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語句否定のnotが良く分かりません。

Shimo-pyの回答

  • Shimo-py
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回答No.1

うーん、江川泰一郎氏の解説以上でも以下でもないので、例文に多くあたって、この感覚を知るしかありません。 ◆not は、それより前の語句を否定することはない、というルールしか最終的にはないので、(極端な言い方をすれば)not より後ろにあれば、その射程距離に入る可能性が出てきます。 ◆たとえば、 She has not been in Osaka for two months. を考えてみましょう。 1)not が文末まで全てを射程に含める場合、 「彼女が大阪に来てから、2ヵ月も経過していない」 という意味になります。 2)もしもこの英文が for の前で切れるとして、not の射程が Osaka までだとすれば、 「彼女はここ2ヶ月間、大阪にいない」 という意味になる。 ◆要は、not の射程距離を、近いところで留めるか、文末まで広く含むかの問題になります。言うまでもなく、英文は「動詞」を核にして構成されます。つまり「動詞」は文全体の責任を担っているのです。ですから、not を動詞の前に置くということは、「動詞に対する語否定」の場合と「英文の文末まで含んだ否定」の場合の両方の可能性が出てくるのです。 ◆江川氏の著書にあるとおり、一番この感覚を掴むのによいのが、not + because の例なのです。 She did not come home because it was raining. を二通りに訳してみてください。(答えは一番下) この英文の場合、どちらの訳も可能性としてあり得ます。そしてどちらが正しいかは、文脈によって決定されます。 ◆最終的に意味を決定するのは、「文法」でなく「文脈・常識・言外の前提」ということはよくあることです。Time flies like an arrow. 「光陰矢のごとし」は、文法的には(正解を含めて)5通りに考えられるそうですよ(→もちろん time を命令形と考えたり、flies を「ハエの複数形」と解釈したりするわけですが……)。でも、正解は1つで、その正解を導き出すのは文法ではなく、常識ですよね。 ◆したがって最終的には、「文法の柔軟体操」をしっかりやること、「文脈を見抜く力」をもつこと、この2点が大事です。  今、TKKTさんが格闘しておられるこの問題を乗り越えると、新しい境地が見えてきますよ。がんばってください。 (答) 1 彼女は雨が降っていたので帰ってこなかった。 2 彼女が帰って来たのは、雨が降っていたからではなかった。[→理由が他にあった] (※帰宅したかどうかが全く逆になる点に注目!)

TKKT
質問者

補足

Shimp-pyさん、有り難う御座います。 A.<She has not been in Osaka for two months. <を考えてみましょう。 なるほど、確かに意味が違ってきますね。前後に文章がなければ意味を掴めません。長文且つ難しい構文を(私にとって)頭に描いていましたが、このような単文でさえ難しいですね。 B.<She did not come home because it was raining. これも(A)と同じですね。混乱して頭の内にモヤがかかったようです。Bの文だけ見せられたら、(1)、(2)のどちらに解釈する人が多いでしょう。 Shimp-pyさんはどちらを取るかお聞かせ下さい? 私は通常下記のように読みます。 She did not come home, because it was raining. 英文の読み物を読んでいないのが、私の最大の欠点と気付いてはいるのですが、なかんか取りかかれません。「教えて」に投稿された「和訳願います」の類を読むか、気が向けばThe Japan TimesのHPのニュースを読んでいる程度ですので上達しませんね。取り敢えずは、江川氏の参考書を読み通してから対策を考えます。ところで、初歩の私が読み始めるのに、どの様な本が良いかお勧め頂ければ幸いです。 宜しく、

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