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津波の海で航海中の船はどうなるのか
今回のタイやインドネシアでの津波の映像をTVで見て、その破壊力の大きさに改めて自然の力のすさまじさに驚き、また被害にあわれた方々には本当にお気の毒に思います。 その映像を見ていて疑問に思ったのですが、あれほどの大波がかなり広い範囲に及んでいるということは、当然航海中の船にも影響があると思うのですが、洋上ではどのようになるのでしょうか?かなり大きな船でも転覆してしまうのではないかと思うのですが。ご存知の方がいらっしゃれば教えてもらえませんか?
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- syounan2
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素人ですが、津波は海底が浅くなるほど破壊力が増すのだと思います。深い水深を航行中は、大きなウネリだと思います。 陸に近付き、水深が浅くなるほど、大きなウネリからせり上がり津波と云う名の通り、画面でなんども放映されている、波頭が砕ける、津波状態になるようです。 今回の震災時、果敢に船に飛び乗り、エンジン全開で港の外に逃げ出した漁船の画像が放映されてます。 津波に対して垂直に乗り越えるのが良いようです。乗り越えたらフルパワーを絞り、スクリューが空中にでたら空転してエンジンが破損しないようにし、次の津波の来襲に備え、フルパワーで乗り越え・・・・ の繰り返しで、沖へ沖へ逃げられれば、穏やかに海面に到達できます。
- Ja97KG
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北海道南西沖地震(1993年7月)のとき 奥尻島の港にいたカーフェリーがあの津波の中脱出に成功しています。 偶然船長が日本海中部地震の時秋田港でイカ釣り漁船に乗っていたときに津波に遭遇した経験があったため 地震に気がついた直後 総員緊急配備 エンジン全開 緊急出港 を指示し舫い綱を斧でたたき切りなんとか防波堤を超えたところで 津波の第一波に遭遇大波の中必死に操船して何とか沖合に脱出 船舶電話にて1管本部に 奥尻島全域に大津波襲来緊急の支援必要と打電 それが奥尻島被災の第一報でした
- mardeceto
- ベストアンサー率28% (27/95)
1994年、奥尻島で大津波が発生した時、私の父は小樽から 舞鶴に向かう船に乗っていました。 母はニュースを見て、兄の家や私の家に『どうしたらええ の!』と電話して来ましたが『どないも、こないもワシら では何とも出来ん。運を天に任せるだけや』といさめて いました。その後のニュースによると日本海の各都市に、 津波による潮位上昇が観測され、舞鶴や敦賀にも船が着く はるか前に到達していました。ということは日本海航行中 の父が乗る船を追い越して行った訳です。その後帰宅した 父に話をきくと『ちょっと揺れたな』と云う程度で済んだ ようです。
- nananahahaha
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津波というのは、単に地震が大きい=波高が高いと取られがちですが、実は複雑なメカニズムを持っています。 例え震央からの水平距離が同じ地点だったとしても、そこが岬か或いは湾の奥かというだけで雲泥の波高の差が出ます。つまり岬の突端より湾の方が波のパワーが褶曲されるためです。数十年前に地球の裏側のチリで発生した津波が日本に多大な被害をもたらしたのも、リアス式海岸の三陸に集中したせいです。 。。。と前置きが長くなりましたが、 津波は、地形は勿論水深にも密接な関わりを持っていて、水深が浅い程波高が高く、スピードも落ちる性質を持っています。つまり、海岸特に遠浅の海岸をほどもくもくと近づくにつれ爆発的に波高が高くなります。 意外と知られていないのが、海岸より沖合いの方が津波に関しては安全な場合もあり得るという事です。 台風接近時は、海岸にしっかり船を固定しますが、一方津波が発生したとき海岸付近で操業している船が敢えて、沖合いにでたという話を聞いた事がありませんか? 津波の到達時刻によりその判断は紙一重でしょうが、沖合いは案外被害を被らないというのが一般的です。 確か水深と津波の波高とスピードは関係方程式も存在した気がします。
- suiton
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同じ質問がさきほどありましたので参照してください。
- Masamichi52
