政府を倒すことが不可能で
あると悟り、以後は言論闘争・政治闘争に切り替えます。
これが明治の自由民権主義運動です。

一方の明治政府側も馬鹿ではなく、欧米から認められるため、
また国内の反政府世論にも配慮するために、帝国議会を開設し、
民主主義政治の形が整ったため、人民革命の道はほぼ閉ざされる
結果となりました。
議会で多数派となれば政権を握れるのに、わざわざ血を流して
戦うことは、バカバカしいですから、当然の結果とも言えます。

｜早くから議会制民主主義政治が確立したイギリスで、人民
｜蜂起が起こらなかったことと、類似していると思います。

その後も共産主義の影響から、日本でも共産主義革命を夢見る
人が現れますが、数としては少数派で、第二次世界大戦が
終わるまで非合法な立場でした。

お礼

私はてっきり日本が天皇制だからだと思っていました。意見参考になりました。