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ガン細胞の無限増殖について。

ガンを原因として死んだ個体があるとします(ヒトやマウスなど)。個体としては死んでしまった訳ですが、ガン細胞は無限分裂寿命細胞であるといいますから、この個体(死体)に外部から栄養を供給し、室温等も増殖するに適当な条件を続けている限りは、ガン細胞は増殖し続け、転移を繰り返して、いずれはもとの個体ほどにも大きく(またはそれ以上に大きく)なったガン細胞塊となる。そんなことはあるのでしょうか? 心臓が止まって血液やリンパ液の流れが無くなり転移が起きず、また栄養が行き渡らず、これとは違った結果になりますか?途中で免疫機能が低下して他の感染症にかかってしまい、そんなところまでは至らないのでしょうか?ならば、それらを回避することはできますか? 個体の大きさ、個体種、ガンになった部位、ガンの種類などによっても結果は違うのかもしれません。想像するだけでも恐ろしい奇妙な質問ですが、医学・生物学に詳しい方に意見をいただけるようよろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • fujishiro
  • ベストアンサー率28% (162/574)
回答No.4

個体が死んだ場合、まぁ栄養が足らないというのは決定的としても、酸素が足らなくなるので個体そのままでの増殖は無理ですね。比較的、低酸素に強いがん細胞というものも存在はしますが、それも0%では無理な話。 転移は体液の流れがない以上は無理ですし。 …細胞自身もむっちゃ遅いスピードで動きはしますが…。 個体の生命維持を無理矢理やるとしたら、それはまぁ可能かもしれませんが…。 免疫などは無菌状態を保つとしても、例えば心臓が全部がん細胞になったとして、それは心臓としての機能を果たさないとして、外部から無理矢理、循環させるとして…。その以降の仮定・過程は無意味ですよね?そんなものはぶっちゃけ、たんなる大型培養装置だし。 また、例えば太ももなんかが全部がん細胞化したらそれより先の末端などはがん細胞に置き換わる前に細胞が死滅してしまうのでは?とも思います。 培養するとしても、細胞の塊の中心に栄養・酸素を供給するのは非常に難しいですからね、なかなかそれもありえないですしね。

ichthyostaga
質問者

お礼

回答ありがとうございます。とても分かりやすくて納得できました! 皆様のおかげでだいぶ理解できたつもりですが、他にも面白い回答をいただけるかもしれませんし、もう少ししてから締め切ろうと思います。 重ねて御礼を申し上げます。ありがとうございます!

その他の回答 (5)

noname#9014
noname#9014
回答No.6

脳死状態で、体の機能が維持できている状態を維持すればありうると思います。 ですが、体が死んだら、がん細胞も生きて行けません。 固体からがん細胞を取り出して人工的に培養すれば、がん細胞を増やしつづける事はできると思いますが、死んだ体の中でその環境を維持する事は出来ないと思います。

ichthyostaga
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.5

こんにちは。ふと思い出したのでまた来ました。m(__)m 亡くなった人じゃないですが、胎児が消失して癌細胞の固まりになっちゃうという種類の癌があります。 胞状奇胎というのですが、これは胎児に発生する癌です。 胎児はどんどん破壊されて胎盤共々ヒキガエルの卵みたいな物になって子宮を満タンにしてしまいます。 まあ、形状としてはこれが一番ご要望?に近いかもしれません。

ichthyostaga
質問者

お礼

ひえ~っ!確かに私の希望(笑)通りの現象ですね!考えただけでもゾッとします。流産の一種ということでしょうか。 再びの回答に非常に感謝しております!ありがとうございます!

回答No.3

直接の解答になりませんが参考になればと思います。あらゆる生物は環境がないと生存できません。細胞を生物としてみても話は同じです。正常な細胞は自分が属している体を環境にしていますが、体が回復できないようなことはしません。必要もないのに増殖しないというのも体に過剰な負担をかけないようにするためです。がん細胞はこのような調節機能を失っているので体の都合とは無関係に増殖します。どこまで増殖するかはがん細胞の環境である体が増殖したがん細胞を支えられなくなるのはいつかということです。いずれにしてもあなたの心配してるような規模のがん細胞の増殖は体が働かなくなれば不可能な事だという事になると思います。

ichthyostaga
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.2

こんにちは。理論的にありえます。 体内ではないですが、培養されて各種研究に使われているヒーラ細胞やエールリッヒ腹水癌などは、まさにそういう状態です。 持ち主のご当人はとっくの昔に亡くなっています。 血液循環や酸素、栄養供給、体温等を維持すれば当然体内環境は維持されるわけで、いわゆる脳死状態でしょうね。 この状態では各臓器は生きておりますので、個人としての人格は死亡してますが、体自体は生命を保っていると言えます。 ただ、この方法で脳死、体は生存の状態を維持しても限界があるので、永遠にというのは無理でしょう。 体内にあるのは、体の組織だけではなく、皮膚、消化管内、呼吸器、粘膜などに各種の細菌やウィルスも沢山存在します。 これらがそのうち増え出しますので、結局体は腐ってしまいます。 脳死で年単位で経過する事例もあるので、数年、条件が良ければ十年程度は可能であろうと思われます。 ただ、癌という病気、大変不思議な病気で常に増え続けているわけではなく、休止状態みたいなのが長く続く事があるのが知られています。 なので、いつになったら100%癌の固まりになるのか、というのは判りません。

ichthyostaga
質問者

お礼

かなり本気でやれば数年ならば可能ということですね。まぁ他の方も書いてらっしゃるように、そこまでやることでもないし・・・(笑)。回答ありがとうございました。

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.1

血液の循環も酸素の供給も免疫機能も停止していますから、死体を保存しておいてその中でガン細胞を培養するのは無理でしょう。 ガン細胞だけを取り出して、個体が死んだ後もずっと培養し続けることなら、生物学実験としては普通に行われています。有名なのはHeLa(ヒーラ)細胞で、1951年に子宮ガンの患者から取り出された細胞ですが、現在も生きていて世界中で標準的な実験材料になっています。

ichthyostaga
質問者

お礼

いくらガン細胞でも、そんなにうまくはいきませんか(笑)。回答ありがとうございました。

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