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日本で発生して、最悪の被害をもたらした「明治三陸大津波」を参考にします・・・。 地震・津波が発生した時期が6月で、岩手県の漁師が沖(村の灯りがみえるような距離のようでした)で鰹漁をしてそろそろ帰ろうか・・・と思った頃、すでに津波で村は壊滅状態でした。でも、そんなことは知らずに子供と一緒に艪をこいで浜へ向かったそうですが、一向にたどり着かないし、なんか沖に戻されている気がしていたらしいです。 そのうち、浜から漂流物(家の戸板が壊れたものとか、柱が折れてしまったものとか)が流れてきました。助けを求めて叫んでいる人もいて、船に救い上げて(助けた人から)「津波」が来た、と知らされたそうです。 船の上では地震も感じなければ、津波もわからないようです。 ちなみに「明治三陸大津波」はM8クラスの地震だった割に地震の被害はなく、津波が甚大な被害をもたらしました。 プレートがゆっくり沈むヌルヌル地震というもので、陸(震源地に近い場所)では震度2か1の揺れだったそうです。揺れを感じない人が多かったのが災いしたようです(旧暦の端午の節句を祝っている真っ最中に津波がやってきました)。 沿岸部で地震を感じたら、揺れが少なくても「警戒」しなければなりません。 話がずれてしまいました。申し訳ありません。 他の方の回答と重複してしまいました。 漁業都市では「津波注意報」が発令されると、漁船は港から沖に避難をはじめます。(解除されると戻ってきます)たとえ、cm単位の津波でも港に入れば、高さが増すうえ、船同士ぶつかってしまいます。 日本海中部沖地震(1983年5月)の時、乗船中に津波に遭った人がいたようです。その人は港へ向かって逃げるのではなく、船を波に向けて乗り越え、間一髪だったそうです。 地震や津波被害にあっている国に早く津波監視システムができればいいのに・・・、と願っています。
- kobe-kun
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> 破壊力の大きさに改めて自然の力のすさまじさに驚き、 本来、地震のエネルギーによって起こるものですから、現代の科学でも、発生は避けようが無いですね。 > 被害にあわれた方々には本当にお気の毒に思います。 【 世界的な津波連絡網 】のようなものが完成していれば、多くの人も亡くならずに済んだことでしょう。 > 大波がかなり広い範囲に及んでいるということは、当然航海中の船にも影響があると思うのですが、 < ほとんど関係しない >と言うのが、その答えのようですね。 確かに、波のエネルギーは巨大なのですが、その「 波長 」が一般の波に比べても極端に長いために、 「船舶」に取ってみれば、単に少し上下運動をする程度の影響しかない見たいです。 ----------------------- 「 津波について 」 http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/chosa/sonae/tunami01.htm 3津波の伝播の特徴 (3)津波の波長 ・津波の波長は約10kmと、非常に長い。 (このため沖合では、津波はほとんど感じられない。) 「 津波の波長 」 http://www.google.co.jp/search?num=50&hl=ja&c2coff=1&q=%E6%B4%A5%E6%B3%A2%E3%81%AE%E6%B3%A2%E9%95%B7&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=lang_ja ----------------------- > かなり大きな船でも転覆してしまうのではないかと思うのですが。 ここからは少し余談になりますが、 「津波や台風」の場合は、港内の船舶は港の外に出るのが、常識になっているようですね。 また、津波では有りませんが、大きな船も「真っ二つ」にするような【 巨大波 】は存在するそうです。 ----------------------- 「 海洋伝説 - 高さ30m、超巨大波の存在を人工衛星が確認 」 http://x51.org/x/04/07/2657.php これまで長い間漁師達のホラ話だと信じられて来た "10階立てのビル程もある" 超巨大波が、 海洋上において非常に一般的な現象であることが欧州宇宙機関(ESA)の調べで明らかになったとのこと。 ----------------------- このような「超巨大波」は、津波とはその波形が全く違い、「波長」が、波高に比べ比較的短いですから、 船体を折り曲げるような巨大な力が、船体に直接、掛かってしまうわけです。
- chaff
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聞いたところによると、岸から離れた洋上の船に乗っている人には津波というのはほとんど感じられないのだそうです。 なんでも津波とは、と~~~~~~っても波長(波頭から次の波頭までの長さ)の長い波(数Kmとか)なのだそうで、あまりにも波長が長いため、いくら波の高さが高くても岸から離れた洋上の波の上に浮かんでいる分には波を波として感じられないのだそうです。波頭から波間まで移る時間が何分もかかったりするのだそうです。 加えて#1のお話にもあるように、波の高さもそれほどでもないのであれば、まあ被害も出ないのだろうと思います。
- TGM
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津波対処にも書かれていますが 津波の危険性があるときは、船は港より逆に外洋に出ます。 津波が高さが出るのは、幅広い波が、地形によって狭い範囲に押しやられる そして、浅い陸により押し上げられることにより、高さが出ます。 (お風呂などで狭い部分に向けて水を押して見ましょう) 大きな津波でも陸から遠い部分ではそれほどの高さが出ることはありません。 (隕石衝突とかは別ですが・・・ といったことで、そういう情報が出たときは、陸に近づかないように航行するのではないでしょうか?